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「放送作家」関の成分表

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🌟僕の心が丸裸になってしまう文集🌟放送作家はどんなことを考えるか🌟亡き妻との思い出🌟シングルファーザー奮闘中🌟たまにはオリックス愛も語らせて笑🌟
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2021年12月の記事一覧

僕の進路を決定づけた〝自分サミット〟

「#この仕事を選んだわけ」というお題を見つけました。 放送作家の仕事は、正直「選んだ」という感じではありません。成り行きに任せていたら、自然とこうなっていました。 なので、きょう僕が書きたいのは「進むべき方向」を選んだ瞬間のお話です。 1998年、大学4年の夏休み前くらいだったと記憶しています。 PC室で覚えたてのインターネットに興じていると、ゼミの先生に声をかけられました。 「せきくん、進路はどうするの?」 当時、僕は臨床心理学を専攻。しかし、大学院への進学組が

僕にとっては「変」な1年でした。

2週間ほど前でしょうか。1年間の世相を表現した「今年の漢字」が京都・清水寺で発表されました。 2021年は「金」 では、僕の1年を漢字1文字で表したら……? 「変」 だと思います。 なによりの「変」化は……、 〝note〟 を始めたことでしょう! きっかけは、ダルビッシュ有投手のインタビュー企画に携わったことでした。 動画配信をしている理由を問われた彼は、こう答えたのです。 自分が急にこの世を去ったとき、家族が動画を見ることで生き方や考え方を伝えることがで

【ふるさと納税】伝説のカレーが届きました。

3カ月ぶりに「ふるさと納税」について書きます。 今回ご紹介したいのは、ビーフカレー。見た目はフツーですが、ただのカレーではございません。 1964年の東京五輪、選手村で提供されていた伝説のカレーなんです。 その名も「1964CURRY」 現在、石川県加賀市にあるパインダイナーという洋食店の人気メニューとなっています。 このカレーを提供しているのは、横山保さん&修さん親子。実は父の保さんは選手村の元シェフでした。 当時、東京五輪は国を挙げた一大事業。 選手村の食堂

『忠臣蔵』から討ち入りを省くという新発想

突然ですが、これってどう思います? 討ち入りの場面を描かない『忠臣蔵』の映画。 本来ならクライマックスとなる部分が割愛されているわけです。物語として成立しているでしょうか。 実は……、するんです。 実際にそんな作品と出会ってしまいました。きょうは、そこから得た〝アイデア発想法〟のお話をします。 その作品を僕はAmazon Prime ビデオで見ました。 『決算!忠臣蔵』 一体どうして討ち入りの場面が描かれなかったのか。 それは従来の『忠臣蔵』とは切り口が違うか

僕が書いた中で「今年のいっぽん」は何か、考えてみた。

2021年も、あとちょっとですねー。 きょうは、この時期にジャストな企画に参加したいと思います。 「1000日間で1000のおむすびを食す男」こと、ハスつかさんが募集しているこちら(↓)。 応募方法は、自分が2021年に書いた記事の中からオススメしたいものを選んで「#今年のいっぽん」とハッシュタグをつけるだけ。 超カンタン~。 しかし、一方で難しいと思ったのが、こちらの条件。 まあ、確かに「今年のいっぽん」なわけだから、そうなんだろうけど……、 1本に絞るの、悩