013-ベニスからパリへ

1週間ほどのんびりと滞在。
ゴンドラにも乗らずベニスを端から端まで歩いてまわった。
観光がメインの街だけどイタリア本土ともそんなに離れているわけでもなく通勤している住民もいるのかな。

次の行き先はパリ。また、電車に乗って少し遠い旅。

パリは色々とまわってみたいところがたくさんある。

バスティーユ
オペラ座
モンマルトル
セーヌ川
ポンヌフ橋

好きな音楽や絵画、映画で知った場所。

パリに着いて最初の宿泊場所にしたのは、バスティーユそばのホテル。
地下鉄を降りて街を歩き、ホテルの看板を探す。もちろん高級そうな所に長く泊まるのは無理。安そうなホテルを探し歩いて一軒の小さなホテルに行き着いた。

間口は狭く道路に面した入口には鉄格子。
インターフォンを鳴らし、英語で泊まりたいと伝えると、格子の鍵が解除され階段を登る。

ホテルではなくアパートのような建物で、フロントらしいフロントもなく、小さなカウンターでオーナーが待っていた。

料金を聞き、2週間滞在したい旨伝えた。案内された部屋はベッドとシャワー、小さな洗面台しかない質素なもので、部屋の一部間に階段袋もあって屋根裏感たっぷり。
それでもパリの街中で過ごせるだけでいい気分。

朝も早くから何を食べようかと街にでる。
人はまばらでお店も空いてない。

まずは人気のないパリの街の散策から。セーヌ川沿を歩いて散歩。映画や写真でしか見たことのない景色を見て回ったけど、それほど感動もなかったのはなぜだろう。

1時間ほど散歩して街中に戻ると裏路地の小さなお店がオープンしてきた。
ベニスのマーケットのような感じで、野菜から肉魚、惣菜まで揃っていた。
小さな洋梨と、豆腐の容器みたいなのにフレンチフライとフライドチキンがのったファストフードを買って食べた。なんだかむっちゃ美味しくて、その後毎日食べてたな。
パリで過ごしたて回ったのは、バスティーユ、クリッシー、ポンヌフ、モンマルトルの丘、ペールラシェージュ墓地とちょっと地味なところ。
映画、絵画、音楽と自分勝手なパリツアー。
それ以外で印象に残ったのは、オペラ座の外壁彫刻たち。

そんなパリで2週間ほど過ごしたある時。次に続く。

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