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連載:1000字で綴る音楽しりとり 序文 (トコトコ)


◇これから始める連載についての説明です◇ ↓連載のリンク


 こんにちは。皆さんは自分に音楽を教えてくれた人物、いわば「師匠」的な存在はいるでしょうか。自分にはいます。そのMMMさんと私がこの度タッグを組んで連載を始めることになりました! 師匠言っても同い年なんですがね!

↓MMMさんの詳しい紹介



 自分はかつてゲーム(ウイイレ)のBGMから音楽人生がはじまりました。そこで採用されていた「曲」や「アーティスト名」をつてに、数珠つなぎ形式で様々な音楽と出会いました。私はあまりメディアなどの文字情報と接せずに「音楽を通じて」音楽を知っていきました。

 次第に私は音楽にのめり込んで行き、かなり幅広い音楽に触れました。順序としてはポップパンク → スクリーモ → ダンス → ポップス みたいな感じです。チャートと出会ったのはポップスに触れ始めたあたりです。

 複数ジャンルを経由したこともあり、知っている「曲」の幅はこの時点でもかなりあったと思います。しかし、音楽の文字情報にあまり触れていなかったこともあり、音楽に関する「知識」はかなり偏りがありました。その中で今思うと異質だったな、と感じるのは「アルバム」がどういうものか理解していなかったということです。
 インターネット経由でずっと音楽をサーチしていたため、曲は単品でしか存在していないと考えていました。そのため、アルバムというのはそういうのがまとめられた「お得セット」的存在と考えていました。

 そんな私が様々な音楽知識を手に入れたのは、MMMさんと音楽の話をするようになってからでした。MMMさんは私とは違い、文字でも音楽情報を追っていたためこれまでの音楽の流れ、分野、また私が今まで分からなかったアルバムの意義……なども教えてもらいました。アルバムには流れ……などの様々な意味合いがあるのだよ……と。

 そして、お互いにカバー範囲が違うことからそれぞれの知っている曲を教えあって「意外とこういうのも良いね~~」ということも多かったです。今思うと意外なのですが、私はMMMさんにラップを教えてもらっていました。(今では私のほうがラップリスナーに)
 また、単に教えてもらうだけでなく、○○を知っているなんて意外!みたいな知識に対する発見(メタ知識みたいな)ものも多かったです。こうしてバックボーンの違う音楽好きが一堂に会し、知識の化学反応を起こしました。

 その時の知らないものがどんどん分かっていく感覚は刺激的で、私が知識面でも音楽オタクになっていく過程で最重要な役割を果たしました。いまこのブログがあるのもMMMさんのおかげ、そういっても過言ではないのです。

 それから時間が経過した今、その異ジャンルの音楽好きが出会い、化学反応を起こす様子を再現してみないか?という思いが浮かび、MMMさんとの連載企画を今年の1月から始めようと考えました! 
 何もきっかけが無ければ、私みたいなポップスのリスナーはインディーロックをなかなか聞かないし、逆もまたしかりです。しかし私は音楽の知識趣味形成の過程において、インディーロックから学んだことも多いですし、実際にはまった作品も多いです。MMMさんも私のチャートの話を興味深く聞いてくれます。


 連載の内容は1000字レビューのリレーです。前回の1000字レビューの1節を引用し、そこから連想される別の曲/アルバムなどをレビューしていき、それを繰り返す……という形式です。月2回ずつの更新です。

 この連載が、異ジャンルへのクロスオーバーのきっかけとなり、私が体感したような化学反応を少しでも感じてもらえれば幸いです。


連載初回はMMMさんです!



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