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あなたは知ってる?コーヒーの世界

学生広報隊では、「知りたい」「やってみたい」を原点に学生目線で大阪経済大学をPRする活動を行っています。その一環として大学広報誌『SOUHATSU』の広報隊ページの企画と編集を担当しています。

今回の企画では、珈琲に関する様々な活動を行っている珈琲倶楽部について創設者である経済学部4年生の小幡優大さんにインタビューを行いました。

創設者の小幡優大さん

この記事では、SOUHATSU58号に載せきれなかった珈琲倶楽部の詳細と 2022年10月29日・30日にコトノハコ神戸で開催されたコーヒーのイベント「VOLCAFE COFFEE EXPO 2022」(主催:ボルカフェ株式会社) の出店にフォーカスを当てご紹介いたします!

珈琲倶楽部概要
活動人数:66人(2023年9月1日時点)
活動日時:第2土曜と第4日曜
     (不定期で火曜・水曜の3限・4限)
活動内容:ドリップ珈琲の体験、珈琲の飲み比べ、イベント出店、コーヒーの勉強会@喫茶あおい
過去出店イベント:フードフェス@泉大津、宇治植物園珈琲フェス@宇治市植物公園、ジャズカフェバー@喫茶あおい、 VOLCAFE COFFEE EXPO 2022@コトノハコ神戸

Q. 普段はどのような活動をしていますか?

大学では経済学部の坂本ひとみ先生の研究室をお借りして、ドリップの練習や飲み比べ、座談会等ゆったりした活動を主に行っています。またレンタルルームを借りて珈琲の入れ比べと飲み比べ、ドリップやラテアートなどの体験会を行うこともあります。

Q. 珈琲倶楽部をつくったきっかけは何ですか?
 
大学入学と同時にコロナウイルスの影響を受け、このまま大学生らしいことが何もできず終わるのが嫌だと思いました。そこで、大学2年生の夏に、高校からの友人と「珈琲を通じて縁を広げよう」という事を活動の軸に珈琲サークル立ち上げました。

Q. 実際に活動を通じて縁は広がりましたか?
 
はい、広がりました!『喫茶あおい』で出会った人々、実際の店舗で働くバリスタさんたち、和歌山県湯浅町の方々など多くの人たちと繋がりを持つことができました。

『喫茶あおい』はスタッフ全員が学生のお店です。関西の大学にある珈琲サークルの学生が集まっていて、定休日の夜にはコーヒーの勉強会が開かれています。ここでオーナーからコーヒーフェス出店のお誘いをいただきました。また僕がカフェに行くことが好きで、バリスタさんやスタッフさんとお話をしている中でお手伝いの話をいただき、サークルで関わらせていただきました。湯浅町の方々とは VOLCAFE COFFEE EXPO 2022に出店する際に水を提供していただいたのをきっかけにご縁がつながりました。そのため、コーヒーを通じて縁が広がった実感は強くあります。

Q. VOLCAFE COFFEE EXPO 2022 で湯浅町のお水を使うことになったきっかけは何ですか?
 
VOLCAFE COFFEE EXPO 2022 では「珈琲の飲み比べ×SDGs」が名目にあったので、僕らは「6.安全な水とトイレを世界中に」をテーマとし、水にこだわることを決めました。その際に、当時の副会長が受けていた「地域社会調査」の講義で湯浅町の水が珈琲と相性がいいという事を知り、講義を担当していた坂本ひとみ先生に話をしてくれました。すると、先生が湯浅町に連絡をしてくだり、僕らも実際に足を運びたいという話をしました。そこから、観光協会の方々が湯浅町を案内してくださり、実際に水を作っている工場を見学させていただきました。結果、合計100リットルの水を無償で提供していただき、僕らは VOLCAFE COFFEE EXPO 2022で湯浅町のPRをさせていただきました。

Q. VOLCAFE COFFEE EXPO 2022で印象的だったことはありますか?

ご縁を大事にする重要性を再認知できたことです。お客様もそうですし、関わってもらっている周りの学生も企画してくれた大人の方たちに対してもその関わり一瞬一瞬を全力で取り組むことが、後々のご縁を大事にすることになるなと実感しました。VOLCAFEまではぼんやりとしか分かってなかったんですけど、鮮明に感じて・・・ということが一番印象的でした。

Q. VOLCAFE COFFEE EXPO2022への参加前後で感じたことや変化はありますか?

これが僕らの初出店だったので、こんなにも用意しないといけないのかといった出店の大変さ、焙煎や人にモノを提供することの難しさや楽しさ、そういった多面的な面白さっていうのは身に染みて感じました。この経験がなかったら今後の出店でもだらだらダメな風になっていたと思います。

VOLCAFE COFFEE EXPO 2022に参加するに当たってVOLCAFE運営が全17団体に豆を30キロずつ仕入れて、豆についてのセミナーを開いてくれました。そこで生産者の方はこういう風にやってて、精製所はこんな風になってて、こういう思いでこんな歴史があってこの豆は作られていますという風に教えていただき、生産者を思って珈琲を提供することの大事さと面白さを珈琲倶楽部全体で感じることができたと思います。

VOLCAFE 運営スタッフの方々がいろいろ手引きしてくれたところも多く、お店の人として自分たちのこだわりをいかにお客様に届けるのか、そもそもどうやったら手に取ってもらえるか、魅力的に感じてもらえるのかを教えてくれました。学生ではなくお店の人として本気で取り組むことで珈琲への熱意もサークル全体として上がったと思いますし、VOLCAFE COFFEE EXPO 2022参加前と後では、やっぱりサークルとしてのまとまりも団結力も高まったなと思います。



【取材の感想】
■取材を通して、小幡さんの珈琲に対する熱量とそれによる行動力に驚きました。内容は本誌に掲載していますが、何よりも生産者さんを想う気持ちがとても感じられ、コーヒーに対する観念が変わりました!小幡さんの卒業後の更なる活躍に期待が高まります!(鷲山)
■自分は今まで珈琲があまり好きではなかったのですが、小幡さんの珈琲に対する熱い思いに触れて「珈琲を飲んでみたい!」と思えました。これからも小幡さん、そして珈琲倶楽部の皆さんの活動を通じて、珈琲への情熱がいろんな人に伝播していくことを願っています!(椹木)

取材・編集:鷲山、椹木



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