見出し画像

RTA in Japan Winter 2022 参加レポート 星のカービィWii解説&技術ボランティア(後編:本番)

 この記事は前後編の2本建てです。前回の記事はこちらを参照ください。

12月26日 1日目 ボラ1回目

 午前10:00頃に会場に到着しました。前日の解散時点では、設営が広々とできるように会場のイスは設置していませんでしたが、私が来た時点で椅子が並べられており、見た目はいつでも開始できそうな状況になっていました。実際、今回はほぼ時間通りにイベントも配信も開始ができました。最初の国境なき医師団の動画音声が流れず、一度やり直した程度です。いつもは何だかんだ細かな準備に手間取っていて、30分~1時間程度押して開始することが多かったですが、前日の設営を1日増やして余裕があったおかげかと思います。

 私の最初のシフトは単走でゲーム時間も長いため、セットアップはそれほど手間取りませんでした。ヘッドセットはケーブルを外して交換できるタイプなのですが、何台か予備のヘッドセットもあるので、前回は感染対策として一度外して予備と交換して、使用済みのものを清掃してから予備に回すというローテーション方式でしたが、今回はその場で清掃の方式だったので、その点は楽でした。

 観戦のほうですが、限界集落勢としてアンリミテッド: サガの応援は外せません。配信用ブースから、走者のさくさくさんと、解説のありくいさんを応援していました。運も非常によかったそうで、予定タイムから30分近く早く終了していました。素晴らしい!

 自分のシフトが終わった後も、次のシフトの方への引き継ぎと、それが終わった後も何だかんだ心配で、会場内を色々と巡回していて気が付いたら夜になっていました。昼飯も夜飯も食べていなかったので、外を出て外苑前周辺を徘徊していましたが、目ぼしいお店が見つからずウェンディーズが目に入りました。理由は分からないけど、ここに入るべきだということを自分の直感が告げていて、何故だろうと考えていたら、それはRTA in Japan Winter 2022で開幕ゲームを飾ったバーガーバーガーでした。途中、マクドナルドの前を通ったけど思い出さなかったのに、ウェンディーズで何故か思い出したというよく分からない奇跡です。店に入ると偶然Miraiさんも居て、ご一緒させて頂きました。Miraiさんは、技術ボランティアの配信管理と撮影のボランティアを担当されており、どちらの業務も運営並みの働きをされておりました。腰の調子が悪かったり、シフト中やシフト外関わらず色々とトラブルに見舞われておりましたと聞いていますが、本当にお疲れ様でした。Miraiさんの記事はこちら。

 当初では翌日の午前4時頃に、星のカービィWiiで解説の出番予定でしたが、ゲームが結構巻いていて30分~1時間ほど巻き進行での出番になりそうでした。星のカービィWiiでは、ラスボスのマホロア第一形態をスーパー能力のウルトラソードでトドメを刺すかどうかを、寄付額投票で目標金額を達成する形式であるBidWarにより決定することになっていました。イベント開始後の寄付状況を見て目標金額を決めたそうですが、18:30に私が確認した時には既に達成されていました。イベント開始からカービィ出走までを考えると、半分の時間も経っていない状況での達成ということで、カービィファンの方々の期待の高さも表れているなと思いました。

12月27日 2日目 解説&自主ボラ

 前回、深夜帯の入場ができるのはボランティアや走者解説のみで、一般観客は22:00前後のゲーム終了を目途に退場する必要がありました。私は前回もボランティアと解説だったので深夜帯に会場に居ることは可能でしたが、特段居る必要がなかったので日中帯のみの入場でした。ただ、深夜帯の会場内の雰囲気も準備中画面のカメラで見ていましたが、これはこれで楽しそうなので興味はありました。

 1~2日目の間は星のカービィWiiの解説のため、初めて深夜の会場内を体験しました。今回は一般観客も深夜帯に会場に居ることが可能となりましたが、初日の平日ということもあって人は少なく、とても広いnote placeの会場を独占しているようで、個人的には楽しくワクワクする時間でした。直前になって本番の心配が出てきたので、観戦もしたかったところですが我慢をして、ラウンジの席に印刷した解説用原稿を広げつつ、音楽プレイヤーとして使っているiPod Touchに保存しておいた、shiroさんからレクチャー頂いた時の録画を聞きながら、夏休み最終日に徹夜で宿題をやるような感じで出番ギリギリまで確認作業をしていました。

