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コンクリート船を見てきました。

どうも、エコツーリズムに勤しむおじさんです。

なるべく公共交通機関を使用し、駅からは徒歩縛りであちこち見て回るというのをここ数年やっていました。以前船を堤防にした場所があるということで北九州市の軍艦堤防に行こうとしたんですよ。最寄り駅から約8㎞くらいなら歩けなくもないかと思っていたら、黄砂がガンガンに降っているうえにBtoBの街らしく大型トラックがよく通る。場違い感が半端なかったので途中で断念しました。

そこで(?)オススメしたいのが、広島県は呉市安浦にあるコンクリート船武智丸ですね。コンクリートで作った船があると初めて知ったときは驚きました。

観光案内の看板にも書かれてますね。

何より駅チカなのがうれしい。旅行で徒歩17分というのは実質ゼロ分みたいなもんですわ。

歩いていると見えてきました。
水の守り神 武智丸
着きました。おー、確かに船の形をしている。
内部は立ち入り禁止になってます。
案内看板によると、昭和22年に設置とありますので76年経っているみたいです。

看板に『事業費八百万円(当時)の巨費が投じられた』とあります。現代でも私にとっては8百万円は大金ですが、堤防を作るためにかかった費用としては少額に感じます。

何というかこう、インフラの本質みたいなものを感じますね。あまり維持管理費のかからないものを長期間使うほど初期費用が相対的に償却されていくというか。ワールドワイドに極端な例を挙げると、ピラミッドやパルテノン神殿はそこにあるだけで観光客がやってきて逆にお金を落としていきます。

昔は船だった堤防が今停泊している多くの船を守っているわけですな。

もっと詳しく知りたい方は【武智丸 写真】といったワードで検索をかけると船の設計図であったりだとか、内部の写真がヒットするのでお勧めです。




ここまで読んでいただきありがとうございました。


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