この記事ではコーリー・グッドのアップデートと、前回の「ネサラ」の記事に収録しきれなかった情報を交互に扱っていきます。かなり雑多な内容になるかも知れませんので、久々に日記のように追記を繰り返していくスタイルでいこうかと思います。
1.3月7日「アライアンス・インテル最新状況」
2.ホワイトハット・インテル(3月前半)
前回の「ネサラ」の記事で少し紹介したパラディンの限定公開動画の続きです。昨年2月の情報である点に留意して下さい。
①ハワード・ヒューズの遺産が盗まれた
昨年末はまだトランプを「反乱」の扇動で訴追しようという動きがありました。
司法省はトランプを捜査する特別検察官まで任命していました。
これは昨年11月にトランプが2024年米大統領選への立候補を表明したことへの脊髄反射的な対応でした。
結局1月6日の件でトランプに罪を着せることが無理だとわかったのか、今は例のポルノ女優の訴えでトランプの再選を妨害しようとしています。使えるものは何でも使え、という感じです。
「ハワード・ヒューズの遺産がブッシュ・ファミリーに騙し取られた」というのは興味深い話でした。ハワード・ヒューズが亡くなった1976年という年は、ちょうどジョージ・H・W・ブッシュがCIA長官に就任した年なのがさもありなん、という感じではありますが、パラディンは証拠をつかんでいるのでしょうか?
デイヴィッド・ウィルコックは以前からハワード・ヒューズがアライアンスやQプランの起源であると主張しています。
②デイヴィッド・ウィルコックの主張
ビートルズとLSDによる国民のマインドコントロールについては、昨年の「ゴスペル」の記事で詳しく掘り下げました。デイヴィッドの意見には賛成です。
「大統領令11110号と銀に裏付けられた通貨」については、これまで調べたことがありません。デイヴィッドの言う事を全て鵜呑みにせず、ちゃんと事実確認しておきましょう。皆さんもよく吟味してみて下さい。
③JFK伝説の事実確認
どうだったでしょうか?私には、デイヴィッドの主張とは違って、ケネディは銀を裏付けにした通貨(銀証券)を終わらせ、通貨準備から解放された銀を、銀貨鋳造のための準備の方に回した、という意味にしか解釈できませんでした。そして「ケネディが通貨発行権をFRBから政府に取り戻そうとしていた」というコミュニティでは「常識」化している話も、急に根拠が曖昧な都市伝説のように感じられてきてしまいました。
「暗殺されたのが証拠だ!」と言われてしまいそうですが。
一応、ジム・マーズの著書『クロスファイア』の主張も確認しておきます。
なんだかレーガンが悪者にされているように読めます。そしてやたらと具体的な数字が出てきました。この数字「$4,292,893,815」を検索してみると、なんと・・・同じジム・マーズの文章のコピーしかヒットしません。これはレッドフラッグです。客観的な裏付けがどこにも見つからないのです。そして「推理される」とか「だったろうに」といった主観的な言葉遣いも気になります。なんだか「ネサラの伝説」と同じ匂いがしてきました。
そして、10年前に書かれたこんな記事が見つかりました。
やっぱり、でした。だって、実際のケネディの発言と実際に行ったことを見れば、そのようにしか解釈できません。ジム・マーズの言っていたことは、「ケネディは実は4,292,893,815ドルの合衆国債券の発行を許可したが、暗殺されたので、それが実現しなかった」ということでした。これは「ネサラは署名されたが、この法案に関わった人々は暗殺されたりクローン置き換えられたりしており、NESARA法の存在を否定しないと死刑になってしまう」という話とよく似ています。つまり、客観的な証拠は何一つ残されていないが「希望のあるいい話」なのだから信じていつまでも待っていなさい、という構造です。
これはとても恐ろしいことです。ネサラについて詳しく調べ始めてから、陰謀論コミュニティの呆れるようないい加減さや不誠実さに、ずっと胸が悪くなっていましたが、同時に背筋が寒くなるような恐ろしさも感じています。
「成功するための最善の方法は、反ユダヤ主義を非難し、我々の問題に便乗しようとする愚か者の根拠のない陰謀論を否定すること」。全く同感です。
しかし、10年前と比べてこれは非常に困難になり、ほとんど不可能になってしまいました。今や「愚か者の根拠のない陰謀論」はYouTubeやSNSのバンドワゴンやエコーチェンバー、フィルターバブル等によって猛威をふるい、完全に制御不能になっています。
エドワード・グリフィンは2000年にJFK神話をファクトチェックしましたが、7年後の2017年にその記事を更新して、こう綴っています:
彼の言葉が信じられませんか?私はエドワード・グリフィンの言っていることがよくわかります。なぜなら全く同じことを体験したからです。
④自分の間違いは認めないコミュニティ
ツイッター社からのメールで、このような投稿が話題になっていると通知がありました。
