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講義メモ~全国総合開発計画(全総)が捉える日本の社会状況の変遷~

日本の地域計画の歴史

□明治政府による近代化
 ・琵琶湖疎水、利根運河、鉄道の敷設
□大戦景気
 ・四大工業地帯
□戦後
 ・復興国土計画要綱、国土総合開発法、TVAを手本とする開発計画、国民所得倍増計画
 ・岩戸景気=工業化と都市化が予想以上に進む/大都市に人口と産業が集中/ 大都市以外との所得格差

□国土総合開発法→日本全国の開発計画を策定するよう定める法律*1
□全国総合開発計画(全総)=*1により1962の「一全総」を始めとし約10年ごとに開発計画をまとめ文書化したもの。社会課題の是正を試みる。

全総から現代への学びを見つけたい

・産業革命以降のヨーロッパに見られるようなダイナミックな社会構造の変化ではないが、全国的な規模で国土維持機能や産業の配置が考えられた。

・全総のコンセプトや内容の変遷から、1960年代からバブルを挟んで2000年までの当時の社会状況の変遷を理解することができる。かなり細やかに明文化されており、かつ現在にその結果が現れているため、計画の評価なども探せばあるはず。

・全総のリサーチ手法とまとめ方の癖を捉えたい。


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