ただの駄文➀

創作とは、知識を定着させること。創作とは、欲を満たすということ。創作とは、排泄すること。”創作とは”という問いへは十人十色の答えが存在しています。

自分にとって、文章を書くということは創作の一つで、学びや心の叫びのようなものを一旦昇華できること、それから自分が世界に対してどんなフィルターを通して関わっているのかについて客観的にも見返せることに効果的な手段の一つである気がしています。はたまた、自分が過去に書いた文章が、今の自分の選択を支えてくれているなんてこともあります。

前置きはこれくらいにして、なぜ今回筆を取っているのかといえばここ数ヶ月で感じたことを一度棚卸ししたいと思ったからです。冒頭に書いた”創作とは”に対して答えるならば排泄することに感覚は近いかもしれません。ので、これから各文章は特に誰向けというものではなく、ただただ私から掃出された塊狀です。

だから目的もなく、過去最高に読みにくいだろう駄文の連続です。

近況報告

最近何してるの?と友達に聞かれることが最近多々あります。確かに昔はよく更新していたTwitterも、このNoteでも自分の活動を発信している機会が極端に減ってしまっているのでまずは簡単に報告。
まずは、今年の3月に東京大学文学美術史を卒業しました!💐めっちゃ長くいたように思われますが、なんだかんだ1年の休学を挟み、5年間でなんとか卒業できました。高校時代に想像もできないような刺激的な日々でしたマジ。

最後まで工事していた赤門~


そして、今年の4月から外資系消費財メーカーでマーケティングをしています。ピカピカの新卒✨。学生時代にほとんど全ての時間をつぎ込んでいたエンジニアからはかけ離れた仕事をしています。平日は週5日働いて、休日は2日なので由緒正しい社会人しています。休日は基本的に時間と波🌊の調子が良ければ海に朝から行くというルーティンです。(海一緒に入りにいきましょう!)

海は良い。

選択について

エンジニアリングをやっていた時、それは納得感がある選択肢でした。これには2つの理由があります。
1つ目は賭けた時間が資産化されること。
2つ目はエンジニアリングというハードスキルが社会的信頼を担保してくれること。
1つ目は、私の中の成長の重要な定義でした。時間を使うならそれは浪費か投資かを常々考えていました。一日24時間の中で、できる限りは投資していきたいのです。今使っている時間を血肉として蓄えていくための選択を取る意識です。エンジニアリングは、特にアプリケーションエンジニアリングは投資した時間がプロダクトとしてアウトプットされやすい職種だと思います。ただ、成長の仕方が段階的であり、一定まで行かない限りは成長が見れないので辛い時間を過ごすことが長いこともあります。それでも、”分かった”となる瞬間はレベルアップしたときの効果音が流れる感覚すらあります。

エンジニアリングの成長の仕方は段階的。

時間がスキルとして資産化されると、その資産は持ち運ぶことが可能です。2年ほど向き合ってきた初期プロダクト開発を一段落させた後、5,6個ほどのアプリケーション開発にゼロから関わってきましたが全く異なるプロダクトであっても、回数を経るに連れ過去の資産を活かして漸次的に以前よりも良いものを作ることができるようになります。もちろん、停滞しているようにしか感じられない時間も多くありますが、少なくとも成長に対して明確アウトプットをもたらしてくれるので納得感がありました。
また、このことは副次効果として信用をもたらしてくれました。あくまで個人的な体験談ですが、学生は会社の生株でも持っていない限り、サービスの核的な議論を主導権を握って進めていくのは難しいことだと感じていました。これは、学生時代にコンサルの仕事をしたときも、カフェの店長をやってみたときにも感じ得たことです。しかし、エンジニアリングというハードスキルは、それを接点に社会に対して働きかけることを可能にしてくれました。”学生”という見られ方から”エンジニア”という見られ方への転換を測ることができる武器であり、社会的な信用を得ることができていたと考えています。

さて、私が卒業するにあたり選択肢を絞る中で重要視したのは上記の2点が大きく影響しています。就活する上で考えたことも上記の2つ。特に、新卒切符を使って社会人という枠組みに入るのであれば、エンジニアリングといった個人に紐づくスキルが必ずしもなくとも、ビジネス領域で会社の看板やその地位を活かして社会的な責任を負いやすいポジションで仕事をすることができるのではないかと考えていました。そのため、エンジニアリングにこだわる選択はしませんでした。結果として自分の興味もあいまって、マーケティングスキルを得て、早くから裁量権デカ目で仕事ができそうな外資系のマーケを選択したという次第です。
この狙い自体は悪くないと思っているのが今の感覚です。その一方で、従来の価値観からアジャストすべき点も多くあり、最初の数ヶ月、そして今も少し苦しんだ場所でもありました。