該当するFOXの放送を確認しようとしましたが、ソースのリンクが貼られていません。そこで画像検索をしてみましたが、同内容の日本のブログしかヒットしませんでした。仕方ないので、画面の中の文字で検索をかけてみたところ、昨年の11月から12月にかけて、海外ブログで「通貨リセット」の文脈で引用されていた情報であることがわかりました。
「次期大統領トランプとプーチンがFOXで=「リセットする備えがある」「私はトランプと協力する」2016年11月9日」とあり、これが約7年前の情報であることがわかりました。そこで私は珍しく、これが7年前の放送だということを教えてあげるというお節介をしました。
すると、これは7年前のものではなくて数日前のFOXニュースだ、となぜか英語で言い返されてしまいました。他にも私と同様の指摘をしている人がいましたが、逆に情弱扱いされてしまっていました。
唯一のソースとして添付されていた画像が、テレビ画面を間接的に写真に撮ったものだった(よく使われる誤魔化しの手口)ので大変苦労しましたが、昔レコード・ハンティングで鍛えた検索力を駆使し、なんとかオリジナルのFOXの投稿を見つけ出しました。これが証拠です。
事実は2016年に当確となったトランプが、これまでのロシアとの関係をリセットし、友好的な協力関係を築いていく、という話でした。ケネディとフルシチョフみたいなものでしょう。通貨リセットとは何の関係もありません。
やっと絶対的な証拠と事実が見つかったので、例の投稿に返信してみました。
全くの無反応。というか、ほとんど閲覧されてもいないようです。この件はすでに嘘の情報の方が8万人以上の目に触れ、消費され、3000人以上の人々にとって「既成事実」として信念体系の中に組み込まれてしまった後だったのです。よく調べられた事実はもはや人々の目には見えておらず、関心を持たれることもありません。
これがいつから続いてきたのかと考えると、背筋が寒くなります。恐ろしいことだと思わないでしょうか?おそらくこれは何十年間もずっと続いてきたことで、今はむしろそれが悪化しているのです。
そしてこれが、私たちがカバールの支配から抜け出すことを遅延させてきた主要な原因の一つなのです。なぜなら、非常に多くの人が全く無駄なことに時間とエネルギーを費やすことになるからです。
ちょっと調べれば間違いだと証明されてしまう「真実」や、思い込みや妄想で、本当にカバールに勝てると思いますか?ちゃんと調べない、ちゃんと読まない怠惰と、勘違いやおっちょこちょい、事実錯誤と誤解が、カバールに対抗する武器になると本気で思えますか?
私はネサラのストーリーについて、そこに少しでも事実が含まれているなら、それを学びたいと思って、一生懸命、限界まで誠実に調べました。いわば、それが真実だと主張している人たちの善意と誠意を信じてみたのです。そして盛大に裏切られました。正直に言って、怒りを通り越して、気持ちが悪くなり、このコミュニティにほとほと嫌気が差しました。
偽情報や誤情報(しかもそれがCIAにコントロールされている可能性が高い)を善人面して「真実である」と言い張り、御高説をたれている無責任でいい加減な人たちにも、それを崇拝して自分も善のために働いていると錯覚している、肩書やフォロワー数やお祭り感でしか判断できない人たちにも、心底失望しました。
「トゥルーサー」を名乗るのであれば、真実を大切にしましょうよ、と言いたいです。間違いは間違いと認めて、先に進めばいいではないですか。なぜ間違いをいつまでも真実だと言い張りたいのか、全く理解できません。
真実を大切にし、よく調べれば調べるほど嫌われ、読まれなくなるのですから、バカバカしくてやってられません。今、私が調査記事を続けられているのは、ほんの一部のサポーターの方たちと、私の記事をちゃんと読んで、理解し、支持を表明してくれる人たちが、まだかろうじて存在するからです。
話が大きく逸れてしまいましたが、ホワイトハットのインテルに戻ります。パラディンの情報発信の姿勢にはまだ誠意が感じられますし、真実を大切にしている人だと思えるからです。
⑤パラディンからの短信(2023年3月前半)
まず、パラディンは3月のはじめに久々にDiscordのチャットに姿を現しました:
どうやら体調を崩していた模様:
しばし雑談を交わした後、パラディンが本題の質問に答えはじます:
また数日後:
日本のツイッター上ではホワイトハットの名を語る偽物たちが、銀行のクラッシュを喜び、祝い合っています。なんと皮肉なことでしょう。
2016年にはクリーブン・バンディの息子たち(アモンとライアンのバンディ兄弟)が再度連邦政府と衝突しています。
当時逮捕されていたアモン・バンディは、今ではアイダホ州の知事候補になっているようです。
タッカーは・・・すぐに手のひらを返す、二枚舌の信用ならない奴であることがこの動画で証明されています。しかし、裏を返せば勝ち馬に乗るタイプとも言えますから、彼はトランプに勝算を見出したのかも知れません。
