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関西インカレ2020

僕が関西で陸上競技をしていることは自己紹介で説明したかと思いますが、今回の記事でわかる人にはだいたい身バレしてしまうのではないか、、、と思いながら、自分の未来に向けた日記なので書きます。

関西インカレ、今年はコロナの影響で秋開催、なので代替わりは終わっており3回生ながら主将、最高学年として迎えた。

僕は入学時から自分の代で歴代最強のチームを作り上げることを目標にまずは主将になることから、そしてチームメイトへ対抗戦への意識付けを少なからずしてきた。

唐突に代替わりし、主将となって間もない間で関西インカレ。自分がしてきた以上に、同期のチームメイトは総合優勝を目指しており、とても心強かった。自分たちの代、何もチーム作りをしていないいわば即席チームでも圧倒的な力を見せることができると確信し、それを夢見ていた。

今回の主題でないので先にさらっと結果を言うと、10.5点差(多分)で二位。なんてこった。最終日の最終種目までに総合優勝できないことは確定してしまい、どうにもできない悔しさに駆られた。

今回はチームや主将としてどうということは話すつもりはなく、自分自身の試合について。かなり印象的なレースが続いたので。文字にしておこうと思う。

関西インカレ初日。100mと4継の予選。
アップから体が重くキレがない。思い通りに動かない体を体で感じるとともに不安も増した。
予選。2部から高記録で前組のチームメイトも僕のベストを超えるタイムでゴール。
自分の調子と照らし合わせながらも、走ってみれば自分も好記録が出る、今回は対抗戦なのだからチームメイトの活躍は喜ばしいことだなどと言い聞かす。
自分のレース。予選から自己ベスト。
ん?なんかわからないけどタイムが出た。全体でも3着?くらいのタイム。調子いいのか?
そんなこんなで4継もやってきて、バトンミスがありながらも落ち着いて走りきる。
コンディションが良かっただけで自分の調子を勘違いしてしまい、明日の準決、決勝で2位には入れると、気持ちの用意をする。(1位の人には勝てないと把握済み。)

次の日。朝練で確認。悪くはない?昨日4継で力を出しすぎたのでハリや疲労はあるが動かせばいけると思う。
準決勝のアップ。シンドイ。60mを走りきれない。キレもなく、持久力もない、足も上がらない。あれ?なんで?
前日のことがあり、なんとかなると思う反面、そのぶん不安も掻き立てられ、緊張感に駆られる。
主将で総合優勝を先頭で掲げているのに、自分が点数を取れないなんてことはあってはならないと言う自分自身からのプレッシャーも片隅で感じていたのだろう。
準決勝。自分では得意だと思っている緊張のコントロールでレースモードに持っていく。
レース、3着。あれ?昨日の感じからしてここは一位で抜けていかないといけないところ、バタバタで滑り込み3位。やばいやばい。
さらに不安は募る。
チームメイトの他2人が好記録を出し続けていたので、2人がしっかり上位に入り、自分もできるだけ1つ上の順位でありばokと言い聞かせる。
反面、チームメイトに負けることを確信したプライドの欠落とチームメイトが活躍する中で最下位争いをしている自分に焦る。
いろんな人に電話をかけ、アドバイスを仰ぐ。なんとか残りのアップで修正。9レーンから、最後でかわしていつのまにか上位入賞を狙う。
決勝レース前。練習のSD。全く決まらないし、シンドイ。終わったいけても7位かな。
とまだ残るプライドが欠落することを悟ったこととそれでもそれを崩し切りたくない、自分が今シーズンしてきたことがなんとか形になって欲しいと言う感情から、緊張感が増す。まあ、100mの決勝だから尚更ね。

いつも通り、緊張感をコントロール。もうこの時には緊張することに恐怖感すら感じていた。コントロールするのにもエネルギーがいるし、それをコントロールすることにも嫌気が差していた。
レース。思うように走って中心のレーン同士で競り合って自爆していくところをかわせれば。と走る。
結果は4位。2.3位はチームメイト。先にチームメイトの結果が出て、悔しさを感じ、次に自分の名前が出た時の安心感も感じた。
なんとも言えない感情。役割は果たしたけど、全然いい気はしない。
4継も不調を確信したあと、ノリノリの他チームの選手に抜かされるのではないかと不安になりながら、緊張をコントロール。もう限界。

チームメイトがダントツで渡してくれたおかげで、無難に一位でゴール。まあ実際はダントツなのに死ぬ気で走った。抜かされるのが怖かった。
そんな感じで最初の2日間は終了。
明日から200m
なんやかんや100m4位、4継優勝してるんやしいけるだろうと謎のポジティブシンキング。
とは言え万全の用意をして次の日へ。
200mは予選決勝しかないため、最初の一本で1点獲得がかかる。
万全の準備をし、昨日の経験があるが、それでもアップの調子や決勝に進み点数を得なければならない使命感と不安に駆られる。
その時ももちろん緊張した。けどもう緊張する事、緊張をコントロールする事を放棄してしまった。
メンタル的にしんどすぎた。こんなこと初めてだった。体力の前にメンタルがバテた。もう集中することが嫌でスタートラインに立ちたくなかった。チームのためには自分がどうにでもなれ、と言い聞かすがそれに反比例する調子。
結果は予選落ち。
終わった後は自分が獲得するはずの点数を0点にしてしまった責任感や罪悪感、自分がチームに言ったことを自分はできなかった。けどもうレースはない。そんなどうしようもない状態だとても悔しかった。
けど逆に、解放されたと言う喜びも密かに感じていた。
結論は特にないけど、今回はこんな感情を感じたよって言うメモでした。
緊張することを恐怖に感じるなんて初めて。
圧倒的準備不足と自信のなさの現れだった。

今年の関西インカレはこんな感じ。どう改善していくかは、秘密。自分の中でまとめます。

ありがとうございました⭐︎

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