会社を潰された話し 番外編③

浅田くんの不思議な逸話はまだある
彼はまず謝罪ができない、常に自分がやっている事は正しって認識で、注意したり指摘しても「何が悪いか分からない」と常々言う、おまけにこちらの指示が悪いとか、手順が間違っていても自分のやり方は正しいと曲げない

だからものを壊し怒られて凹んでも、反省はしておらず、また特定のこだわりを発揮し壊しまた繰り返す、それでも謝らず、何かのせいにする。

これは内部の人に限らず外部の取引先や、店員に対しても同じ、印象深かったのが松屋で肉のピラピラが立ってないなんでマニュアル通りにやらないんだ!と中国人と思わしき店員にも切れて、こっちが、んな事言うな腹に入れば同じ、はよ帰って仕事やるよと帰って来てても切れ続け、松屋に会社の電話を使ってクレームを入れていた、んなもん会社の電話使うな言っても彼はそれが分からないらしく、松屋に関しては昼飯でとくにこだわりを持っていたのか知らんが、あまりにもくだらなさ過ぎて、横でうるさかったので、彼の受話器を取り上げ、話の途中で電話を切った。

特定のこだわり、他人がマニュアルから逸脱すると指摘しマウントを取りまくる、それでいて自分はマニュアル通りに仕事は出来ないおろか、マニュアルが間違っていると熱弁してくる、このやり取りはイライラするより疲れた。

まぁ日常でまだまだあるんだけど、彼を常勤から外し、話し合いの末、数々の商品の破壊したものや、備品の弁償を彼に申し出たら、弁護士を使って抗弁してきたことがある、支払う法的根拠が無いと、法的根拠以前に浅田は経営者のひとりで、それなりに責任がある立場、社員なら別に業務上の行為に関しては仕方ないが、彼は違う。
そもそもこの弁護士は浅田になんと言われてこんな内容証明を送って来たのだろうか?相手の弁護士を呼び出し話をしてみた、弁護士も初めは自分の事務所へ来いだのえらい強気でなんか噛み合わないと感じたのだがこっちも強気だし何かがおかしいと感じ新宿のルノアールで待ち合わせして話をしてみた。

まず彼には弁償とはいえ壊した物を買ってきて入れ替えれば良いと言う話しになったのだが、その総額は100万以上に上る、金銭的にも物納にしても被害弁済が出来ない、これに関しては壊した物はヤフオクとかで出物があったら中古で良いので返してねとなっているが、彼は自分の父親に働いている会社からものを壊した分の弁償をしろと言われていると伝え、父親が言葉を丸呑みにし、弁護士へ相談に行ってしまったらしく、弁護士も彼は従業員で会社が壊した物を弁償しろと迫り、一括で100万円持ってこいと言われたと伝えていた。

弁護士にまず彼は当社の取締役である事、登記事項証明書を見せ説明し、従業員では無い、ものを壊した経緯と彼について話をしたらだんだん弁護士も困りだし、聞いていた事とちがうし、彼は自分は被害者だと熱弁していたというので、その場で浅田に電話をさせた、スピーカーにして彼とも話したが言ってることがおかしいと弁護士も感じたらしく、この件については手を引きますが、被害弁済については交渉するとなり、彼が出した出資金を引いた額を割引し手打ちにした。しかし彼は最後まで謝罪出来なかった、弁護士から促されても、スピーカーからは無音、返事はするから聞いてはいる、彼はこの後どうやって親父さんにも説明するんだろうか?、自分は1ミリも悪くないと言い訳するのかもしれない。

浅田の中では自分が常に正しいのであろう、普段の生活や普通の会社ではこの手のタイプの人間と関わる事はほとんどないと思う、プライベートで彼みたいな人間とはそもそも付き合わない、たまたま会社を立ち上げたメンバーとして身近に居たので、色んな事が見れたんだと思ってる。

とりあえず浅田くんについてはここまでとして、なんか思い出したらまた書こうと思う。

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