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馬にナメられる

ペロリン、と可愛くじゃなくて普通に下に見られてそう。

今日は乗馬の日だった。
いつも通り常歩→速歩。
今日のお馬さんはサラブレッドだった。
反応のタイミングがよく分からず、馬に立ち座りして乗るというよりは暴れ馬に引っ張られている感じだった。
んで動かない時は動かないのでとりあえずふくらはぎ圧迫やキック入れまくり。
外側に手綱を引っ張っても内側に歩いていく。

そもそも軽速歩が出来ていないので止まりながら立つ、座るという軽速歩のイメージ練習をしていると急にブルヒヒン、と立ち上がる。

落馬するかと思った。意地でも落ちなかったけど。落ちてたまるかと。
2階から飛び降りた人間が何言ってんだという話ですが。
ナポレオンになりながらも耐える。

コーチに「これは乗っている人が舐められてますね」と。
馬にナメられる。
蹴りすぎたか、それとも誘導時強く引っ張りすぎたか。いや、逆に扶助が弱すぎたか。
顔か。オーラか。大阪に行ったのにお馬さんにオミヤを渡さなかったからなのか。
どれか分からないまま練習しているともう一度立ち上がる。
完全にナメられている。ついにお馬さんに顔も覚えられたか?天は馬の上に人を造らないのか?
んでそこからも引っ張っても内側に歩いていく。

その後も速歩で元気よく跳ねる。吹っ飛ぶかと思った。
でも練習にはなった。最後の方は指示には一応従ってくれたし。

終わって引き馬されている時もこっちを見るなり立ち上がり暴れる。しかも3回。池添されるかと思った。

今まで安定して乗れている事が多かったのでこういう経験も必要だなと思った。

でも最初は本当に怖かった。

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