【上演台本】LG20/21クロニクル(作/演出:林慎一郎) 極東退屈道場#011
上演時間:約90分 登場人物:6人
作品概要
大阪中心部の人口増加「逆ドーナツ化現象」の要因の一つ、増加するタワーマンション、また都市から姿を消しつつある電話ボックスを題材とした。観客は会場の4階と1階に分かれ、全てのシーンを見ることはできない。俳優が各階を行き来しながらパフォーマンスを行うが、やりとりのほとんどは各階に五台ずつ置かれた電話ボックス内の公衆電話を通じて行われる。ある日、タワーマンションで暮らしていた小学生の少女が失踪する。犯人と思しき男は、彼女の身につけてみたものを一つずつ、高額でフリマサイトに出品していく。現代都市住民の関係の希薄さや、コミュニケーションの距離感を考えるパフォーマンス。
あらすじ
「ソコハカの町」シリーズの第二作。
異なる場所で同時上演され俳優が、二つの場所を、行き来しながら演じる。
町は高度に都市化され「ひゃっかいだての家」が立ち並び、人はもうそこからあまり出てこない。
ある日、その一室に誘拐を仄めかす電話がかかってくる。
いなくなった赤いランドセルの少女。
探しに町に出る母親、そして独特の操作方法で少女を探す刑事。
町を忙しく蠢くのは、ランドセルを背負ったデリバリーの男たちだけだ。
「LG20/21クロニクル」台本
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