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Last Atoランシルビィプリンマリワンコミュニケーション【XAVIL月報】

10月のゲームまとめです。
今月あまりにも豊作過ぎた!


■ゲームの話

トランシルビィ

7.4時間。クリアまで。
良質なメトロイドヴァニアがやりたくてプレイ。

概要:
次元大陸の謎を解き明かせ!『トランシルビィ』はサイボーグの少女シルビィが、 ソードとショットで敵を倒しながら進んでいく探索型アクションゲームです!(販売ページ引用)

プレイ面:
メトロイドヴァニアの問題点である、探索で迷ってしまう(何したら良いか分からなくなって萎える)という問題に取り組んだな~という印象を受けました。次に進む場所(鍵付きドア)は示され、その鍵を開けるために必要なエネルギーの個数はマップに全部表示されている、となっていて、人目でなにをすればいいか教えてくれます。とはいえただそれをなぞったら終わり、というわけではなく、そのエネルギーも通路が塞がれたり遠回りしないといけないようになっていて、ここに探索要素が活きてきます。丁寧な導線を用意しつつ探索要素もプラスしていてとても好感触でした。
一点残念だと思ったところをあげると、ファストトラベルはもう少しほしかった……。

演出面:
味のあるドット絵の世界観が美しい。ファミコン以上~GBぐらいの解像度があるグラフィックで、ちっこいシルビィが大陸を冒険するのがとても楽しいです。あんなにちっこいのに表情がわかるのが可愛いんだ。楽曲もその時代を意識したチップチューンでGOOD。


Ato

9.7時間。クリアまで。
良質なメトロイドヴァニアがやりたくてプレイその2。
めちゃくちゃ面白かった~。

概要:
美と神秘の世界、感情を揺さぶるアニメーション、雰囲気のある環境、視覚主導のストーリー、メトロイドヴァニアの探索、そして思い出に残る剣での決闘。(販売ページ引用、翻訳)

プレイ面:
メトロイドヴァニアで一番重要視してる動かしてて楽しいという手触りの良さが完璧でした。攻撃してるときのエフェクトや反動、音といった要素がとても気持ち良い。空中ダッシュや斬りながらダッシュするのがとても動かすのが楽しい。その上、ザコ敵との戦闘は少なめでボス戦に集中できるのも良し。

演出面:
ストーリーもゲームの説明もイラストだけで説明することでサイレント映画のような世界を堪能できます。終盤の展開は泣きそうになりました。
ドット絵もチープなものかと思ったらバリバリ動くいてとても美しい。旅をするだけでも楽しい。
上のトランシルヴィと比べると、Atoはファミコンぐらいのドット絵で作風の差が出て面白いですね。


The Last Cube

17.5時間。トロコンまで。
フォロワーが激おすすめしてたパズルゲー。満を持してプレイ。
めーーーーーーっちゃ面白かった。ただ、マジで説明が難しすぎるのとりあえずやってみてほしい。

概要:
キューブを操作して繰り広げる壮大なパズルの世界。キューブの面にスタンプを押して特殊効果を発動させ、隠し要素を見つけながらパズルを解いていこう。(販売ページ引用)

プレイ面:
キューブにある様々な能力を駆使して解いていくパズルゲームです。直線に進んだり、ワープしたり、分身したり……問題に対して能力を使って回答を見つける過程がまず楽しい。難易度も難しすぎず、簡単すぎない絶妙なバランスになっています。歯ごたえがほしい人向けにミッション(何分以内にクリアや回転数縛りとか)も用意してあって福利厚生が効いていて嬉しい……。

演出面:
黒のキューブにカラフルなスタンプの色合いがよくて、それに加えて正解を見つけたときのエフェクトがとても気持ちがいい。


スーパーマリオブラザーズワンダー

19.5時間。達成の印5まで。
期待以上を越えていくのはさすが任天堂。

概要:
マリオと仲間でワンダーな世界へ 「スーパーマリオブラザーズ」シリーズ、約11年ぶりの完全新作がNintendo Switchに登場。クッパに乗っ取られた「フラワー王国」を救うため、マリオたちは敵や仕掛けを突破しながら、ゴールポールを目指して駆け抜けます。(販売ページ引用)

