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「ひらがな読み書き教室」保護者向け勉強会ーいただいた質問にお答えします!


10月からスタートする「ひらがな読み書き教室」。
それに先駆け9月からひらがな読み書き教室保護者向け勉強会を開催しています。

これまでご参加いただいた方からは、
「言語能力を獲得するまでの発育プロセスがとてもよくわかりました」
「読み書き習得の順序性についてのお話がよくわかりよかったです」
「子どもがどの様にことばを身につけてきたのか知ることが出来ました」
など、嬉しいお言葉をいただいております!

今回は、これまでの勉強会や実施後アンケートの中で出たご質問に、
簡単ではありますがお答えさせていただきます!

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お子さまへの対応のこと

「書く」練習はどうやるのですか?】
教室の中では、読めている音(文字)から書く練習を実施します。
書くことに抵抗感のあるお子さんは、滑りの良い筆記用具を使ったり、
間違えてもにすぐに消せるホワイトボードを使うと「書く」ことに取り組みやすくなることがあります。

また似た文字を間違えてしまうお子さんは、文字の形の特徴をお子さん自身に話してもらったり、お子さん自身が考えたキーワードを使って学習を進めたりすることがあります。
※方法については、お子さんのもつ学びやすさの特徴によって変わってきますので、あくまでも一例としてあげさせていただいております。

板書が苦手な子への対応が知りたい!
一口に「板書が苦手」と言っても様々な原因があります。
視点を手元から黒板まで飛ばすとき、あるいは黒板から手元に視点を戻すときに困難さがあるのか、短期記憶(一度に覚えておく力)の部分に困難さがあって時間がかかってしまうのか、文字を思い出すところに困難さがあって時間がかかってしまうのか。   

この中で今回のひらがな読み書き教室が対応できるのは、「文字を思い出すところの困難さ」です。
眼の動き(眼球運動)については、ビジョントレーニングを受けられるか、あるいは、手元で書き写せるよう(眼球運動が少なくなるよう)に配慮を求められるといいですね。

短期記憶についても、お子さん自身が、すでに最大限頑張っているので、
書き写すための時間を多く設けてもらう、あるいは手元で書き写せるように配慮を求められると良いのかなと思います。

ひらがな読み書き教室について

教室での学習内容をもっと教えてください!
今回の教室は、「音韻操作」と「マッチング」に重きを置いた内容になります。

《音韻操作》
言葉を音の粒に分解する力のこと。
言葉の中から音を抜いたり、入れ替えたりする練習をします。

《マッチング》
音と文字を一致させる力のこと。
カード教材を使って、音を聞いて文字を選んだり、文字を見て読んだりする練習をします。

まずは、ひらがな50音で読める文字を増やしていき、お子さまの習熟に合わせて、特別な音(濁音、半濁音、促音など)の練習をしていきます。

読み書き教室を担当する先生は、担当制ですか?
基本的には毎回同じ講師が担当させていただきます。

欠席した場合、振替は可能ですか?
翌週の土曜日に空きがある場合のみ振替対応をさせていただきます。
ただし、その振替授業時は講師が変更となる可能性があります。

体験会などを企画してほしいです
ありがとうございます!
来年度に向けて検討させていただきます。
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たくさんのご感想、ご質問ありがとうございました!

学校生活の多くの場面で読み書きが求められていますが、読み書きが十分にできていないことを見過ごされ、学習を進めていく上で大きな負担となっている子どもたちがいます。

「ひらがな読み書き教室」では読み書き検査とマンツーマンの支援を通して、学習を進めることや学校生活を安心して送れるようにサポートしていきます。
ぜひご参加をお待ちしております!
https://www.diversitykobo.org/post/hiragana-yomikaki


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