 出番直前になったので、ラウンジの席に広げていた資料等の片付けをしつつ、shiroさんに現場の雰囲気を感じられる何かを送っておきたいとふと思いついたので、受付にあった名札をその場にいた運営の方に許可を取って一時お借りして、会場にあったRちゃんぬいぐるみと一緒に撮影してshiroさんに送りました。

shiroさんとアジーンの名札をRちゃんぬいぐるみと一緒に撮影
オンライン走者も名札があり後日送付されるとの事です

 前ゲームである走者Flyさん、解説ふらさんによるBRAVELY DEFAULT IIのプレイ中でしたが、お二方はオンライン参加のため、準備の段階で走者席を自由に使えました。そのため、時間を掛けて以下画像のような感じで完全に自分好みに場所を広げて準備していました。この辺も深夜ならではと、セットアップのボランティアで色々と勝手が分かっていることの特権をフル活用しています。

走者用モニタに自分のタブレットPCを繋いで
左にチャット、右に解説資料を表示(解説資料は手元にも印刷したものを準備)

 本番中はあまり緊張はせず自然体で、shiroさんのプレイを最前線で応援している視聴者のような気持ちで、見ている側と一体になって解説ができていたと思います。shiroさんの走りも非常に素晴らしく、一発勝負では十分に速いと言っていたリハーサルの時の記録よりも更に速い、2時間26分37秒という結果でした。本番では環境都合で、ロード時間が長いWiiディスク版でプレイしていたことと、寄付額チャレンジによるウルトラソードの追加演出がありました。これが記録狙いでの環境で、ロードの短いWiiUダウンロード版とウルトラソードの演出がなかった考えると、shiroさんによる大まかな計算では、自己ベストである世界記録並かそれよりも短い記録であるとの事でした。本当に素晴らしい!!!

 個人的に一番大好きでテンションの上がったシーンは、クリップにもして頂いていており、現時点でトップ30日での再生回数が9位にランクインしている下記のシーンです。ここは4人ソロプレイの真骨頂だと思います。

 毎回そうですが、解説が終わった後は何とも言えぬ高揚感に包まれます。走者の素晴らしい走りを一番間近で見られた喜びと、解説として走者が最大限のパフォーマンスを出すお手伝いができたという達成感など、色々な思いが込められています。終わった後の雰囲気を一しきり味わった後、前日朝からほぼぶっ続けで活動していたのと、一番の山場だった解説の出番が終わって緊張も解けたためか、さすがに疲れたので帰宅することにしました。note placeから駅に向かう途中、なんてことのない外苑前駅交差点の少し朝焼けの風景がとても綺麗に見えていました。

 星のカービィWiiのアーカイブは以下のTwitch(ライブコメントあり)またはYouTubeをご覧ください。shiroさん、今回解説依頼を頂きまして本当にありがとうございました!

 帰宅後寝て、夕方頃にまた会場に向かいました。当初予定でZADETTEを現地観戦できるくらいの時間には家を出たのですが、全体的に巻き進行が続いていたので間に合わず、移動中にイヤホンで聞きながら心の中で応援していました。移動中の聞き専観戦をすることを躊躇しないでください!

