執着

あなたは私に「俺に依存してほしくない」って言ったけれど、そんなことないから安心してね。あなたに依存してしまったら、いつか捨てられた時に他に頼るところがなくなるでしょ?私はあなたが思ってるよりも、もっともっと孤独に弱くて、1人になりたくなくて、依存気質だから、あなた1人にそこまでの信頼をよせてはいないの。

あの日あの時、深夜の電話で、私に向かって言った「面倒臭い」のあの言葉を聞いた時から、この人は私を最後まで受け入れてはくれないんだろうなって見限ったの。私の感情を、過去を、経験を、傷を否定するなよ。多分、いや本当にそんなことないんだと思うけど、私が一番言われたくない言葉を言ったあなたへの信頼は、ある一定のところで止まってしまいました。

けどね、悔しいの。
私があなたを信頼し切っていなかったとしても、あなたは別に気に留めないものね。

私はあなたの支えになりたいのに。
醜いところもカッコ悪いところも、何もかも全部知った上で受け入れて、あわよくば私に依存してドロドロに溶ければいいと思ってるのに。


でもあなたはそんなことない。
そこまで私に興味がないんだろうね。

私が死んでも、あなたは泣かなさそう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?