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応援ありがとうございました。

私が嫁いできた25年前、私は20代、主人は30代でしたが、全40戸ちかくの集落のうち、柿の産地だということもあって、ほとんど農業をしていましたが、あとを継ぐなかでも、主人がいちばん若く、そこに私が加わったものですから、そりゃあ、周囲の人たちから褒められたものです(笑)

でも、それに反し、同世代の嫁さんは、チラホラとしかいないし、その嫁さんたちとの交流は、子供たちが保育園に通うようになってからでした。

保育園や小学校の行事やPTA活動で、話しをする間柄になったものの、みんなそれぞれ仕事をもっていらして、毎日街へと繰り出すみんなに比べ、私は農業をする身で、どうしても環境の違いから、それ以上の深い関係になることはありませんでした。

私が人付き合いでそこまでの関係を望んでいないから、自分で壁を作っていたのかもしれませんが、もともと人付き合いが苦手な性格が相まってのことだと思います。

こちらは、車はヒトリ一台必要な山あいの集落で、環境柄外へ行く時間なんてなかったけど、私がもし車を運転出来ていたら、他のママ友さんのように、下の町で付き合いを繰り広げて・・・ということもできたのかもしれませんが、それも持病を抱えているがために車を運転できない私にはままならず、不可能なことでした。

実家は心安らげる場所ではなかったので、帰れませんでした。

息つく間もない環境で、孤軍奮闘していました。
もともと、独りでも平気。人に甘えるのが苦手。それが私ですが、悩みや喜びを共有できる人がいたら・・・。心安らげる実家があれば・・・。叶わない思いを抱いたこともあります。

最近でこそ、主人との時間が愛おしく感じられますが、主人との距離が離れすぎていて「夫婦」が感じられなかった時期もありました。

いろんなことを独りで乗り越えて見えてきた夢や志。

それが、ちょうど十年前に感じた思いを言葉にして馳せた今回の記事です。

もちろん、それもヒトリ固めた意志で、誰にも言ったことはありません。
夢かなうまで20年かな・・・と思っているので、まだ夢半ば。
記事にしたそのとき、いろいろ思いを張り巡らした時期で、「なりたい自分」の理想像も見えてきたので、還暦までにその時志したことが叶うといいなと思っています。

そこから、夢を意識して少しずつ進んでいるところです。

ちなみに、今現在のこちらの一番多い年代は、70代、80代の方で、農業をしていらっしゃる方は、70代が大方ですが、私が嫁いできたあと、若い世代の方も数組、農業を継いでいらっしゃいます。

あと、これからは、しんどいことは独りではなく、「夫婦」で乗り越えていける気がします。
いまは、支えあって生活しているということになると思います。
主人はどう感じているか、分かりませんが。

夢に向かって突き進んでいくなかで、状況も大きく変わっていきました。

自分の思っていることを他人に聞いてもらい、共感してもらった実感は、
ここしばらく・・・というか、結婚してからなくなったなか、今回は、
たくさんの方が私の話しを聞いて下さり、共感を「好き」で表現して下
さった方、励ましの言葉をコメントしてくださった方との交流ができた
ことが、とても心強かったです。
本当にありがとうございました。





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