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Blackview X20 スマートウォッチ 美しいデザイン、光沢、常時時計表示、ラウンドフォルム

今回は、Blackviewさんから素敵なスマートウォッチ『Blackview X20』のご提供をいただきましたので、そちらの紹介になります。
今回も良い点、いまいちな点、両面から評価していきたいと思います。


製品仕様

ディスプレイ

  • 1.43 インチ AMOLED ディスプレイ

  • 解像度466*466ピクセル

バッテリー

380mAh(5日程度のバッテリー駆動可能です)

スクリーンの素材

ガラス素材

機能

24時間心拍数モニター、睡眠モニタリング、血中酸素モニタリング、100以上のトレーニング(ワークアウトモード)、ワイヤレス音声通話、音楽コントロール、リアルタイムの天気予報 等々

アプリ

『lowofit Lite』というアプリで、セットアップの時に、本体上にQRコードが表示されますので、そこからアプリのページに移動できます。

ウォッチフェイス

スマホアプリ上のダイヤルギャラリーに100以上のウォッチフェイスが登録されています。数は多いですが、ある程度のカテゴライズがされています。

ダイヤルギャラリー

開封

パッケージは紙製の簡素なものです。中国からの発送だったので箱の隅が少しへこんでしまっています。海外発送は何度も経験してますので、このくらいならば許容範囲と思うようになりました。

紙製の簡易なパッケージ

本体はこんな感じ。ディスプレイ部分にはあらかじめシールが貼ってあります。

本体

替えのバンドは、とても軽く、夏場につけるのに良い感じです。ナイロン製ですね。

替えのバンド(ナイロン製かな?)、軽いです

マグネットタイプの電源コードです。ところでスマートフォンやタブレットは、ほぼTypeCケーブルで規格が統一されてますが、スマートウォッチは統一されていません。なんとかならないですかね。

マグネットタイプの電源コード

取扱説明書は日本語には対応していません。まぁそんなに取扱説明書読まないから、自分は別に良いです。

説明書に、日本語の表記はありません

本体を取り出し、電源スイッチを押すと、言語選択画面になります。
ちなみに画面は光沢感があってとても綺麗です。

言語選択画面

その次はペアリングの案内が日本語で表示されます。日本語も自然なフォントで違和感がありません。

ペアリングの案内

そしてQRコードが表示されますので、スマホで読み取ってアプリをインストールしてください、

QRコードが表示されます

先ほど述べたとおり、アプリは、『lowofit lite』というアプリになります。このあたりのアプリもスマートウォッチ毎に異なるので、複数のスマートウォッチを所有している方は、似たようなアプリだらけになります。
まぁ、そんな人はあまりいないかも知れませんが。

アプリ『lowofit lite』

デザインとインタフェース

デザイン

ラウンドフォルムのスマートウォッチであり、シンプルでありながら、なかなか高級感があります。
カラー展開は3色。ミッドナイトブラックに、オブシディアンシルバー、コーラルゴールドです。平べったく言えば、ブラックとシルバーとゴールドです。

製品は3色展開

ブラックとシルバーはビジネス向き、ゴールドはカジュアルに使えそうです。自分がご提供いただいたものはブラック。シンプルでありながら、光沢感のあるラウンドフォルムのディスプレイ、しかも、ディスプレイの端(エッジの部分)が曲面になっているため、光にあたるときれいな艶が出ます。

ディスプレイを正面から

フレーム部分は金属であり、つや消しのマット加工がされています。ディスプレイ部分では光沢感を出しつつも、このつや消しのフレームのおかげて、全体的に上品な印象を持ちました。

つや消しのマット加工フレーム

バンドはシリコン製のバンドが装着されています。選ぶ色に合わせたバンドになっています。

インタフェース

インタフェース部分は、右側面に2つのボタンがあるだけのシンプル構成です。回転するクラウンはありません。

右側面に2つの物理ボタンのみ

右上の電源ボタンに機能が割り当てられており、消灯もしくは常時表示の時計が表示されている状態から、1回押すと画面表示、画面表示状態から、もう1度押すとメニューが表示されます。

