【Tiktok】中国のショートムービー市場規模

Tiktok(中国ではDouyinというサービス名)のうざい広告が一時期話題となり、ヒカキンを始めとするYoutuberたちがこぞって動画のネタにしていました。

ショートムービーブームの発祥の地である中国の市場規模を見ていきます。

(リップシンク動画とも呼ばれているそうですが、この記事ではショートムービーで統一しております。)

(引用元:iResearch)

2017年に970億円の市場規模に到達した巨大産業

In 2017, The Revenue of Short Video Industry Reached 5.7 Billion Yuan and is Expected to Exceed 30 Billion Yuan in 2020

2016年から2017年にかけて183%の成長率で、市場が拡大していたショートムービーの市場規模。

2017年には、ショートムービー市場の大きさが、57億元(=970億円)に到達しています。

また、東京オリンピックが開催される2020年には、なんと300億元(=5,100億円)まで規模が拡大していくと予想されています。

ショートムービーに広告主の熱い視線が注がれている

ショートムービーの収益構造は、企業の広告出稿がメインとなっている。

The increase of users and the attention from the advertisers helped to boost the overall market size.

ユーザーと広告主両者の関心が急激に高まっていくことにより、市場拡大のスピードに拍車がかかっている。

ライブ配信市場の規模の記事でも紹介したが、多くのブランドがショートムービーを活用したマーケティングを行っている。

最近では、AirbnbもTiktokに広告を出稿している。

ショートムービー市場の産業構造

最後にショートムービー市場の全体の話

アマチュアのユーザーが投稿をし、おもしろい動画が伸びるという構図はもちろん、

最近ではUGC(User Generated Contents)からPGC(Professionally Generated Contents)へという潮流がきている。

日本でも、one mediaのようなSNS特化型のPGCは増えてきているが、中国の方がより活発にその現象が起こっている。


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