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西洋占星術の太陽星座と月星座

西洋占星術では太陽星座と月星座があって、太陽星座は社会的な自分を表し、月星座は素の自分を表すと言われている。

太陽星座は誕生日から割り出される星座の事で、誰でも自分の太陽星座は知っている。だが自分の月星座を知らない人は結構いるのではないかと思う。

月星座は誕生日+時間・分がないと割り出せないモノで、西洋占星術をやったことがない人や、出生時間が分からない人は本当の自分の月星座を知ることは出来ない。

よく星座占いで「私は星座占いは当たらない」と思う人がいると思う。そういう人は恐らく、素の自分と占い内容を比較して当たらないと言っている可能性がある。月星座が太陽星座と違えば、当然内容も変わってくるので当て嵌まらないと感じるのは当たり前である。星座占いは飽くまで太陽星座なので社会面での自分とを比較しないと当て嵌まらない。では、

社会的な自分と素の自分の境界線は何処やねん

と考え込んでしまう人のためにこんな例を。

ある朝、あなたが家の中で住人(家族等)と喧嘩をしたとしよう。で、すぐに会社や学校に出なければいけない。玄関のドアを開く寸前まで喧嘩をしていて一歩外に出た。そこへ通りすがりの近所の人が「おはようございます」と挨拶してきた時、寸前までの喧嘩の事を一旦置いておいて作り笑顔で

「あ、おはようございます」

と挨拶する。こんな経験あるんじゃないかと思う。ドアの外は社会であり、ドアの内側が素の自分を出せるエリアだという事。素の自分を出せるエリアの条件は

・自分を偽りなく出せる
・完全にくつろげる
・ここならバレないからいいか!と思える場所

裸にもなれる(着替えや風呂)、知られたくない性的な趣向、外では使わない言葉遣い等。外では出来ない事を出来る場所という事。なので境界線は家のドアということになる。

近年離婚率が上がっていて、離婚理由に「こんな人とは思わなかった」という言葉も結構あるのだけど、それを見るたび

「あぁ、お付き合いの時に相手の素の性格を見れなかったんだな」
とか
「相手の社会面での性格で判断してしまったんだろうな」
とか思う。

昔の俺なら反対だった同棲が一番お互いを本当に知る良いイベント(?)なんじゃないかと思う。

今回は社会面の自分と素の自分のお話でした。

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