解像度の話

これから書くのは、私が社会人になるうえで解像度が低かったと思っている点、それからそもそもの設定が必要だったな思っている点の2点あります。
まず解像度が低かったのは、まずは、マーケティングに対する解像度、そして、必要だったものは、それらの低解像度の状態を乗り越えるために長期的なゴールの設定です。

マーケティング解像度

マーケティングスキルとは何なのでしょうか?まだ、新卒の分際なのでよくわかっていません正直。ただ、入社前に描いていたような、エンジニアリングスキルの肌触り感とは全く異なるものだと言えます。今の感覚としては定量化できるスキルは、マーケティングスキルの一部でしか無いと感じています。例えば、同質のデータを渡された状態でマーケティング施策をロジカルに組み立てると、ベテランのマーケターと、新米のマーケターにおいて出してきたアウトプットそのものに歴然とした違いがあることはそうないように感じてしまっています。これはあくまで私のバックボーンが影響してしまっていますが、強強エンジニアと新米エンジニアのだすコードや、アプリケーションとしてのアウトプットには明確な違いがあります。そのプロセスの全ては個人の書くコードとして可視化されており、そのアウトプットも実装スピードやパフォーマンスにより優劣が判断できてしまうので、エンジニアリングにくらべ、マーケスキルとしてのアウトプットの差異はあくまで相対的に見えにくいという話です。もちろん、ことマーケティングにおいても絶対的な差があることも理解していますが、あくまでこれまでのものと比べると、相対的に!という話です。
では優れたマーケターとはどのような人でしょうか?私は影響力の違いが大きく関わってくると感じています。
例えば、社内で同じような企画を一年目と歴戦のマーケターが出したときではPJに対しての社内でのリソースの動きかたが確実に異なります。その違いには積み上げてきた信用の差があります。そしてこの積み上げてきた信用こそに私の解像度が低かった大きなモートが存在しています。
企画を考えることだけは勉強し、情熱をもって時間をかければ大抵の人はできてしまいます。ただ、その企画を実現する段階ではどれだけの影響力を持って実行できるかが鍵を握ります。そしてこの力は周囲からの信用によって成り立ちます。この信用というのは、ソフトなスキルであり、定量化することが難しいですが仕事する上でハチャメチャに大事なことだなと思うのです。そしてこれがとにかく社会人になる前には見えていなかった。なぜなら、社会的信用をエンジニアリングというハードスキルが担保してくれていたから。そしてそのことを腑に落とすのに超苦労してました。なんでやねんという感じですが大変なんですこれまでと違う感覚を受け入れていくことが、、、、
そして、現状の理解だと信用の獲得には、実績と情熱が重要な要素だと思っています。実績があるというのは言わずもがな、強いです。実績がない状態において、信用を得ようと思うなら仲間を増やすための情熱が大事です。マーケティングに対する解像度が低かったと上述した上で、この結論に行き着くのは、どうなん?と思われるかもしれませんが、この情熱こそがいまの私がマーケターとして成功していくために、今今最強の武器になるのだと確信しています。
だから、入社前の自分に声をかけるなら、情熱持って仕事をし、実績をつけ、影響力を獲得しろ。定量化できるスキルにこだわり過ぎんなと声をかけます。強いやつ、情熱まじ強いからホンマに。やべぇなって感じる1番の部分は気合だからまじで。まじで。

とはいえ、今こうやって仕事していった上で、徐々にハードスキル面におけるマーケスキルへの解像度が高まっていくことにも淡い期待感もあります。でもそれは振り返った時にまた言語化できれば良いかなぁくらいな所感です現状。

長期的ゴール

なんとなくこんな結論を出したのですが、情熱持てよ!気合出せよ!というのを毎朝毎朝やっていくのもなかなかしんどいものがあります。人間の性です。
ここで必要だと思ったのが、ゴールの設定です。短期的な時間に対する満足度だけを求めていたならば、今の仕事を辞めてしまっていた気がします。私は、人生を楽しむために、自ら主導して社会に対して大きなインパクトを残したいという野望があります。その手段として将来は組織を率いて経営をすることも1つの選択肢です。そう考えると今いる環境はなんとも素晴らしい環境だと感じます。入社してみて感じたこととして、弊社はとにかくリーダーシップ力が高い集団なのです。1人1人の影響力が強い。これらは前述した通り、情熱と信用に支えられています。5年後、10年後、15年後に自分がなりたい姿を達成する上で、今やっていることの延長上にその姿が存在していると今は考えています。だから、長期的なビジョン持ち、それを達成するために逆算して今日1日を過ごす。まだ、このゴールの設定がなんともあやふやですが、今はなんとかこれでやっていけているので一旦いい。ここをもっとシャープに尖らせて行くのが今後の宿題なんですが、海にでもいってまた文章を書きたいです。


今日はもう終わり

ぶっちゃけ、ここまで苦戦することになっていなかった社会人!一個ずつ、一個ずつ目の前の課題を片付けていきましょう~。情熱持ってこ!!!!やるよやるよ!!!!!!!!

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