 会場到着後、練習ルームではクッキークリッカー勢が練習中でした。走者の一人であるコーリャンさんに、挨拶もせずいきなり慣れ慣れしく話しかけてしまいましたが、以前に反省会通話でお話ししていたのみで、お会いするのは実は初めてでした。大変失礼しました。

 コーリャンさん持参のハドソン製シュウォッチで連射力を測定させて頂きました。結果は10秒間で96回(秒間9.6連射)です。おおよそ100回が凡人とそれ以上のボーダーラインと言う感じがしました。その辺に居たRTA走者の皆様方にやって頂くと、平気で110~120くらいが出ていて、コーリャンさんは130とか出してました。世界が違う。

この後頑張ったら101が出ました(写真撮り忘れ)

 そしてクッキークリッカー本番の壮絶なバトルを見届けて、2日目は帰宅しました。

12月28日 3日目 自主ボラ

 解説の出番も終わり、3日目は特に予定はありませんでしたが、ファイアーエムブレム 封印の剣で解説を担当された、うづきちゃんさんには是非会ってご挨拶しておきたかったので、ゲームが始まる午前中には会場に到着し、途中からでしたが観戦しつつ、終了後に短い時間でしたが挨拶できました。

 FE観戦の間にお昼ご飯のため一時会場を出ましたが、運営やボランティアの間で美味しいと噂のラーメン屋さん「板前ラーメン青山あそこ」に行きました。営業時間上では夜までですが、売り切れ次第終了のため基本的には夕方にはもう閉まっていて、実質お昼にしか行けないお店のようです。前回夏も含めてずっと行きたいと思っていたものの、タイミングが合わず行けないままでしたが、年末だとこの日が最終営業日と聞いていたので行くことにしました。店に入るとリヒトさんとあらしさんにお会いしました。イベント期間中はRTA勢のたまり場みたいな感じになっているのかもしれません。リヒトさんはこの日は会場観戦ではなかったので、真昼間から飲んでやがりました。席についてメニュー見ながら悩んでいたところに、昨日ウェンディーズで偶然会ったMiraiさんが入店したので、また同席しました。運命かな?

海老まぜそばとシュウマイ&チャーシュー丼のセット

 会場に戻った後は会場雑務をしつつ横目に観戦し、夜に予定があったので、夕方頃に会場を後にしました。その予定とは、某裏番組で行われていた、ファイナルファンタジーUSA ミスティッククエストの4人並走(走者:だーれす兄貴、いないぱー兄貴、キヨG兄貴、R-0109兄貴)の解説です。Glitchless Any%のカテゴリの解説は初めてでしたが、時間がなかったのでほぼ予習なしで本番一発勝負でした。とはいえ、だーれす兄貴が事前に解説原稿を提供してくれたいたのと、今まで何度か同ゲームの解説経験はあったので、何とかなったと思います。こちらは真面目に解説するというより、走者4人が通話しながらわちゃわちゃ並走している中で、多少ツッコミを入れつつ最低限の解説をするというスタイルなので、ある意味私の自然体と言うか素で望めたのでとても楽でした。

12月29日 4日目 ボラ2回目&観戦

 本当はこの日の9:00~12:00のシフトだったので寝るべきでしたが、迷っていたのは深夜~朝方で、楽しみにしていたゲームの一つである、不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参! for Windowsがあるため、会場、配信、録画、どれで観戦するかを悩んでいました。

 走者解説は全員オンライン参加とはいえ、敢えての会場現地観戦も考えましたが、さすがにそのままボランティア突入は厳しいと思ったので無しにしました。色々と調べていたら、不思議のダンジョンRTAフェスのDiscordサーバーで観戦通話があることを発見したので、こちらにお邪魔することにしました。その前ゲームだった大工の源さん~べらんめ町騒動記~を大爆笑しながら見て、良い感じに場も温めてもらい、アスカをワイワイ通話しながら観戦しました。途中ちょっと寝落ちした時間はあるものの、結局最後まで見てしまい、眠気の中、会場に向かって朝のシフトを対応しました。

 朝のシフトでは、アンサガでも解説を務めたありくいさんがドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドRETROでも解説を担当されておりました。走者である水沢さんの走りが素晴らしく、運にも恵まれたそうで世界記録更新の瞬間を見届けました。解説を担当したゲームがことごとく運が良く素晴らしい結果が出たということは、ありくいさんは幸運の神だったのかな?

