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親の家をかたづける「屋外編」#1

「親の家をかたづける」のに苦労をしている方はたくさんいますよね?
私の実家も同じ悩みなのですが・・・
ただ、場所は室内ではなく「一戸建ての庭」なのでした。

  1. 庭の手入れがお手上げな件について ←今ここ

  2. 大きくて錆さびの屋外物置について

  3. 洗濯物干し場について

  4. 1階だけで暮らすために


1.庭のお手入れがお手上げな件について

両親が大阪のニュータウンに敷地を購入したのは1980年代初め。
転勤族で引越しが多く、当時私は中学生でした。
広い庭が欲しかったそうで、敷地は124坪あり、植栽や畑などを楽しんでたらしい(多分) ←当時、思春期なので自分のことしか考えてなかったと思われます。全く記憶無し(汗)

ケヤキ・エゴノキ・枝垂レ梅・サルスベリ・キンカン・アジサイ・キンモクセイ・ギンモクセイ・生垣のサザンカなどなど。そして畑コーナーとコンポスト。
ケヤキとエゴノキはどんどん大きくなり、アジサイなどの中木も通路が通れないほど繁って。

そして、定年直後に亡くなった父。
運転免許のない母、廃車にした車、ホームセンターに行くことも無くなり、膨大な(そこまでではない)庭が残されたのでした。
ちなみに3人いる子どもは皆、社会人で独立・1人暮らし。
自分の仕事で精いっぱいな2~30代。全員独身でした。

それから15年以上、
実家の屋外の荒廃ぶりはたまの帰省で見ていたものの、短時間滞在では何ともできず。
母も住み替えを考えていた時期もあり、大きな対策はしないままでした。
植木屋さんとシルバー人材で雑草抜きをお願いしていたそう。
その頃、母は自分の母親・姉達の見取りと、実家終いに奔走してました。

室内は小規模リフォームと、母による片付け(転勤族だったので捨てるのはOKな人。物を貯め込む父が亡くなったので、どんどん断捨離が進んだ模様!)で割合スッキリと暮らしていました。

そして2016年
「樹木と雑草で埋もれて歩けない庭」に「自力では無理」
抜本的な「一戸建て庭のおかたづけ」 をすることになりました。
*夫婦で工務店を始めた私たちに仕事として発注してくれたようです。ありがたや。

めざすのは「手入れの楽な庭」
工事項目はこんな感じです。

  1. サンルーム(アルミ既製品)の撤去(増築部。サッシが動かず)

  2. 植木の整理・雑草が生えないように。 

  3. ホームセンターで買い込んだ、大量の花壇立上りレンガ・コンクリートブロック・いくつもあるヨド〇ウ屋外物置の解体と処分

  4. 建物外壁の塗装と防水やりかえ

  5. ウッドデッキ(洗濯物干し場)

  6. 既存雨戸を可動ルーバー雨戸に交換

あまりに広範囲なので、重機も入れることに!
ケヤキなどの大木は、根っこまで撤去するとすごく高額になるので、株だけ残して。母の希望の「残したい木」は残して。

*庭before 重機が触ろうとしている木は、after画像の③植栽スペースと同じ木です。
*after 通路ができました!

庭を3種類に分けて
①固まる土「ガンコマサ」(商品名)
 ぱっと見「真砂土」に見えます。わりと高価なので見栄えが必要な場所にだけ採用しています。雑草が生えない、らしい。

②防草シート
 通路や裏庭は全て防草シートを敷き詰めました。これが7年たった今も雑草ほとんど生えず!

③母の「残したい木」周辺は「植栽スペース」として土のまま残して。この部分だけはお手入れ頑張るそうです。

コンクリート平板やブロックはあるものを並べなおして使用。
それでも大量のブロック処分が出ました。
ホームセンターで買うのは簡単ですが、処分に難しいモノですね。

次回は
ホームセンターで買うのは簡単だけど処分が難しい「大きくて錆さびの屋外物置について」です。毎週木曜日にUP予定←自分に戒め

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