それよりも遥かに興味深いのは、チャーリー・サイクスの発言です。ほとんど「DSはトランプを脅威に感じてます」と告白しているのと同じようなものではないですか。本当に言ったのでしょうか?上の動画ではその発言は見られなかったので、「またガセか・・・」と思いかけましたが、こちらの動画でちゃんと確認できました。4分10秒あたりではっきりと言っています:
さて、パラディンがとんでもない事を言い出しました。色々なことに疑心暗鬼になっている私には、にわかには信じられないエピソードですが、なにせこの人は英国貴族院の終身議員(ジェームズ卿)と同じインテルを共有しているような人です。あり得ない話だと却下することはできません。もっと話を聞くしかありません。
3.ホワイトハット・インテル
①イーロン・マスク
QFSは実現するが、CBDCは実現しない、とパラディンは言っています。興味深いですね。確かに量子コンピュータのニュースは急に活発化してきた気はしますが・・・
少なくとも強力な量子コンピュータが金融システムの管理に使われることになる可能性が高いとは言えそうです。問題はそれが善人の手に渡るのか、悪人の手に渡るのかであり、もし悪人の手に渡れば、CBDCに利用されてしまう。しかし、パラディンは何らかの根拠から、そうはならないと確信している様子でした。はたしてその根拠とは?もっとパラディンの話を聞いてみないことにはわかりません。
②ダニエル・ヴィンセント・ヒューズ・ジュニア
さて、話は変わり、パラディンが最近Rumor Mill Newsにあったハワード・ヒューズに関する投稿に注目だと言っています。Rumor Mill Newsは1996年からある匿名掲示板で、日本の阿修羅掲示板に似た掲示板です。
またまた怪しげな話です。しかし、調べたところ、D.V.ヒューズJr.という人は実在しました。
そして経歴もだいたい合っています。
出身高校も、確かにニュージャージー州アトランティックシティ郊外です。
だいぶ話が見えてきました。ブッシュ・シニアがCIA長官だった時代に、ハワード・ヒューズの相続人として銀行内に送り込まれたという人物が、ダニエル・ヴィンセント・ヒューズ・ジュニア(D.V. Hughes, Jr.)だったのです:
そしてウクライナを通じて、このお金が資金洗浄され、アメリカの政治家たちを買収する裏金になってきたということです。
そして、ブッシュ・シニアの葬儀で届けられた謎の封筒の中身は、様々な憶測を呼んでいましたが、「お前たちがハワード・ヒューズの財産を盗んでウクライナでやってきたことを知っているぞ」的なメッセージだったという話でした:
改めてこの動画を見ると、封筒を受け取っているのを目撃されたメンバーが、クリントン、バイデン、オバマ、ブッシュ・ファミリーという納得の面子の中で、トランプ夫妻の後ろに座る(カレン・)ペンスも受け取っているのが興味深いです。ホワイトハット/アライアンスはペンスが裏切り者であることは最初からわかっていたということになります。
コーリーがアライアンス人脈から公表を依頼された面白い話とは、このウクライナとハワード・ヒューズの財産の話のことだったのでしょうか?タイミング的にはばっちり合っています。
いまだ一枚岩ではない共和党ですが、カバールにとっての悪夢だというトランプ対RFK Jrの大統領選はあり得るのか、パラディンがQFSに自信を見せる根拠は何なのか、本当に潮目は変わってきたのか、疑問は山積みですが、再び時間切れになってしまいました(3/29)。
③3月以前のチャットから補足(3/31更新)
また少し更新する時間が取れました。続きに行く前に、3月以前のパラディンの発言も少し拾っておきます:
2021年のチャットでは、パラディンはD.V.ヒューズJr.氏から証拠の文書も受け取っていると言っていました:
過去のチャットを掘ればまだまだ面白い話が出てきそうですが、きりがないので、まずは3月後半の続きに戻ります。
④3月後半のチャットから
パラディンが言っていたのはこの動画の感想です。FOXがウクライナ支援に対する共和党議員の立場を尋ねたものです。
パラディンが言っていたように、デサンティスの回答は意外だったのか、読売の記事にもなっていました。
ちなみにトランプの回答は、「ノー。必要なのはアメリカの政権交代だ。バイデンのせいで私たちはこの混乱状況に巻き込まれている。ロシアもウクライナも疲弊していて、取り引きしたがっている。すぐに話し合いを持つべきだ。時間的猶予はない。今すぐ破壊と死を止めなくてはならない!」というものでした。
話は変わり、SVBの破綻について:
これが3月最後のパラディンの投稿です。ちょうどこの記事も長くなってきたので、ここで区切りにします。次の4月の記事の中で、コーリーの3月のアップデートの残りと、ネサラの調査過程で見つかったこぼれ話について書くことにします。