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【わたしの推し本】英語ができるってそういうことか!と驚き、まだ遅くないと勇気が湧いてくる一冊です。(編集部 伊東)


◎この本を簡単に説明すると…

英語が話せなかったサラリーマンエンジニアが、定年後に同時通訳者に。
60歳という決して若くない年齢で、どうしてそんなことが可能になったのか?
その答えは、本書の主題である「仕事を通じて英語を身につける」にあります。
本書では、本当に効果のあった勉強法だけを大公開。
経験を最大限に活かした形で、無理なく英語を身につける方法を余すところなく披露した実践的な一冊です。

◎この本が生まれたきっかけ

今年、折り返し世代を応援する「人生100年時代ブックス」を創刊しました。

“成長”が一つの指針だった40代のころまでとは打って変わって、自身の役割や立場、環境に大きな変化が訪れる50代。
しかしそれは同時に、これまでのしがらみから解放され、本当に自分がやりたいことができるチャンスでもあります。
そこで、読者の方々が主体性を取り戻し、価値観を見直すことで、
「自分らしく生きる準備」ができるシリーズを創刊しました。

創刊にあたり、企画を検討している中で、2015年に発売した『「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニア」だった私が、定年後に同時通訳者になれた理由』に出会いました。
本書には、英語学習への考えが大きく変わる視点が書かれており、著者の経験や勉強法も非常に実践的で「自分にもできそうだ」と思わせてくれるものでした。そして、創刊するシリーズにぴったりで、あらためてこの本を読者に届けたい!と強く思い、再編集・改題の上、刊行することになりました。

◎こんなあなたに届けたい!

本書は「定年英語」というテーマなので、50代~60代の方の学び直しにおすすめです。
ただ、この本の主題であり、著者が教えてくれる
英語のコミュニケーション力=英語力×知識
という公式は、年齢問わず、仕事、趣味、推し活など、
自分の経験からはじめることで、英語のコミュニケーション力が身につくというもの。

◎編集中や発売後の裏話

英語学習へのイメージが大きく変わりました。
英語を勉強する、というと、単語を覚えたり発音をしっかりしないと……と思っていたのですが、
英語コミュニケーションは英語力×知識。
知識があることで、英語でコミュニケーションができる、
英語力だけあっても、コミュニケーションができないことがあるのです。

本書では、著者の経験も語られているので、30代である私自身も、今の仕事や、学生時代の専門、好きなサッカーなど、知識を持っていることから始めることで、英語を習得し、使っていけるのだとイメージすることができました。


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