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425 Mrs. GREEN APPLE「familie」

はじめに

ホンダの新型「フリード」の販売が今日から始まりました。新しいCMには今を時めく「Mrs. GREEN APPLE」の新曲が使われています。今回の曲は、新型フリードのために書き下ろした曲で「familie」という楽曲です。ドイツ語で「家族」という意味だそうです。
作曲した大森さんは、「家族といってもいろんな形がありますし、家族がどうよりも「つながり」みたいな意味で、人と人とのつながりになる温かいものみたいなものから着想を得ました。」とお話しされています。
フリードは、コンパクトなボディですが多人数乗車も可能で、シートアレンジもホンダ ステップワゴンなどのミドルサイズミニバンと同じく実用的です。家族で乗ることを想定して購入する方も多いかと思います。
そんな様々な家族の在り方やたくさんの人とつながることのできる車を想起する様な素敵な曲に今回も出会うことができました。
今日の教育コラムは、共感という言葉をテーマに少しお話してみたいと思います。

共感を得ることの難しさ

今東大で、学生の一部が授業の値上げに反対して抗議運動を行っています。様々な取り組みを展開しながら、学生との対話や大学の説明責任の在り方をを訴えています。学生運動は、あくまで平和的な様子で進められていますが、大人がその行動をどこまで受けとめることができるかが今は問われているように思います。
東大は、男性学生が約8割、女性学生が2割、平均収入1000万円以上の家庭が4割以上、などとかなり特殊な傾向にあります。そうした環境の中で今回の授業料の問題を強く共感することはもしかすると難しいのかもしれません。

ふとそんなことを考えている中で、Mrs. GREEN APPLEの「familie」という曲を耳にしました。きっかけはCMでした。新曲を立て続けにリリースしているMrs. GREEN APPLEですが、多くの人の共感を集め続けています。
コロンブスという曲では、MVにおいて様々な解釈上の意見の違いはありますが、様々な配慮や意図があっての表現であるという意見が最近では多くなってきているように思います。いずれにしても5カ月連続で新曲を発表し続ける姿は多くの人の心に曲と共に共感を届けているのではないでしょうか。

今回の曲、「familie」はまだ私はCMでしか聞いたことがありませんが、楽しさや爽快さなどが心の中にさわやかな風の様に訪れる感覚を覚えました。是非とも、フルスペックの楽曲を早く聴きたいと思います。

価値観の多様化している世界において、多くの共感を集める力をもつ音楽を生み出し続ける彼らの姿から学ぶことは決して少なくありません。表現力、発信力、哲学的な思考などなど様々な点において彼らから学ぶことは多いです。

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