#5 ROCKが心に刺さった日
小学校4年生の時に風見慎吾の「涙のTAKE A CHANCE」にハマって以降、音楽好きではあったが、その当時流行ってる曲を追いかける感じの日々を送ってた。
中学校1年生の時は長渕剛の「乾杯」を聴き、アルバム「LICENSE」、「昭和」を聴いて、ドラマ「とんぼ」にもハマった。
長渕剛にハマりかけて中学校2年で同じクラスになったH君がTHE BLUE HEARTSの1stアルバム「THE BLUE HEARTS」と自主制作版シングル「人にやさしく/ハンマー」が入ったカセットテープを貸してくれて自宅でダビングして聴いた。
これがMOX少年のROCKとの出会いだ。
A面とB面を間違えて、B面から聴いたんだけど、B面の1曲目が「裸の王様」だった。
俺的にはこの曲が1曲目でも違和感なかった。
ちなみに「THE BLUE HEARTS」の1曲目は「未来は僕等の手の中」だ。
「裸の王様」から聴いてしまったということは次は「ダンスナンバー」である。
MOXはこの曲に心を奪われたのである。
この曲に心を刺された。
ROCK感、歌詞の素晴らしさ、ヒロトのアツくて優しい歌声、マーシーのギターソロのカッコ良さ、河ちゃんの力強いベース音、梶くんの安定したビート、全てが一度に伝わった。あの瞬間が忘れられない。
シングル販売されてる「人にやさしく」や「リンダリンダ」ではなく「ダンスナンバー」に最初に魅了されたのだ。
今までに聴いたことのないと感じたことも覚えている。
歌詞もすごいよ。
「ダンスナンバー」
ダンスナンバーで踊り続けよう
くだらないことは たくさんあるけど
誰かが決めた ステップなんて
関係ないんだ デタラメでいいよ
※かっこ悪くたっていいよ
そんなこと 問題じゃない
君のこと 笑うヤツは
豆腐にぶつかって 死んじまえ
人の目ばっかり いつでも気にして
口先ばっかり 何もしないで
そんなのちっとも おもしろくないよ
そんなのとっても 退屈なだけさ
※
時間はまるで ジェットコースター
流星みたいに 燃えつきてしまう
あした世界の 終わりがきても
ダンスナンバーで 踊り続けよう
※
どう?すごくない?
これだけの内容が1分28秒に凝縮されてるんだよ。
何度聴いても心が打たれるぜ!
これがMOXのROCKとの出会い。
ではまた次回お楽しみに!
バイバーイ!
THE BLUE HEARTS https://www.amazon.co.jp/dp/B0049DG1XY/ref=cm_sw_r_u_apa_i_mYY-FbHXPT1RQ