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家を建ててから1年間であった不具合を振り返ってみる

去年、アメリカに家を建てて(カスタムホーム)、引っ越してから丸1年が経ちました。アメリカでは新築の場合、1年間の保証があって、その期間はビルダーに不具合を伝えると無償で直してくれます。

そこで、ちょうど1年点検的なものがあったので、この1年でどんな不具合/問題があったのか振り返ってみたいと思います。

その前に大前提ですが、カスタムホームは最高の住み心地です。下記を見ると問題ばっかじゃん!と思われるかもしれないですが(そしてその通りですが笑)、それでも自分の家に住むのは日々の生活をとっても快適にしてくれます。アメリカに住んだ際にはぜひチャレンジしてみてください。
それではいってみましょう。


■水道止められる事件

引っ越した途端、水道が止まりました(泣)。

なぜかと言うと、工事中にStorm waterというものが私宛に請求され、その請求書が放置されていたせいで、引っ越した途端、止められてしまったのです。そのため、いきなりホテルに退避するはめになりました。

なぜそんなことが起こったかと言うと、工事中ももちろん水道代は発生するわけですが、ビルダーがCityにあらかじめ届け出をしているので、普通はビルダーに請求が行くわけです。それがなぜか自分宛に来てしまいました(ミス1)。そして、その請求書はMail Boxに入っていたわけですが、引き渡しまで鍵をもらっていなかったので、そのまま放置されてしまいました(ミス2)。

引っ越したのが土曜日で市役所が休みだったために、月曜日に払いに行こうと思っていたのですが、見事に月曜日の朝に水を止められてしまいました。

すぐに市役所に行って事情を説明したのですが、次の日にならないと直せないの一点張りでどうしようもないので、お金を払って($12)、翌日直してもらいました。

というわけで、教訓。家を建てている間も請求書をチェックしましょう。郵便箱はビルダーに言って開けてもらいましょう。

■大規模停電事件

これは我が家固有の問題ではないのですが、夏にいきなり大規模な停電が発生しました。そのおかげで、我が家があるエリア一帯が3日間電気が止まりました。

冷蔵庫の中のものはダメになっていくし、家は暑いし(でも奇跡的に100Fを超えるような猛暑ではなかった)、お湯は出ないし(水のシャワー。夏だからなんとか我慢したけど冷たかった)、携帯も充電できないし、これはつらかった。でもどうしようもないですよね。

■水道料金10万円越え事件

スプリンクラーが壊れて、水道代を10万円以上請求されました。えー!と思って、ビルダーにすぐに見てもらったのですが、地中にあるバルブがゆるんで、水がずっと出てる状態になっていたとのこと。

いつから、なぜそうなったかは不明で、どうしようかなーと思っていたら、市に申し立てるとお金帰ってくるよと同僚から教えてもらいました。
それで、調べてみると確かにそういう手続きがあり、用紙を一枚ぴろっと提出したら確かに返ってきました。なんの証拠も要らないという(返金額はメーターを計算して異常値があったと思われる部分を計算してくれる)。。。どんなゆるい手続きだよ!と思ったけどちゃんとお金が返ってきたので、よしとします(笑)。

■エアコン効かない事件

夏にいきなり、エアコンが効かなくなりました。理由は、HVACの冷却装置のガスが漏れていたからです。修理のおっちゃん曰く初期不良とのことですが、ほんまか(笑)?

金曜日に壊れ、月曜日に修理してくれたのですが、まるまる週末はエアコンなしでした。これも去年はあんまり暑くなかったので助かりました。

■HVACから音がする事件

いきなりビープ音が屋根裏から聞こえてきました。見てみると、換気システム(Ventilation System)がエラーを起こしているようです。なので、修理を呼んで直してもらったところ、これまた初期不良とのこと。なんか全部初期不良とか言うてるけど、これが起きたの引っ越してから11ヶ月後位やで。
理由を追求することは、アメリカにおいては不可能かつ無駄なので、もちろん何も言いませんでした(笑)。

■ドア閉まらない事件

我が家は部屋のドアが約20個あるのですが、そのうちの4つが閉まらない。正確に言うと、閉まるんだけどカチャっとはまらないので、ゆっくり空いてきてしまうという。ビルダーに言って直してもらいましたが、木なのでよくあるとか言われましたが、嘘だろうと(笑)。

■キャビネ閉まらない事件

キッチンのごみ箱を収納できる引き出し式のキャビネが閉まらない。ある程度のごみを入れると重さで、ポコッと空いてしまう状態でした。ゴミ箱を入れているのでこれは困ります。
これまた直してもらいました。

■Garage Door壊れる事件

Garage DoorはDoor Openerで開け閉めしており、左右にそのドアの車輪が通るレールがあるのですが、そこから車輪がいきなり脱線してしまいました。これも修理してもらいました。


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以上、振り返ってみると結構あります。今となってみればいい思い出ですが、当時は辛かったです(笑)。家を建てるとこんなこともあるんだと覚悟しておいてください(笑)。