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環境系ゲーム「梅雨の日」


梅雨の日

要求スペック
OS: Windows

  • プロセッサー: Intel I5

  • メモリー: 8 GB RAM

  • グラフィック: GeForce GTX 780

  • ストレージ: 2 GB の空き容量

steamで410円で売られていたので購入。RYZEN5 5600GのオンボードVGAでも問題なく動作した。
グラフィクのレベル的にはPS3世代くらい。そんな綺麗に作り込まれているわけではないが現代の日本のディテールを細かく描画している。

田舎の家は物が多い

この手のゲームによくあるのが扇風機や電話機がきちんと描かれていたとしても電源コードが欠けているという現象で、この作品では電源コードに至るまでキチンと描画している。田舎の家のあの物の多さ、段ボールでいろんな物を保管している感じがよく出ている。

スイカ

しかしこれはゲームと言えるのか?
なんというか環境ソフトというのがしっくりくるかもしれない。ハードなFPSでの殺し合いに疲れた人間にとっての癒し系ファーストパーソン。

ある田舎での梅雨の日、ちょっとした白昼夢を探すというのがゲームの一応の目的。ただおいらのパソコンがRADEON系のVGAなのでテクスチャやポリゴン割れがちょくちょく見られた。インディー系によくある話だが作者がGeForceでしか動作を確認していないから起こり得る現象で、そもそもそういう物なのかRADEON系だから発生しているのか比較環境が無いのでよくわからない。

細かく描かれたキッチン

オープンワールドならぬクローズドワールド。一軒の田舎の家だけに絞って世界を構築している。一定の世代にとってはある種のノスタルジーに浸れるだろう。ブラウン管テレビ、ガラケー、なのに車にはフェンダーミラーというちょっとそこの所だけ時代考証が甘い気がする。この時代ならドアミラーだろう。

プレイ時間は20分くらい。ただし何故か3D酔いする。長時間これをやっていると確実に頭が痛くなる。何故だろう?

プレイしてておいらの島根の田舎の家を思い出した。押入れの中も段ボールだらけ。お年寄りというのは何でもかんでも「もったいない」と言って保管する癖がある。お菓子の缶なんかも保管していたりする。テーブルの上も物だらけで生活感が漂っている。新聞紙の山とか古くなって物置に入れられているテレビだとか、田舎の家ってホントに物が多い。そんな物を後生大事にしたところで仕方がないのにな。そんな事を思い出させてくれた。

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