操作性

操作性も良好です。手首を回し、画面を点灯させることで、物理ボタンに触らなくても、液晶ディスプレイでのタッチ操作だけで一通りの操作を行うことができます。タッチ感度もよく、スクロールも滑らか、また液晶ディスプレイの滑りも良いので快適に操作出来ます。

機能

一般的なスマートウォッチ機能

機能に関しては、一般的なスマートウォッチの機能が網羅されています。睡眠データ、心拍測定、血液酸素、血圧等の医療系の機能、天気やメッセージ、通知機能など、スマホを開かなくても確認できる便利機能、各種スポーツ系のアクティビティに対応した測定機能、いざというときに便利なスマホを探す機能や、懐中電灯機能、おそらく使わないゲームや電卓機能などがあります。
この内、医療系の測定に関しては、どの程度まで信頼できるか分かりません。アップルやXiaomi、Huawei等の大手メーカ製ならば、信頼にたりうる精度かと思いますが、あまり有名ではないメーカーに関しては、機能としてあるという程度にとらえています。自分としては一番良く使う通知機能、こちらがしっかりと動作すること、通知が読みとりやすい文字サイズ、文字フォントになっていることを重要視しており、その意味では、こちらのBlackviewX20は、まずまず評価は高いです。通知にアプリのアイコンが表示され、見やすい文字フォント、サイズで、表示してくれます。ただ、メールはタイトルを通知してくれますが、本文は読めません。本文まで読めれば、スマートウォッチだけで完結するんですけどね。

Gmailの通知

時刻の常時表示機能(Always on Display)

こちらのスマートウォッチは、通常の手首をひねることで表示されるディスプレイの他、時刻の常時表示させることが出来ます。
初期設定状態でこの機能はオンになっています。
この常時表示機能はバッテリーを抑えるため、シンプルなデザインになっています。また、アナログ表示、デジタル表示、両方のデザインを選ぶことが出来ます。多くのスマートウォッチの弱点が、この常時表示が出来ないことなので、これは嬉しいポイントです。
ただし、問題点もあります。この常時表示機能、初期状態で夜の10時(22時)から朝8時まで、自動的にオフになります。設定で修正できるはずなのですが、いろいろ設定を確認してみましたが、該当する設定がありませんでした。
本体側の設定で、常時表示自体をオフにすることは出来ますが、時間を修正する項目がありません。アプリ側の設定でも確認してみましたが、該当する項目がありませんでした。
ですので、自分は22時から朝8時までは、常時表示はオフの状態と割り切って使っています。
また、常時表示の時計デザインはアプリ側で選択できません。本体側の設定のみで、常時表示の画面デザインを変更することが出来ます。
これらの問題は、アプリか、本体側のアップデートで対応していただければ嬉しいところです。
なお、常時表示がオンの状態で5日程度バッテリーが持ちます。

屋外での視認性

屋外での視認性は、通常の表示ならば、普通に見えますが、常時表示のディスプレイ表示は、若干見づらいです。

通常のディスプレイ(屋外)
常時表示の状態のディスプレイ(屋外)

価格

Aliexpressでの定価は、15,971円、今だと60%オフの6,389円、しかも令和6年6月1日〜7日まで3,195円(AliexpressのChoicedayというセール期間らしい)です。

画像をクリックするとAliexpressの製品ページへ

って、値引き率が高すぎて、どれが通常販売している価格なのかが分かりません。以前も話しましたが、いい加減、値引き率でお得感出す方法はやめていただけませんでしょうか。せっかく製品は良いのに、この方法をとられると途端にチープ感が増します。実際、この方が売れるのかも知れませんが。

評価

デザインも良いし、質感も良いです。必要な機能は揃っているし、何と言っても常時表示機能がGOODです。
ただし、アプリ側がこのスマートウォッチの機能の全てを、制御出来ているわけではないことが残念です。
そして、常時表示機能が22時〜朝8時までの間は、強制的にオフになっていることも残念で、もしかしたらやり方があるのかも知れませんが、マニュアルにも記載されておらず、自分はやり方が分かりませんでした。
今後のアップデートで分かりやすい設定項目で表示されるよう対応していただきたいところです。
全体的に、価格を考慮すると、令和6年6月1日〜7日までの3,195円ならば、間違いなくオススメできる製品です。個人的には1万円以内であるならば、出しても惜しくないくらいの製品です。


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