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強いってなんだろう


ボーイフレンドさんたちは、株主総会の時期で忙しそう。寝てない、って言って来た人もいる。まあ、忙しいのはいつものことだけど。


でも、偉いなあ、って思う。


彼らに出会って、こんなに働いている人がいるんだなあ、って思った。


ちょっと前にイベントで出会った女性が「常に何人が彼氏がいる」って言っていて、「社長さんとかー、なんかもう部下に仕事やらせちゃっててー、自分は結構ヒマだったりするんだよねー。だからそういう人と遊んでるの。」って言っていたけど、もうそういうレベルじゃない人って、自分の身を削って仕事してるよ。

ミーティングには「俺、ちゃんと準備して行きたいのね」って、昨夜どんなに遅くてもまた早朝から仕事に行っているみたい。誰よりも早く出社して、みたいな努力をしてるんだと思う。どんなに体調悪くても休めないこともあるし、「つらいよー」「キツイです」って言いながらそれでも頑張り続けている。

私は一緒に仕事しているわけではないし、彼らが仕事中、どんな感じなのかも知らない。私に取っては普通のボーイフレンドでしかない。でも、彼らは自分で、自分がどれだけすごいか、ってことは一切口にしない。そのことはそれほど重要ではないみたいに見える。それよりも全力で仕事してる。そこに没頭しているんだと思う。あと、信念と言えるものを持っているのも共通している。それは例えば憲法のような、具体的にどうしたいってことよりも「こうでありたい」みたいな強い気持ち。そんな夢みたいなこと思ってるの?って思ったけど、本人は大真面目。そして、彼らならほんとにやり遂げてしまいそう。それほどの努力をしていると思う。

ボーイフレンドたちみたいに、実際、社会的に地位のある場所まで登り詰めないとしても、身近にもいるよね、そういう「すごい人」は。自慢をせず、自分のすべきことを黙々とコツコツと、そして楽しそうにこなし、その上、周りのこともきちんと見てくれていて、なんならサポートまでしてくれる。本人はあまり言いたがらないが、よく話を聞いてみると「え!そんなすごい資格持ってるの!?」みたいな話が出てくる。そういう人ほど、ぐいぐい前に出てくることはしない。たいしたことない人ほど、ほんのちょっとの力を振りかざしてぐいぐい前に出てくる。

ほんとにすごいと、その破壊力って強烈だからねえ。一撃必殺の武器を持っているようなものだ。だから迂闊にそれを振り回したりしないのだろうと思う。周りの誰も傷つけないように、慎重にその武器を扱うことにしているのだろう。それを使うのは、同じような武器を持っている人と戦うときだけなんだと思う。



私はそんなふうにはなれない。ほぼ丸腰。ちっちゃいナイフをひとつ持っている程度。

強くて優しい人たちが頑張っている姿を見て、ほんとにすごいなあって思うし、ほんとにありがとう、って思う。私にはできないことだから。努力して、こうして私たちを守ってくれている、そういう人たちに心から感謝している。

あと、
やっぱり、
そういう人たち、
カッコいいもんね笑


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