アイス珈琲 650,000,000円

2024.2.12
きょうは近場で充実しよう。と、贔屓のカフェにお出かけ。

シブーストと深煎り珈琲を注文して着席する頃にはほぼ満席。昼下がり。静寂のひと時。

しばらくして、隣席におじいちゃん２人組がアイス珈琲を手に着席。仲の良い茶飲み友達の団らんかな。と、和みつつ。
同じペースでシブーストを口に運んでいると…

静寂を断ち切る、(お年寄りにありがちの)制御不能な声量で。突然始まったのが「6億5千万円で土地を買ってくれないか」というトンデモ商談。

思わず、深煎り珈琲吹き出し未遂。

ええ！こういう話って著名ホテルのラウンジとか喫茶室で行われるんじゃないの？

（お互いに耳が遠いのか？）声デカいって！
巨額取引の一部始終が店内の隅々に響いてるって！

地図や登記簿も登場し、ぐいぐい進行する巨額取引。

しかも、真横よ、真横。
真横のテーブルで億単位のマネーが動こうとしている。

もう、ほとんど味がわからない。

なるべく平静を装い…聞いてません。影響されてません。リラックスしています。といった態度で、乱れたペースを取り繕い。シブーストを食べ進め、深煎り珈琲を飲み干した頃には…

「住宅40戸は採れる」という、
広大な「xxxの土地」について、
「手付金の1億2千万円をすぐ振込む」（！）

という商談が成立し「じゃあ。」と、再び静寂が戻る店内。

わたしは先に席を立って退店したけど。
その後のおじいちゃん達よ、、
どうかご無事で。家路につけていますように…。(少し心配になる。)

連休最終日に、夢を見させてもらいました。