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「放送作家」関の成分表

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🌟僕の心が丸裸になってしまう文集🌟放送作家はどんなことを考えるか🌟亡き妻との思い出🌟シングルファーザー奮闘中🌟たまにはオリックス愛も語らせて笑🌟
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#最近の学び

退院後の悟り。脱「あきらめるな!」で優しい生活に。

今のところ、病名は「壊死性膀胱炎」とのことです。 悩ましいのは、過去の症例が数えるほどしかないこと。そのどれもが手遅れの状態で見つかったものばかりで、原因も明らかになっていないし、治療の実績もないらしいです。 手探りの闘病生活はいつまで続くのでしょうか……。 さて、前回は退院後の〝気付き〟について書きましたが、今回は〝悟り〟がテーマとなっております。 はじめに質問です。 あなたは「あきらめる」という言葉に、どんなイメージを抱いていますか? 前向きか、後ろ向きか。お

退院後の気付き。子供たちの〝距離感〟が心地よい。

せき@闘病中の放送作家です。 退院してから、1週間が経過しました! 現在は膀胱にカテーテル(管)を通して、畜尿バッグ生活をしています。違和感はそれほどでもないのですが、調子が悪くなってくると尿道、肛門、前立腺が痛みます。どうも胃腸の動きが関係しているようです。 その時間帯は座ることも横になることも苦痛なので、困っています🥲 とはいえ、経過は順調といえるのではないでしょうか。 懸念されていた腎臓・肝臓の数値は軒並み良化。管理栄養士さんにアドバイスしてもらって食生活を見

「あえて全て描かない」という選択肢を持っておきたい。

なんかネタはないものかとネットサーフィンをしていたら、こんな記事と出会いました。 映画『THE FIRST SLAM DUNK』はどうして原作を知らない人にも刺さるのか。劇場で観客に取材したところ、興味深い感想があったといいます。 曰く「湘北の主力ではないキャラクターに惹かれた」 その観客は〝メガネ君〟こと、木暮公延が気になったそうです。 劇場版での見せ場といったら、試合終盤にベンチから精一杯の声援を送る場面くらい。孤立した赤木を支えてきたことも、陵南戦で劇的なシュー

オリックスの奇策に対し、視点を変えた言葉選びが絶妙すぎた。

新聞記事の見出しを見て、思わず「IPPON!」と膝を打ちました。 きのう、ロッテとオリックスの試合でこんな場面があったんです。 延長11回裏、オリックスは二死一二塁と、一打サヨナラの危機を迎えていました。 ここで中嶋監督が奇策。センターの福田選手を極端に前進させ、二塁ベースのすぐ後ろを守るよう指示したのです。 そう、いわゆる〝内野5人シフト〟! 内野への打球は何が何でもアウトにする。その代わり、外野に飛んだらあきらめる。そんな一か八かの戦術であります。 さあ、結果

アイデアを生む〝発想力〟のヒントは、異世界アニメにあり。

今、僕が最も関心を持っているのは……、 異世界アニメ(漫画)です。 ある日、主人公はなにかの拍子にファンタジー世界に転生(転移)。手にした特殊能力を駆使して新たな人生を生きていくという、アレ。 僕ははじめ、一過性のブームで終わると思っていたんですよ。 だって、どれも似たような物語になりそうじゃないですか? でも、実際は今なお作品が増え続け、定番のジャンルとして確立している。 これって、スゴイ! どうしてアイデアが枯れないのか? そこには僕らが文章を書くためのヒント

NO MORE 〝没オリジナリティ〟 〜あなたの文章を特別にする方法〜

仕事中、よく耳にする言葉です。 「オリジナリティ」 文章を書く上でも大事ですよね。しかし、実際に番組制作に携わるプロでさえ、あっさりとそこが抜け落ちることがあります。 どうして、そんなことになるのか? 実は僕も、最近になって言語化することができました。〝没オリジナリティ〟に陥らないためには、意識するべきことがあるんです。 僕の場合、仕事で携わるのは人物を描く企画。主にアスリートです。そんな中、没オリジナリティになりがちなのは……、 取材対象の知名度が低い場合です。