 シフト終了後はさすがに力尽きてお昼前後に昼食を取ってから帰宅しました。三喜園という外苑駅に近くにある中華屋さんです。前回の夏の時に数名で夜ご飯を食べましたが、物量と値段のバランスが良かったです。今回はランチですが、結構がっつり食べられました。

麻婆丼と半ラーメン

 帰宅後、この日はまた夜通しで会場の雰囲気を楽しもうと思い、夜にまた起きて会場に向かいました。こちらも同じ集落勢として絶対に見ておきたかった、走者の忘れ物さんと解説のぽこはちさんによる、悪魔城ドラキュラX 血の輪廻です。お二方ともオンライン参加ですが、私は会場で座席独占して応援していました。

 お二人のコンビネーション感がとても良かったです。お互いに背中を預けられる関係というのが、聞いているだけでよく感じ取れました。忘れ物さんのプレイを最大限引き立てるぽこはちさんの解説だったと思います。短いゲームはあれこれ解説したり要素を入れたくなるんですが、それを感じさせない自然体なスタイルだったと思います。何よりお二人とも本当に楽しそうに喋りながらプレイされていたのが良かったです。お疲れ様でした!

12月30日 5日目 自主ボラ&観戦

 日付も変わり日程も後半に差し掛かって来て、現場の動きも安定していた感じはあったので、一旦自主ボランティアは営業終了してこの深夜帯のゲームを観戦に集中することにしました。悪魔城からの続きで、AtoCOGEN: 大鳥こはくと刻の剣を見ましたが、どちらも良いゲームでした。そして、その次のゲーム「Factorio」が、個人的に今回のリアル観戦した中でのベストゲームでした。

 ゲームタイトルや大まかなシステムは知っていましたが、ゲーム画面を見るのは初めてで、RTAでもあるため凄まじいエイムで操作をしながら工場の生産ラインが出来ていく絵面は本当に凄かったです。自分はこういった、ストラテジー系のゲームで経験があるのは、時代がとても遡りスーパーファミコンのシムシティ程度で、Factorioと同じジャンルとして挙げていいゲームなのかというレベルです。そのSFCシムシティでも、性格的にゆっくりじっくりしっかり考えて配置するのが好きで、1マスずれると許せなくなるくらい細かく考えてしまうので、なかなか街の開発を進めることができませんでした。

 FactorioのRTAでは走者こと工場長のMazmotさんが、冒頭のプレイ前にゲームの紹介と自己紹介で喋った後は、ひたすら寡黙なままゲームに集中している様子を解説のNoNoxさんが説明するスタイルでした。NoNoxさんの声が、個人的にはゲーム実況にとても向いている感じの聞き心地の良い声質で、楽しくリラックスしながら観戦できました。1時間20分ほど経過後、うまく動いていなかった箇所が判明しリカバリする中で、ようやくMazmotさんが苦笑しながら喋り出した中のセリフ「大丈夫、工場は動いてる」は、笑いながらも感慨深くなって少し涙ぐんでしまった場面です。

 その後もゲーム状況がある程度落ち着いてきたからか、MazmotさんとNoNoxさんが対話しながら粛々とRTAを進めており、その様子を楽しみながら観戦していました。

 その次のゲーム、走者のecdycisさんと、解説のセリーナさんの、Dead Risingも良かったです。お二人とも海外勢と思いますが、セリーナさんのとても上手な日本語での解説と、走者のecdycisさんは発音自体は英語っぽい感じですが、文節を上手く区切って限りなく日本語に聞こえるようにお話しされるテクニックが凄く、深夜のゾンビホラーゲームとは思えない陽気な雰囲気でゲームが進んでいくところが見ていて楽しかったです。

 その後、始発が動き出したくらいで自宅に帰って睡眠をとりました。完全に夜型生活マンです。

 この日は夕方頃の、Kusomushi_Buxterさんが走るBatman : The Video Gameが楽しみで、ちょうど始まる頃に会場に着きました。解説ははなげさんの予定でしたが残念ながら参加ができず、代打のりしげさんとなりました。前回夏とRTA in GUNMAでは、Kusomushiさんとはなげさんの走者解説ペアでバトルトード&ダブルドラゴンを披露されておりました。緩い雰囲気で走者解説が友達の家的雰囲気で会話をしながら、硬派なNESのアクションゲームを打開していくという様子が個人的に推しです。そのスタイルは代打ののりしげさんも同じで、とても楽しく見られました。お二人とも火傷せず無事に帰れてよかったです。

