モノクロの世界にまどろむ
とにかくnoteを書いていない、書いていないのだ。
書いていないのとnoteはどんどん書けなくなる。「久しぶりに書くんだからちゃんと書かなきゃいけない」そんなことを思ってしまうともっと筆が重くなる。(筆じゃないやろというツッコミおいておこう)
自分にとって書くこととはなんなのだろうか、なんだったのだろうか。
言葉に残しておきたい特別な感情を残すこと、
うまく言葉にできない感覚を言葉にしようと試みること、
伝えたい想いを誰かに誰かに伝えること。
そのどれもが今の自分にはない。
私はモノクロの世界を生きている。
世界の彩度が少しずつ下がっていって少しずつ世界が終わっていくみたいだ。
別に何か不幸なことがあるわけじゃない。むしろ幸せだ。去年よりずっと健康になった。心に余裕ができた。運動や自炊ができている。やつれてもいないし太ってもいない。肌の調子もいい。仕事も楽しい。普通に幸せなはずなのに、なんだか心にぽっかりと穴が空いている。
「空間や体験を知らない人たちと共有すること」
それが自分にとっていかに重要だったのかを実感する。
いろんな人がいていろんな思いな感情が混ざり合うカオスの海が、去年まではたしかにあった。
例えばフェス。例えばライブハウス。例えば展示会。例えばお祭り。例えばみんなで飲み明かす飲み会、結婚式。
その全てがなくなった今。人と人との物理的ソーシャルディスタンスなんて比にならないほどに人と人との心の距離はうんと遠ざかってしまった。別に誰ともかかわらなくなったわけじゃない。友達と散歩に行ったり公園に行ったり買い物に行ったりはしている。人との関わりを完全に断ったわけじゃない。
しかし、「他人」との距離は圧倒的に遠い。他人が本当の意味で他人になってしまった。私は半径数メートルの世界を生きている。心がずっとステイホーム。友達がいてよかったと本当に感謝している。
ああ、でっかい夏フェスとか行きたいね。
そんな日々だけど、どうかみんなお元気で。生き抜こう。生きていれば光はある。
最近ヒップホップが刺さります。
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