2021/01/12 人に与えるとは

皆さん。こんばんは。

「さいこうが最高なアウトプットをするブログ」へようこそ。

本日は「与えると言うこと」について。

「The Giving Tree」と言う本を知っていますか?




主人公はリンゴの木と一人の男。

男は子供の時からリンゴの木と毎日遊んでいました。

木に登ったり
ブランコをしたり
毎日楽しい日々を過ごしていました。

男は青年になり、
久々にリンゴの木のもとにやってきました。

リンゴの木は言いました。
「坊や、以前のように上に乗って遊んでおくれ」

青年は言いました。
「そんな年齢じゃないから木登りなんかしないよ」

リンゴの木は言いました。
「では君は何がほしいんだい?」

青年は
「お金が欲しい」
そう言いました。

リンゴの木は
「ではこのリンゴの実をあげよう。これを市場で売りなさい。」

青年は全てのリンゴの実を取っていきました。




結婚し、子供ができた男はまたリンゴの木の本に訪れました。

リンゴの木は言いました。
「今度は何がほしいんだい?」

男は言いました。
「家族ができたので家を立てたい。」

リンゴの木は
「なら、この枝を持って行くが良いよ。これで家を建てなさい。」

男はリンゴの木から全ての枝を切っていきました。




子育てを終えた初老の男はまたリンゴの木を訪れました。

リンゴの木は言いました。
「今度は何がほしいんだい?」

男は言いました。
「子育ても終わったから、旅行にでも行きたい。」

リンゴは
「では、この幹を持って行くが良いよ。この幹を使って舟を作りなさい。」

男はリンゴの木の幹を切り取って持って行きました。


リンゴの木は幹だけになりました。



杖をついたよぼよぼの老人となった男は
リンゴの木のもとを訪れました。

リンゴの木は言いました。
「申し訳ないんだけど、リンゴの実も枝も幹もなくて君にあげられる物がもう無いんだ。」

老人は言いました。
「もう歯も抜け落ちてしまい、リンゴもかじることもできない。旅行に行ける元気も残っていない。」

リンゴの木は言いました。
「じゃあ君は何がほしいんだい?」

老人は
「疲れたから休む場所がほしい。」
といい

リンゴの木は
「それは良かった。それならこの切り株を使うと良い。ここに腰掛けてゆっくり休むと良いよ。」




そして老人が切り株に座った絵でこの絵本はおわるそうです。


実際の本を読んだわけではなく
人づてに聞いた話を文字に起こしたので
事実と多少異なるところがあるかも知れませんが
そこはご了承ください。


皆さんは、この物語を読んでどのように感じたでしょうか??

人によってとらえ方、感じ方は異なるとは思いますが

このリンゴの木がどう思っていたか。
これは実は絵本の中には書いてあります。

上には書きませんでしたが
ページの最後に毎回この一文が入っていたそうです。




「それでも木は幸せだった。」



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この物語は

「与える」

とはどうゆう事なのか。


「このことを深く考えさせてくれる最高の教材である」

と強く感じました。


僕自身の解釈はこの回ではあえてお話ししないで

皆さんには何を感じたか、考えたか、気づいたか。


そのことにじっくりと向き合っていただきたいです。




最後まで読んでいただきありがとうございました。
良ければコメント欄に「The Giving Tree」の物語をどう感じたか、等の感想をいただけると幸いです。


では、素晴らしい一日をお過ごしください。
今日も生きていてくれてありがとうございます。


齋藤剛熙




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