 こちらはイベント終了後の話ですが、お二人の反省会配信を何となく見ていたら急に自分の名前が出てきたので「なんだ!?」と思ったら、実はAGDQ2021のJapanese RestreamのNight in the Woods: DemonTowerというゲームの時に、私が司会進行でKusomushiさんとのりしげさんが解説されており、実は関わりがありました。正直完全に忘れてしまっていましたが、録画を見てみると、確かにこんなゲームやってたなと言う記憶が少し蘇りました。Night in the Woodsというゲーム内で遊べる別ゲーム「DemonTower」という神巫女のようなゲームのRTAですが、お二方はゲーム本編のRTAだと思って解説に応募していたらしく、DemonTowerはあまり知らなかったため、結構慌ただしく解説していたそうです。それを知って改めてこの録画を見てみましたが、そう考えるとまた別の視点で見えてきて楽しかったです。

 その後、はるくさんのだるま道場の練習を見学させて頂きました。はるくさんはRTA in Japan 3で走者として出られた際に、私が視聴者として一方的に知ったのがきっかけです。その後に私の反省会配信などに、はるくさんがチャットして頂くなどして交流をしていたので、お会いしたのは初めてでしたが、なんかもう見知った関係のように会話していました。

 そして、この時は知り合いでもなかったので現地でお話しはできませんでしたが、後に私の反省会配信に来て頂きお話しすることになるレンコンさんが、めっちゃ高いテンションで練習部屋の雰囲気を支配していました。練習でこれだと本番は凄い事になるんだと思ったら、それ以上を魅せてくれました。もちろんゲームプレイ自体も楽しませて頂きました。

 イベント終了後に行った反省会配信は通常1対1形式ですが、だるま道場の走者3名(はるくさん、剛力羅羽さん、レンコンさん)は、これはもうチームということで全員来て頂き4人で会話させて頂きました。その直前には、だるま道場勢で反省会配信をしていたとの事で、完全に二次会に利用されました。自分の配信が道場破りを食らいましたが、とても楽しかったです。ありがとうございました!だるま道場勢が来てからのアーカイブはこちらを参照ください。

 その後、ロックマンゼクスを観戦しました。走者のあめしよさんが何度も世界記録を更新しているツイートが流れてきていて興味があったのと、解説のZeromodokiさんは、いち解説請負人として解説テクニックをとても参考にさせてもらっているので、楽しみにしていました。道中の的確な解説、時間が短いボス戦では実況に徹し、針に刺さればINTI CREATESというネタも忘れない、王道アクションゲームにおいては参考にしたい、非常にバランスの良い解説でした。あめしよさんのスタイリッシュなプレイをサポートし、視聴者により大きな魅力でRTAの楽しさと面白さを伝わっていたと思います。

 その後帰宅して、それまで朝方だった生活リズムを直して、最終日に向けて調整をしました。

12月31日 6日目 自主ボラ&観戦

 かなり疲れていたためか昼過ぎまで寝てしまい、会場に着いたのは15:00過ぎでした。最終日なので実りのある1日にしたいと思いましたが、自分から突っ込んで行く勇気もなかったので、こんなツイートをしてみました。

 その後、まいばさん、はるくさん、りゅうくさんが席に来て頂き、色々とお話しさせて頂きました。ありがとうございます! 記念にツーショット撮影させて頂きました。

上:まいばさん 左下:はるくさん 右下:りゅうくさん

 ほか、軽く立ち話や名刺を渡しに来てくれた方々もいて、とても嬉しかったです。ほとんどの人に言われたのは「アジーンさん、忙しそうで話しかけづらそうで…」との事で、確かにその通りでした。特にシフト時間じゃない時にも、勝手にボランティアスタッフみたいな感じで配信ブースにいたり会場内動き回っていたのですが、外から見るとシフト時間内で対応しているように見えて、声を掛けたら邪魔なんじゃないかという風に思いますよね。以後のイベントでは、こういう暇そうにしている時間を作ろうと思いますので、対戦お待ちしております。

