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エンタメ提供側に一番必要なものはパッションだと気付いた話


こんにちは、けそです。
最近、とあるファンイベントのプロジェクトに趣味で携わっています。

↓それがこちら↓

『Vファンオフパーティ』は、ファン主導であの秋葉原エンタスを借りてオフ会を行うという中々にビッグなプロジェクトです。
ファン主導でのVイベントはなんとエンタス史上初だそうです。

「エンタスも1年経って、ファンがV呼んでイベントやるなんて奴らが出てきた」

って、先日行われたバーチャフリークのMCでTAKUYAさんが話題に出してくれたりしました。あのバーチャフリークで、ですよ。それはもう当事者としては舞い上がって想定の2倍くらいドリンク飲んじゃいました笑

表題に戻ります。

このオフ会が開催されるに至った最初の動機は、単に23日に幕張で行われるDIVE XR FESTIVALの後に、普段Vイベ行きまくってる人たちで集まって好きな音楽とか動画とか流して呑んでダベって楽しもうぜ!
といった事前準備なんて何もいらない飲み会の延長みたいな感じでした。
……それがですね。

「何なら人たくさん集めてエンタス借りちゃわない?23日空いてるけど」

主催のこの一言から流れが変わりました。

「マ?エンタスならうなぎさんのライブしたいんだけど。ちょうどオリ曲できたし」
「それなら他のVも呼びたいよね。23日はDIVEの打ち上げ兼ねてるし、DIVE出られなかった桃星愛花ちゃん呼びたい
「エンタスでV呼ぶならコラボドリンク作れちゃうじゃん」
「動画もいっそ流すやつVtuberさんに公募してみない?エンタスで自分の動画が流れるってVとしても嬉しいんじゃない?」
「音楽もうちらが流すんじゃなくてDJさん呼んでクラブイベっぽくすれば盛り上がるんじゃないかな」

もう次から次へとアイデア出てくる出てくる。

こんなぱっと思いついたアイデアがいったいどこまで実現可能かどうかを、実際にエンタスさんに打ち合わせに行き詳細を詰めていきます。

だがしかし。やはりというか所詮寄せ集め集団。技術も知識もなくノウハウも全く無いところからのスタートで、いろんなところで問題がでてきました。

デザイン出来る人がいなかったり
PAできるひとがいなかったり
権利とかの部分って大丈夫なの?だったり
自分たちが不足してる部分は色んな方にご助力いただいていて。

それでもなんとか開催できそうってところまで来ています。

「技術も知識もノウハウもないから、企業が営利目的でやってるような魅力的なイベントなんてやれるわけがない」

そう思って諦めるのは簡単です。でもうちらはそうじゃなかった。
普段Vのイベントに沢山参加して、「現場モンスター」とまで言われて、いわば舌が肥えてる自分たちだからこそ

「絶対に楽しいイベント」というものがどんなものか知っています。

だからこそ、幹事全員が一丸となって突き進めました。
自分たちに足りない部分を何とかして補ってでも、どうしても開催にこぎつけたかった。

Vtuberが好きで好きでたまらない奴らが集まってるんです。

その情熱(パッション)が、技術不足も知識不足もノウハウ不足も全部ふっ飛ばしてどうにか開催できるところまで持っていってくれました。

イベント提供側である企業の方たちも、そういった情熱・覚悟を持ってやっているからこそ、多額の出資をした魅力的なプロジェクトが沢山できて業界が成長していってるんだなぁって。
今回のイベを準備するにあたり本気で死ぬほど大変だったので、その事にあらためて気付かされました。

まだイベント本番はこれからですし、素人判断故の想定外のことが起きるやもしれません。
でも、こちらは絶対に成功させる気でやってますし、そのための今やれるだけの準備はしています。

やりきった達成感は欲しいけど、満足感は要りません。

ここで満足してしまったらきっと次はないです。
「あそこもっとうまくやれたよね」「次はこうすればもっと上手く行く」
「あの企画がやれたなら次はこういう企画だってできるよね」
ノウハウは次に活かすためにあるんです。情熱は枯れません。
だからこそ、イベント名にvol.0という通番が付いています。

当オフ会はVtuberファンに楽しんでもらうためのイベントですが、普段イベント提供側の企業の方だって、Vtuberの事を扱っているメディアの方だって、何ならVtuberさんそのものだって、Vtuberファンであることには間違いないはずです。
そんな方々にも是非是非参加いただいて、ただの1ファン集団が

パッションだけでどれほどのことをやってのけたのか

というのを、見て欲しいなって思っています。
普段消費する側の視点からみた、

俺らが考えうる限りの最強のイベント

をお見せします。
楽しみに待っていてください。

長文になってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。

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