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クラフトジン|桜島小みかん|from 鹿児島

ジャパニーズジンに魅了され、勝手ながらその魅力を発信するために始めたクラフトジンのマガジン。

今回の投稿からは、実際に僕が飲んだジンについて投稿していきます。

第一弾はみかんの香りが爽やか、しっかりとした甘味が効いた鹿児島生まれのジンをご紹介。

商品名

今回ご紹介するクラフトジンは「コマサジン」

生産地と蒸留所

コマサジンは鹿児島県日置市日吉日置町にある小政醸造所で作られています。

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※場所はこの辺り

小政醸造所は130年にもわたる焼酎作りの歴史があります。

焼酎もジンも同じ”蒸留”の技術を使います。小政醸造所はその長い歴史の中で培ってきた蒸留についての豊富な知識・経験・技術を新たなレーベルとして活かすため、2018年に「コマサジン」をスタートさせました。

※小政醸造株式会社のHPより引用

メイン

ベース:米焼酎

ジンのベースには小麦やライ麦、じゃがいもといった穀物類を主としたスピリッツが使われます。コマサジンのベースは米焼酎。さすがmade from 鹿児島ですね。

柑橘:桜島小みかん

桜島小みかんは鹿児島県桜島を代表する名産品のひとつ。大きさは直径4~5cmほどで世界最小とも言われるみかんですが、濃厚な香りと甘味、小さいながらもしっかりとした味わいが特徴です。

※ちなみに今回ご紹介するコマサジンのメインは桜島小みかんでしたが、ほうじ茶やイチゴをメインとしている商品もあるので、飲む機会があったらまたご紹介します。

ボタニカル

・ジュニパーベリー

ジンには欠かすことのできないジュニパーベリー。爽やかでピリッとするジン独特の香りがこの素材によるもの。

・コリアンダー

粉末はスパイスとして、成長した葉や茎はパクチーとして、様々な料理に使われる香辛料。コリアンダーの強い味と香りが桜島小みかんの芳醇さと甘さを引き立てます。

特徴

ジンというお酒は”ジュニパーベリー”の香りを主としたお酒として定義されていますが、香り付けとして使うボタニカルに特段の規制はないので、風味やテイストは作り手・蒸留所によって大きく異なります。

今回のコマサジンに関しては、ジュニパーベリーとメインとなる桜島小みかん以外のボタニカルは極力抑え、厳選した素材の味わいや香りを最大限に引き出すことに追求しているのが特徴です。

楽しみ方

ジントニックやジンバックなどカクテルとしての親しみが強いジン。

ですが、クラフトジンのようなボタニカルやメインの存在を大きく活かした銘柄ではまずはストレートやロックで楽しみたいところ。

それからソーダ割だったり、蒸留所オススメの飲み方で楽しむのが僕のスタイル。

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まずはストレート&ロックで。アルコールの強さの奥にしっかりと感じるジュニパーベリーと桜島小みかんの香り。ジンのアルコールは45度なので弱い方は注意。

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お次はソーダ割り。ソーダ割りにすることでボタニカルと小みかんの香りが鼻と口に一気に広がります。アルコールの強さも甘味と爽やかさに変わります。飲む楽しみと香る楽しみがあるのがジンの魅力ですね。

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レシピ   
コマサジン:30ml   
オレンジジュース:60ml   
グレナデンシロップ:10ml   
※今回はシロップなしで作りました

最後にオレンジジュースと。こちらは小政醸造所のHPに掲載されていたオススメの飲み方のひとつ。ジンをあまり飲んだことのない人にオススメだそうですよ。

How to buy

今回ご紹介した「コマサジン」は小政醸造のECサイトでも買えますし、Amazonや楽天でも購入することが出来ます。

ちなみに僕は「やまや」という大型酒店で購入しました。住まいのお近くに店舗がある方はそちらで購入した方が早く手に入るかもしれませんね。

まとめ

今回ご紹介したコマサジン、いかがでしたでしょうか。

ジンというお酒、それもクラフトジンについて初めて認識した方にとって、リキュール以外のお酒の香り付けとしてみかんが使われていたというのは驚きかもしれません。

ですが、日本で作られているクラフトジンにはまだまだその生産地の名産品を活かした商品があります。

このマガジンではそんな日本に隠れた数多くのジンを、自分の体感を通じて発信していきますのでこれからもチェックをお願い致します。

ジンというお酒に馴染みがない方、手に取る機会や飲むとっかかりがなかった方々へ、この記事が何かのきっかけになれば、一消費者として勝手ながら嬉しく思います。

次回どこのジンを選ぼうかな?

それではまた。

国内海外問わず、世界には美味しい食べ物やお酒がまだまだあるはず。そんな世界を知って、自分の料理に昇華できたらと思います。コロナ明けはイギリスとフランス文化の混ざるカナダへの食旅行を計画中。