 その後は感動のエンディングを迎えて、次回ex#2が静岡のC4LANパーティーにて開催されることも発表されました。福岡で行われたex#1の時には運営の方のみで設営やイベント期間中の運用を対応されており、ボランティアスタッフの募集はありませんでした。ex#2ではどうなるか分かりませんが、募集があれば是非立候補したいと思います。なくてもぜひ現地観戦はしたいと思います。

スタッフロールのボランティア表示 自分の名前が出てると嬉しいです

 通常は最終日の全スケジュール終了後に撤収作業が始まりますが、今回は最終日の次の日も会場が確保されており、イベント終了後は軽く椅子を片付けただけでこの日は終了となりました。特段、運営から明日手伝ってくださいというアナウンスなどは出ませんでしたが、行けば何かしら手伝えることはあると思っていたので、早めに帰って次の日に備えました。

1月1日 6+1日目 自主ボラ

 11:00過ぎに会場に到着しました。運営の方全員と数人のボランティアが既に片づけをしていて、私が最後に来たくらいだと思いますが、ほぼ全て終わっているような感じでした。最後に清掃、備品の棚卸し、搬出などだけやって、手伝った雰囲気だけは出しておきました。夕方頃には搬出完了まで完了し、見届けて帰宅しました。ちなみにこの日は年が明けた1月1日だったのですが、気分的には12月32日だったので、誰とも「明けましておめでとうございます」の挨拶をしませんでした。

また次回!

1月1~3日 反省会

 この日1/1~1/3までの3日間の夜に、通話凸1対1形式で反省会配信をしました。夏はイベント期間終了後すぐに仕事が始まってしまいますが、冬は三が日があるので反省会をするのに丁度良い日程になっていますね。お名前のみですが、通話凸頂いた方々を紹介させて頂きます。本当にありがとうございました。

1月1日(1日目)

  • asutoroさん:Ato解説

  • Zeromodokiさん:ロックマンゼクス解説、技術(配信管理)ボランティア

  • 核さん:ノットトレジャーハンター話し相手、技術(セットアップ)ボランティア

  • ぶたまんさん:アスカ見参解説

  • とんこつさん:進め!キノピオ隊長解説、受付ボランティア

  • ヒロシゲさん:FF10解説

  • したいさん:クッキークリッカー走者

  • ぼぶそんさん:寿司解説

  • DEVILMANさん:Inscryption走者

  • えりんぎさん:箱庭えくすぷろーらもあ走者

  • るなそるさん:技術(セットアップ)ボランティア

  • エクシークさん:技術(配信管理)ボランティア

1月2日(2日目)

  • おいけん:技術(オーディオ)担当、撮影担当

  • tetuさん:ZADETTE走者、受付担当

  • Flyさん:BRAVELY DEFAULT II走者

  • ふらさん:BRAVELY DEFAULT II解説

  • ぽこはちさん:悪魔城ドラキュラX 血の輪廻解説

  • Nakaさん:運営

1月3日(3日目)

  • hamatetさん:METAL GEAR 2走者

  • 瑠璃さん:スターオーシャン4走者

  • やまぎしさん:スーパーマリオカート解説

  • レンコンさん:だるま道場走者(天狗)

  • 剛力羅羽さん:だるま道場走者(ゴリラ)

  • はるくさん:だるま道場走者(一般人)

 前編にも貼りましたが、この反省会のアーカイブはこちらです。

 都合が合わなかった方々もいらっしゃるかもしれませんが、4月頃に第5期の内藤九段将棋秘伝トーナメントが開催されるため、練習配信をしながら通話凸を受け付ける方式でやりたいと思っております。是非そちらにお越し頂ければと思います。

1月7日 謎の勢力による反省会

 核さんの招集により、謎の勢力による反省会が行われました。

 と、何か壮大なことのように言ってますが、元も含めたPeerCast勢というただの身内で雑談していただけです。今回異様だったのは、5人もロフトのところに上がって座り込んで雑談していたところです。

