見出し画像

Wunder - S/T (1998)


今でもエレクトロニカの名盤と聴かれれば真っ先に上げる一枚と言えそうだ。Karaoke Kalk から1998年にリリースされたJorg Follert(後にWechsel Garland名義でこそ活躍)によるWunder名義唯一のアルバム。フォークトロニカ前夜といった感じでまだこの手のタッチが形式として確立される前のフリー・フォーム感を纏いながらクラシカルな部分をしっかり抑えたバランス感が後にも先にもない。この感じで「Brazil」のカヴァーなんかもさらりとやっちゃってるんだから粋だよ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?