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アバターの姿でミスいちごオーディションに挑戦した理由

大体このnoteに書いてあるのだけど。

2021年2月にバーチャルDJとして活動を始めて、2021年末に「ミスいちご2022V」というバーチャルの活動者のために用意されたミスいちご枠のオーディションに参加して審査員特別賞をもらって。

↓ 私が参加したバーチャルミスいちご枠のオーディション

このときの最終審査でいわゆる「VTuber」としてのデビューに向けての意気込みを聞かれて、自分はVTuberになりたいんだっけ? って思ってうまく答えられなかったのを覚えている。(そしてたしか、デビューは他の方に譲りますって言って辞退を申し出たような。)

歌を歌いたい訳ではない。
ゲーム配信をしたい訳ではない。
(どっちもやりたいけど、それを活動の中心に置こうとは思っていない。)

配信活動をしない私は「VTuber=バーチャルYouTuber」なのか? って。


たぶんそういう「活動」をしたい訳じゃなくて、もっともっと素の自分に近い感じの「生活」とか「人生」とか、自分そのものをアバターを使って表現したいんじゃないかなって、ミスいちごVのオーディションが終わるころに考えていました。

それから1年近くが経ち。
2023年のミスいちごオーディションはバーチャル活動者の募集がなく。

バーチャル活動者は求められていないのかもなぁ、と思いつつも、よく考えてみたら、私がやりたいことは「VTuber活動」じゃなくて、「私自身を表現すること。」
それなら「バーチャル活動者の枠」にこだわる必要はない。むしろ、生身の人間と同じように活動をしたい。

そんなときにSNSで見かけた、バーチャル美少女ねむちゃんの言葉。

“年齢や性別によって、現実世界で「アイドル」として活動するのが難しい人だって、仮想空間では人気アイドルになれる。”

「メタバースは才能の新天地」日経MJねむインタビュー掲載

年齢とか性別とか、現実世界で生まれ持った自分のカラダではできなかったことが、アバターを使うことでできるかもしれない。
生身のカラダじゃなくても、なんでもできるのではないか。

このあたりで「バーチャルの活動者(VTuber)」としてではなく、「アバターでなりたい自分を表現する人間」として、ミスいちごの活動をしていくイメージが自分の中で湧き上がりました。


私がもしアバターのカラダで、生身の女の子たちと同じように活動していけたら。
アバターを使ってなりたい自分で生きていけたら、人生を変えていけたら。

もしかしたら「今の自分」を好きになれない人や、年齢とか性別とか、現実世界で生まれ持った自分のカラダで生きづらい人の悩みをほんの少しでも和らげることができるのなら。

アバターで生身の女の子と同じオーディションに挑戦してみる価値はあるかなって思って、エントリーを決めました。


エントリーの書類も、2次審査の動画も、アバターの自撮りを提出しています。

それでファイナリストに選ばれたのがだから、きっとミスいちご事務局の方々にも私の決意は伝わったのかなって思っています。

ありがとうございます。いただいたサポートの使い道はnoteで公開します。