学生時代の僕に教えたい。その勉強法は無駄ばかりだと。

ハイ、2022年は〝時〟と〝間〟を上手に使える男になる!と宣言した僕です。年が明けたのはもう1カ月も前ですか。早いですねー。 さて、先々週にこんな記事を書きました。 僕が行なっている〝時短術〟について。 最近はここで浮いた時間を、終活の知識を深めることに割いている感じです。本を読んだり、動画を視聴したり、覚えたことをノートに書いたり。 そんな中、45歳になった僕はふとこう思いました。 「あァ、学生時代の僕って時間を無駄にしていたなー」 そう、気付いてしまったんです

『忠臣蔵』から討ち入りを省くという新発想

突然ですが、これってどう思います? 討ち入りの場面を描かない『忠臣蔵』の映画。 本来ならクライマックスとなる部分が割愛されているわけです。物語として成立しているでしょうか。 実は……、するんです。 実際にそんな作品と出会ってしまいました。きょうは、そこから得た〝アイデア発想法〟のお話をします。 その作品を僕はAmazon Prime ビデオで見ました。 『決算!忠臣蔵』 一体どうして討ち入りの場面が描かれなかったのか。 それは従来の『忠臣蔵』とは切り口が違うか

夢診断を信じて行動を起こしたら、肩書が増えた。

なぜか、竹中直人さんからトランプの手品を仕掛けられました。 で、それを見破りました。 ……おととい見た〝夢〟の話です。顔芸が強烈でした。 竹中直人さんも、手品も、どうして出てきたか心当たりがありません。 我ながら謎すぎる! ということで、目覚めた瞬間に枕元のスマホを手に取り、夢診断のサイトを開きました。手品を見破る夢には、こんな意味があるそうです。 「自分を客観的に見て、新たな視点を手に入れる」 「自分が変わるための行動がわかる」 そうか、これはきっとGOサイ

〝はじめの一歩〟を踏み出せないのなら……。

近年、僕にはある願望があります。 「新しい自分に出会いたい」 このまま日々の仕事に追われるだけでいいのかな。自分の成長を実感できるような刺激が欲しいな。そのためのチャレンジはなんとなく浮かんでいるのだけど、現実的には難しいよな。 ……なんて思っていて。 そんなとき、渡りに船の記事を目にしたんです。 レイエレミさんは、伴走型コンサルタントというサービスを行なっている〝棚卸しのスペシャリスト〟です。 棚卸しとは物流用語のひとつで、在庫商品の価格を評価するために数量や品

文章を読んでもらった後のこと、考えていますか?

メンタリストDaiGoさんの著書をkindleで購入しました。 『人を操る禁断の文章術』 文章をメシの種にしていることもあり、大学時代に心理学を勉強していたこともあり、DaiGoさんには前々から興味があったのですが、著書を読むのは初めて。 読んでみたら、目からウロコが落ちました。 なんとなく思っていたことを、ちゃんと言語化してもらった感じ。翌日、さっそく仕事で活用させてもらいました笑 では、僕が言語化できていなかったこととは、一体? こちらの部分なんです。  書

【反省】たったひとつの変更で、話が劇的におもしろくなった。

「おもしろい」と「つまらない」って紙一重。 そう思わされた出来事があったので、ここに記しておきたいと思います。 それは『報道ステーション』で放送した、ラグビー・福岡堅樹選手の企画をつくる過程で起こりました。 先に、企画概要をざっくりと。 ✅先日、福岡選手が現役引退を発表した ✅Tリーグでチームを初優勝に導き、自身はMVP獲得 ✅同時に、順天堂大学の医学部に合格 ✅シーズン中に異例の文武両道を実現できた理由とは? 企画の制作に取り掛かったのは、先週火曜のことでした。