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青春のかけらを置き忘れた街へ

今回、天神中央公園でライブを見がてら42年ぶりに学生時代過ごした「香椎」「九産大」「香住ヶ丘」あたりを訪ねてみようと思い立った。僕も66歳になり、後何回ここへ来れるかわからないから。

朝早くホテルから見る朝日


意を決してバスに乗り込んだ

朝8時半の香椎行きのバスに乗ってゆっくり景色を楽しんで…と思ってたら、昔と違っていきなり高速道路なのね(笑)
感傷に浸る間もなく、あっという間に香椎へ着いた。

旧香椎アピロス(今はトヨタ自動車販売)の前あたりから香椎の通りを見る。

国道3号線ってこんなに狭かった?と香椎の街に着いて思った。
デカいキャバクラとか出来てたりして。
香椎の街は様変わりしていた。
そりゃ42年だものね、
当たり前か。

九産大生憧れの福岡女子大様
昔、結婚するならS大、恋人にするならF大、
そしてコケにするなら我が大学
と言う笑い話があった。
しばらく歩くと
わが母校が見えて来た。
懐かしの踏み切り。


正門前
昔は受け付けなんか無かった(笑)

九産大周りも激変していた。
しかしそんな中、学生時代、仲間たちと吐くまで飲んだ焼肉屋さんがまだ有るではないか!
当時と同じ経営者なのかわからんけど今回、唯一42年前と記憶が同じだったのがこの店だった。

開いていれば食べたかった。

そして僕が住んでいた香住ヶ丘三丁目あたりを記憶を辿りながら散策。
マンション、アパートだらけと
変わってしまっていたが、多分、ここだっただろうと思った僕が住んでたアパートのあった場所は駐車場になっていた。


香住ヶ丘三丁目の緩やかな坂道 
僕が住んでたアパートは多分この場所だった。


懐かしい唐の原へ 
当時付き合っていた
彼女が住んでいた。
彼女、元気かな?

しかし、変わってしまったな~

 再び3号線に出て、唐の原まで歩いて、僕の小さな旅は終わりました。というか歩き疲れた(笑)

帰りは西鉄九産大前から博多行きの電車に乗り、香椎、九産大周りに別れを告げた。

多分、僕はもう此処、東区に来る事は無いな。
学生時代、楽しい思い出をありがとうございました。

西鉄九産大前駅
さらば学生時代
さらば青春のかけらを置き忘れた街

こうして僕の心の旅は終わりました。

博多ほど市街地の上を
飛行機が飛ぶ街は珍しい。
天神も様変わりして
新天町も消え去る運命
自分用のお土産品。
「ローリング・ストーンズ完全本」
さらば「博多パラダイス」

川の流れはゆるやかに
何も無かったように流れて
月日の流れは 激しく
余りに多すぎる 思い出

博多よ 俺の青春の街よ
いつかまた また
きっと会おう
遠くなる街並みに
今、小さく手を振って…
「博多」
By T‐Norimura 


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