2022/1/2日記

朝ゆっくり起きる。

昨日の残りで朝ごはん。鰤の刺身を食べる。正月は決まって鰤の刺身だけれど、これは地域性の問題なのだろうか。うちよりもさらに奥地の方ではワニ(サメ)を食べるらしい。どうやって刺身で食べるのか謎。

午前中に家族で初詣に向かう。だいぶ久しぶりに氏神様を祀っている神社に行く。ここの神主さんは私が子どもの頃から神主さんさんで時が止まっているかのように思える。おみくじは吉。上司の意見に従うと良いことや引越しは早くしたほうがいいと書いてあった。待ち人は来ないし、恋愛も難しいらしい。しっかり結んで帰ってきた。

母方の実家に挨拶がてらお茶をしに行って、帰ってお昼。エビのビスクを仕上げて、パスタを湯がいてツナマヨと和える。8人分となるとパスタを混ぜるのにも筋肉の不足が感じられる。料理は筋肉にあると見つけたり。

年末に立ち寄った地元の古本屋に取り置いてもらった上林暁の半ドンの記憶を引き取りに向かう。片道25キロを自転車で向かうのも慣れたものだ。前の持ち主の署名を消してくれるとのことだったが、ある種の痕跡本として残しておいてもよかったかなと少し後悔。せっかくなので店内をぐるりと見て回る。棚ごとに歴史、哲学、文学などのテーマがあって楽しい。福山という地域からか井伏鱒二、林芙美子、木下夕爾、木山捷平が強めな印象。

帰宅後夕飯を簡単に済ませて、木山捷平の太宰治と下駄にふる雨を読み、就寝。

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