【感想】コーダ あいのうた ※ネタバレあり
これぞ映画。映画である必然性がある作品。
後半ずっと涙が止まらなかった。言葉にできないいろんな気持ちがあふれてただただ感動した。辛さやもどかしさや思い、その全てがごちゃまぜになった。全体的には辛さや残酷さの成分が多かったように思う。ただその中でもひしひしと存在している思いに力強さがあるから感動するのだと思う。
最後の約30分、発表会からの歌のシーンはとにかく泣けてしまう。
ろう者としての目線が描かれる音が消える演出。無音の世界。聴こえない娘の歌。感動する人々。娘だから誇らし