振り返り

解説

 以前の反省会で、解説を請け負う人間としての解説論について、私の中でほぼ最終結論が出てしまいました。shiroさんも解説としてRTA in Japanに出演されたこともあり、一番良い解説とは何かを考える際にこのクリップを見て「これだ!」と共感して頂いたとの事で、本当に嬉しいです。

 一応補足しておくと「解説が良かった」と言われること自体は本当に嬉しいことで、その思いを否定するものではありません。あくまで自分の中の理想形として、可能な限り解説のテクニックや解説者自身のキャラクターを視聴者に意識させずに「ゲーム・走者・RTAが凄かった!」と視聴者に自然に言わせられたのだとしたら、それが私にとっての「勝ち」だという、ちっぽけなプライドです。

 解説はRTA in Japanに限らず、RTAイベントであれば受け付けておりますので、詳細は以下記事参照頂いてご連絡ください!

ボランティア

 私はこういったプライベートの活動においては、既に作成されているマニュアルを渡されてその通りに業務を進めることよりも、ゴールだけある程度決まっている状況で、そこに行き着く手段を自分で考えて、探して、自分から動いて取り組むことが好きです。技術ボランティアに関しては運営からの公式マニュアルがほぼなかったため、私で一部作ったものがありました。マニュアルがないという事実だけ聞けばちょっと不安にはなると思いますが、それを自分が楽しむためのネタにするくらいの勢いで、運営の人に手順を聞き、機材を実際に触って動かし、私としては結構楽しくマニュアル作成をしていました。ちなみに冗談で「運営がマニュアル作らねーからよー!」と言ったら某運営の方より「こっちはレイアウト作成が大変なんだよー!」と返されました。半分身内ノリですが、これくらい軽く言い合える関係や環境って、とてもいいなって思います。年末の仕事で色々大変な思いをしたので、結構癒されました。

 また、前回同様に会場内の雑務としてレッドブル補充、清掃、ゴミ処理などもやっていました。こちらの会場内雑務は運用の方からマニュアル提供があったので、受付と技術の会場内ボランティア全員で協力して実施していました。勝手にお名前出しますが私が観測できた範囲だと、レッドブル補充ではシイタケさん、清掃ではkajiroさんが、特に精力的に動いてくれていました。もちろん他の方々も含めて、これら業務をこなしてくれていたと思います。前回に比べれば運営の方々も楽になっていたと思います。私も自分で勝手に仕事見つけてやること増やしちゃう人間ですが、今回は皆さんで動いて頂いた分、前回よりも確実に楽をさせてもらい、とても助かりました。

 今後のRTAイベント関連のボランティアは、RTA in Japanに限らず、様々なイベントで募集があれば、積極的に応募したいと思います。その内の一つ、不思議のダンジョンRTAフェスを紹介します。ローグライク、不思議のダンジョンなどのゲームに特化したRTAイベントで、2月23日(木)~2月26日(日)に第4回が開催されます。ゲーム応募は先日終了しましたが、ボランティアはまだ応募を受け付けていますので、RTA in Japanを機にイベントを裏方で支える役割に興味がある方はご応募ください!

おわりに

 昨年も、解説やらボランティアやら内藤やらで色々とRTA界隈に関わらせて頂きましたが、基本的なスタンスは今年も変わらないです。オフラインイベントが増えてきたことが非常に嬉しく、可能な限り参加していきたいと思います。既に各所でイベントが告知されており、さすがに全部は行けそうにないのが悔しいくらいです。でもそれくらいRTA界隈が盛り上がってきていることの証左でもあると思います。RTA in Japanは国内最大のRTAイベントであり、界隈の中心となるイベントではありますが、個人的にはあまりRiJに依存することなく、RTAを盛り上げたり新規の人が参入してくれる手段程度に考えて、本当に面白いイベントは自分達で作り上げるぞ!くらいの気持ちで関わっていきたいなと思っています。

 今回のRTA in Japanにそれぞれの立ち位置で関わった皆様、今回は本当にお疲れ様でした。ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?