プレイ面:
とにかくワンダーシードがすごい!全ステージで新規のイベントが発生することによって次に何が起きるのかわからないドキドキがあるのが凄い。パックンは歌うわ横スクロールアクションが3Dアクションになったり、マリオが伸びたり……。これで1割にも満たないのマジ?
難易度曲線もちゃーんと任天堂らしさがあって、序盤からぼちぼち難しいけどアイテムをばらまくことで老若男女クリアできる設計に。そのうえでおまけのコースはまーじで容赦ない。誇張抜きで最終面で100人ぐらいマリオ死んだかも。

演出面:
おしゃべりフラワーの評価が個人的に超高いです。あのなんか好き勝手喋ってるやつ。確かに初めはうぜえ……ってなるけど表情や声を出さないマリオ陣営に変わってリアクションしてくて、一緒に旅してる感じが出てくる。
後半になるとどんなリアクションしてくれるんだろう…ってつい近づきたくなっちゃうのが印象的でした。


ウーマンコミュニケーション

4.6時間。トロコンまで。
話題のセンシティブシューティング。

概要:
たぶん世界初! 会話の中でうっかりできあがってしまった淫語を見つけ出す ハイスピード淫語アクションアドベンチャーゲーム! (Steam Deck対応)
(販売ページ引用)

プレイ面:
会話パートでストーリーを進めつつ、シューティングパートで無意識センシティブワードを見つけ出すのが基本の流れ。「~~す。また明日」みたいなわかりやすい淫語からそんなのありかよ!みたいな淫語まで見つけるのが楽しい。普段そんな頭ピンクじゃねえからわかんねえって!ゲームを進めると「時間停止」「ヘッドショット」といったアイテムに加え、淫語を2枚抜きすることで「ダブルショット」ができてとても気持ちがいい!ここの演出も天才。
しょーもない無意識センシティブワードを見つけるという一発ネタかと思ったらこの部分が思った以上に面白い。アップデートで難易度上がった無限淫語パートとか出ないかな。エディット機能でもいいよ。

演出面:
思った以上にストーリーが面白い。こんなゲームにストーリーが?って思うけど、「なぜ無意識センシティブワードを撃ち抜くのか」という理由付けをストーリーとゲームに落とし込んでいるのはとても素晴らしい。
とはいえ、話の展開としては多くの人が「ああ、あれね」と思ってしまうものではあるので陳腐に感じる人もいるかもしれません。僕は好き。
あと、キャラクターは可愛いものの全体のUIはインディーあるあるのチープさが出ているのでそこは残念。でも、演出はゲームの面白さに直結するからかちゃんと作り込まれてるは素晴らしい。ぜひ「ダブルショット」をキメましょう。


プリンと竪琴

7.3時間。トロコンまで。

概要:
「僕と一緒に魔王を撃滅しよう!」 爽快滅亡アクションアドベンチャー!
(販売ページ引用)

演出面:
ストアページからだとな~んもわからんのに開発がカタテマってだけですべてを察してしまうゲーム(カタテマ:「いりす症候群」や「愛と勇気とかしわもち」を作ったところ。普通のゲームに見せかけたゲームを作りがち)
過去作同様、いかにも怪しいところが節々にあってずっと「でたでたでたwwwww」って気持ちになれて楽しい。この「作者がヤッてる感」は実際に触れてみないと説明しにくいのがもどかしい……。作風がダイレクトに浴びれる作品、好きです。

プレイ面:
一言で表すなら弾幕シューティングに見せかけたパズルゲームです。弾幕シューのボムだけを使っていく感じが近いかも。闇雲に使うと体力が切れてしまうのでどのタイミングで使うかを反復練習して覚えていく感じ、音ゲーとかオワタ式のアクションゲームに近くて楽しいです。壺やpogoほど苦行ゲーではないライトなレベル感で気軽に遊べてGOOD。道中のアイテムをすべて獲得してクリアすると実績がもらえるなど歯ごたえが欲しい人向けの難易度もあって美味しいです。総じてこれがワンコイン未満で遊べるのはお得すぎ。

■終わりに

10月があまりにも当たり月でした。
11月も色んなゲームをやりたいところ。
と言いつつ実はすでにパラノマサイトをクリアしています。これも相当面白かった……。
他にも今月はマリオRPG、TEVIと期待しているゲームが続くので、年末にかけてどんどんツヤツヤになりそう。

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