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「放送作家」関の成分表

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🌟僕の心が丸裸になってしまう文集🌟放送作家はどんなことを考えるか🌟亡き妻との思い出🌟シングルファーザー奮闘中🌟たまにはオリックス愛も語らせて笑🌟
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2021年8月の記事一覧

迷い 迷わされて カラオケ🎵 最初に歌う曲、決めていますか?

はたして、緊急事態宣言はいつまで延長されるのでしょう。 僕はね、ずーーーーーっと待っているんですよ。 ひとりカラオケに行ける日を。 会員になっているお店が休業中のため、もう何カ月も歌えていません。 夜、子どもたちが寝静まったあとにそっと家を出て、フリータイムで気が済むまで歌いまくる。で、採点して90点を超えたら持ち歌リスト入り。それが、僕のささやかな趣味なのに。 さて、カラオケといったら、こんな葛藤に苛まれたことはありませんか? 「一体、なにから歌ったらいいの?」

妻の命日に見た、息子の優しさ。

2018年8月26日0時55分、僕たちは最愛の人を失いました。 そう、きのうは妻の命日でした。 息を引き取った時刻に息子が起きてきて、仏壇に手を合わせていました。 妻の余命を知ったとき、心拍が停止したとき、誰よりも号泣したのが彼です。当時、中学1年生。喪失感は体調に大きな影響を及ぼしました。 起きている間は常に頭痛。時に激しく痛んで意識を失う。さらに、体に力が入らなくなる、光と音に対して過敏になる、イライラが止まらない……。 はじめは原因がわからなくて、病院を転々と

人生の「答え合わせ」は人それぞれ

東京五輪の期間中、何人かの選手が口にしたある言葉が印象に残っています。その言葉とは……。 「答え合わせ」 五輪という大舞台は、今まで取り組んできたことの成果を明確に知ることができる。ある選手は勝敗で、ある選手は記録で。 そんな中、こんな形で「答え合わせ」をする選手もいるのかと思わされたのが、陸上・女子100mハードルの木村文子選手、33歳。 自身2度目の出場となった五輪は39人中34番目のタイムで予選落ち。しかし、レース後の取材では晴れやかな表情でこう言ったのです。

泣きっ面に蜂、ぎっくり腰に〇。

不運なことが重なることを「泣きっ面に蜂」と申します。 同じような意味で「弱り目に祟り目」「踏んだり蹴ったり」なんて言葉もありますよね。今回は、そこに新たな格言を加えたいと思います。 おとといのことです。 僕は久しぶりにオフの日でした。東京五輪の仕事も終わり、ほっと一息。雨もそこまで強くはなかったので、妻の墓参りに行こうと思いました。 その道中、ふと誘惑にかられたんです。 僕の大好きな『機動戦士ガンダムUC』の、パチンコ。五輪期間中、ちょいちょいCMで見て気になってい

【夏休み】亡き妻との「自由研究」の思い出

あー夏休みですね🌞 小学生のお子さんがいるご家庭は、自由研究の宿題が出ているのではないでしょうか。あれって、なにをするか子ども自身で考えさせていますか? うちの場合、娘は自分で考えていましたが、息子はこちらで決めてあげないとダメでした。野球にしか興味のない男だったので😅 毎年、なにをさせようか悩ましかったです。どうせなら楽しく取り組んでもらいたいし、親が放送作家なのにフツーだなんて思われるのもチョイトね。 なので、小5と小6のときはこんな自由研究を考えてみたんです。