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流れる日々をうたって

24歳。童貞。ニート。
バイトはすぐ辞める。1〜2ヶ月しか持たない。
マジメに仕事してるのに店員やリーダーから圧を受けた気がして、いづらいから。
マジメにやった所で給料は増えないが、やることはやりたい。
そして必死にやってた。自分なりに。
でもあるバイトでは足を引っ張ってると遠回しに言われた。
あるバイトでは言われてない事をやれと言われてアタフタしてたら怒られた。
仕事向いてないんだろうな。

タイプの女の子と付き合いたい。エッチな事をしたい。
でも相手の幸せにはならないと思う。この世界にはもっといい男いるし。
ブサイクだし、性格良くないし、ギャンブルが好きだし。そんな自分に近寄られても嫌だろうし。幸せであってほしい。
幸せそうな人を見ると幸せになるから。

この肯定力の低さは小学校低学年で植え付けられた。特に先生に。
色々嘲笑われ、廊下に立たされ、まあとにかくいい思い出はない。
何を言っても弾かれた。褒められた思い出が本当にない。
だからこそ周りに弄られたりするのは好きだ。受け入れてくれるし、自分のポジションが見つかった気がして。実際それのおかげで輪に入れた。
もちろんイジメはダメだけどね。
あと仲良い人以外にバカにされるのは嫌だ。
「冗談だよ」って言えばなんでもいいと思ってる人が一定数いるようで、苦手。
趣味での説教も無理。アドバイスすら拒絶する事もある。だって趣味だから楽しくやれればいいじゃん。
でもそういうの聞き流せない人間。家に帰るまで耐えるけど家で限界を迎える事が多い。

嫌な事があった日の後には「自分」を演じる事にしている。
痩せたり髪変えたりファッション変えたり、そしたら別人になった気がする。
そして「元気な時の自分」みたいに明るく振る舞う。自分は割と明るい人間だと思うが暗い時、辛い時でも明るく振る舞う癖がある。
でも心の傷は癒えない。明るい時間が終わったらふと我に返り反省会。

もうどうしようもない。
いつかまともに働ける。いつか童貞捨てれる。
そう思って生きてきた。これからもそうやって生きて、親と離れて、一人何も出来ないまま孤独死して。
そんなのは嫌だ。
どうにかして自分を変えないと。

もうだめだ打ちのめされた
そこが僕の始まりだった
誰もいないこの場所で
独りきりで誓いをたてた

LUNKHEAD「前進/僕/戦場へ」

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