有の非在または無の非在。

書き下すと、「存在者(存在物)の非在または非存在者(非存在物)の非在」。

やっと日本語表現が定まりました。
井筒俊彦「意識と本質」を読んだことできわめて多くの知見を得られました。今後追って紹介したいと思います。

さっきNHK Eテレで佐藤勝彦と千住博の対談を放映しており、これも示唆だらけの良い番組でしたが、佐藤のMultiverse理論と初期のインフレーション宇宙像を紹介していました。無(真空)からドッカ~ンと発生した姿を有の誕生とするのでしょうが、「無の非在」の破壊がクニュっと起きたという理解がより適切でしょう。

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