見出し画像

2年で純資産1億円を作った話 〜PF公開〜

投資を始めたきっかけは間違いなくコロナ、である。普段、仕事以外のほぼ全ての時間をサッカーや筋トレに費やしていたが緊急事態宣言の影響を受けて練習どころか公式戦もなくなった。トレセンすら完全に閉まり見事にやることがなくなった。仕事から帰ってなんとなくYouTubeを見ていたら資産運用がなんたらとか、全く興味のなかったものも目に入ってきた。もともとJALやANAの株主優待券をよく金券屋さんで買っていたので航空会社の株でも買ってみようかな?というところから始まったのだ。なんとなーく楽天証券にしようと思って口座を開設(後にマネックス証券とSBI証券も口座開設)して資金を注入。確か100万くらい。株の買い方、何時から何時までやってる、とか100株単位でしか買えないとか、權利確定日とか落ち日の勉強。最初はそれくらいで財務諸表なんか見ても全くわからん(今もたいしてわかってはいない)状態。とりあえず買った。これでワイもJALやANAの株主だ!!
って喜んでいるうちにそう、2020年3月を迎えた。
コロナショック、である。実はまだ米国株は一切やっておらず、サーキットブレーカーがどうとか、株クラ界隈は大変なことになっていたらしい。
もちろん日本株も大打撃。JALやANAなんか大暴落。150万くらいの入金で40万以上溶けた記憶がある。3月末の權利確定日を過ぎて優待券をもらう権利を獲得。しかしめちゃくちゃな損失。そうこうしているうちに、米国株の存在を知る。

その後の試行錯誤については別記事に譲るがそこでの紆余曲折を経て、高配当銘柄を中心にして権利落ち日の前後で資金を回していくという自分の投資スタイルを確立するに至った。正確な時期は覚えていないがだいたい今のスタイルに収まったのは今から約1年前、2021年に入ってからだと思う。他の記事でも書いたが、100万の元手を2年で1億にしたわけではない。ハイパーグロース株を使ってごくたまに億の資産を築く人はいる(株クラでもNIOで2億った人とか、エムスリーに集中投資して億を築いたとか、何人か公言はしているがどこまでが真実かわからないし個人的にはほとんどがウソだと思っている)。

しかしよく考えてみて欲しい。まずその手法で億る人はかなり稀。確率的には宝くじみたいなものであること。そしてもしその稀なケースに勝ったとしよう。100万がわずか1年で1億になったとして、、
じゃあ次はどうする?利確して年利5%でリスク抑えて毎年500万ずつ確実に増やす手法に切り替えるか?

答えはNOだ。

そういう手法で成り上がった人は絶対にやり方を切り替えられない。自分は投資がうまい、銘柄選びに先見の明がある、と自信に満ち溢れるだろう。そしてまた同じリスクをとる手法を繰り返すのだ。

幸運は続かない。

最終的には資産を大きく減らし、最悪の場合は退場するのだ。

さらに例えば今ならレバナスが有名だが、キャピタルゲインを狙った結果、10バガーや20バガーになり含み益でホクホクだとしよう。んじゃいつそれ利確するの?、という問題も出てくる。
含み益がめちゃくちゃ膨らんだ場合、利確するとかなり税金をとられるのだ。どうしてもそれに心理的な抵抗を覚えているうちに含み益は吹き飛ぶことが多い。

投資スタイルを確立するにあたり、自分の強みを考えた。それは自他ともに認める圧倒的な入金力だろう。リスクをとらなくても短期間でほぼ確実に億れる。しかも同じペースで働き続けていき資産が増えれば増えるほど、指数関数的に増えることがほぼ約束されているのだ。複利の力は凄まじい。

年利5%で回すのはそこまで大したリスクはない。
1億なら500万
10億なら5000万
寝ているだけで手に入るのだ。

今、自分は年収9000万でドヤっているが実は半分は税金。実際の手取りは5000万もないのだ。

純資産10億の奴は寝て過ごしても、365日ほぼ全て仕事に捧げているDJと同等のカネが得られる、、、

この残酷な事実に気づき、一刻も早く資産を築かないとヤバいと思った。

必要な生活資金のみで、あとは全て投資に回した。車もほぼ乗らなくなり、何台かは処分した。
見てわかる通り大したパフォーマンスではない。
資産はほぼ入金、と言ってもいい。でも自分の投資スタイルはこれでいいと確信している。他人の爆益報告なんて全く気にならなくなったのだ。

口座を作って2年。
2022年3月29日現在のPFを全公開しよう。


※なおSBI証券とマネックス証券にも併せて数千万単位で積み立て中であるが、今回は楽天証券分のみを公開する。

ここから先は

527字 / 3画像

¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?