新しくマネージャーになった人にオススメの4つの学習ステップ

こんにちは。Wright Flyer Live Entertainment(以下WFLE)という会社を経営しているDJ RIOです。VtuberのKMNZの運営やREALITYというなりたい自分で生きていくことができるバーチャルライブ配信アプリを運営している会社です!

さて、WFLEはだいたい60〜70人くらい社員がいるのですが、そのくらい社員がいると、もちろんマネージャーさんや部長さんという管理職のひとがいます。社員のみんなが成果を出しやすいようにサポートしたり、チーム間の連携を主導したりするだいじな仕事です。

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最近も組織変更があり昇格によって新しいマネージャーさんが増えたので、はじめて管理職を経験する彼らと、マネージャーとはどういう仕事か、なんかオススメの本あるか、みたいな話をする機会がありました。
ぼくもマネジメントとか未だによくわからないものの、グリーの創業初期の社員数人から2000人になるまでのプロセスのそれなりの割合をなんらかの管理職で過ごしたこともあり、こんなことかな?くらいのものはあるので、その時説明した内容をこのnoteで共有したいと思います!

Step 1. ブチャラティのセリフを読んで何を意味しているのか考える

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”『任務は遂行する』『部下も守る』『両方』やらなくちゃあならないってのが『幹部のつらいところだな』 覚悟はいいか?オレはできてる”
ーー 荒木飛呂彦作 ジョジョの奇妙な冒険 第5部 より

ここで一旦立ち止まって、このセリフが意味していること、「つらいところ」が生じるシチュエーション、などについて考えをめぐらせてみます。
それができたら次のステップに進みます。

Step 2. リーダーシップ・マネジメントについての概論を読み、どのようなタイプがあるのかを俯瞰する

いきなり「〇〇式マネジメント術」みたいな個別のノウハウ本を読むのではなく、リーダーシップとは何か、世の中にはどういう理論や派閥が存在しているのか、を俯瞰しておくとよさそうです。
この本は、世界で評価が高いと言われている論文をいろいろ紹介しているので役立つと思います。

Step 3. 名著・定番書と言われるものを複数読む

ざっと俯瞰したら、評判のいい本を色々読んでみます。飛ばし読みでもいいので、「あーこっち系のマネジメントはこういう感じなのね」という感じで、相対比較しながら、自分に向いてるかな、とか、今の組織に合うかな、とか考えながら読むと良いと思います。

ミッションをしっかり共有した上で大胆に権限移譲し、現場が自律的な判断と行動を行う組織を作る的なアプローチです

これは育成の話ですね。どういう経験を積んでもらうことで大きな成長が実現されるのかという研究に基づく本です。育成する側される側両方の立場で読んでみると実り多そうです

上から指揮命令や管理するのではなく、部下に仕えるかのようにサポートする支援型リーダーシップの形を提示しています。GoogleとかFacebookとかの欧米大手IT企業のトップ幹部層にこういうタイプよくいます。

古典ですね。人を動かす、動いてもらうためにはどのような姿勢で臨むべきなのか。

マイクロマネジメントせず「任せる」のが大事と言っても、うまくやらないと丸投げになったり責任放棄になってしまうのですが、正しい任せ方について解説してくれている本です。

Step 4. ブチャラティの名言をもう一度読んで心に刻み込む

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マネージャが大切にしなければいけないことはこの1コマに詰まっているのです。
管理職としての経験値を積むごとに、この一コマの重さが身をもって理解できるようになる気がします。

さいごに

WFLEはいまスクスクと事業が伸びていてみんな大忙しなので人手不足です!バーチャルなエンタテイメントを作ること、なりたい自分で生きていける世界を作ることに興味がある人は、ぜひお話しましょう〜

あと、この投稿で紹介した本はジョジョ以外は読んだことありません。。。

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