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「うたうま語」とは
おはようございます。twitterで「うたうま語」という言葉について論じてみました。「うたうま語」って言ったら、すぐ仲間が「歌うま語はあるよなあ」なんて反応をくれたもので,,,
「あ、これはもしかして、いいネーミングをしてしまったな」なんて思いまして、ちょっと喜んでいます。
いつかまとめそうなこととして。
— 岩崎 大貴 Hiroki Iwasaki (@Dirhirokiiwa) March 1, 2022
「歌が上手くなる頃には意味不明なことを言わなくてはいけない」
歌上手い人ってだいたいよくわかんないこと言うんですよね。
おれは高いところ後ろからぐっと回して母音を抑え込んでる
一番難しいこのBのところは音が軟口蓋の後ろをすり抜けるよ
「うたうま語」とは何か
さて、歌うま語、とはなんでしょう。これはズバリ、「歌上手い人がいう、よくわからん言葉」の数々です。
あなたは「歌うま語」に出会ったことはありますか?きっとあるはず。ほら、
「頭蓋骨に響かせる」「おでこからビームを出す」「目の裏から声を出す」「うなじに声を当てる」「声を後ろから回す」etc,,,無限!
もういくらでもあります。ちなみに最近の私は「頭蓋骨を四方八方に広げながら歌う」ですね。実際に起きてたら死んでしまうかもしれません。(実際にmm単位で起きてんじゃない?ともちょっと思ってるんですが)
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このうたうま語、時折ちょっと馬鹿にされてしまいます。だってほら、意味不明じゃないですか(ひどい)。あと「科学的じゃないよね」、なんて。確かに、初学者にとっては、もしくは理屈で理解したい人にとっては「??」でしょうね。「おでこからビーム」なんてうーんちょっと、はい。「子宮から声を出しなさい」なんておっしゃる先生も昔いました。(男性はどうするんだろう)
でも、今日は「歌うま語」を肯定したいと思っています。否定するのは簡単ですが、肯定を全力でしてみたいのです。
そもそも歌手が実際に行なっていることはとてもとても難しい
そもそもですね、歌手って何をしてるんでしょう。歌を歌っている?いやいや、歌ってなんなんでしょうね。すごい難しいことですよ。
・指定されたリズムと音高に合わせて
・声帯を伸ばしたり、たゆめたり、小さな筋肉で微調整して
・ベロやアゴ、軟口蓋を動かし母音と子音を生成し
・さらに咽頭を望んだ音色になるように大きくしたり小さくしたり
・声帯を振るわせるには息が必要で
・息のスピードと量を腹筋群と横隔膜、肋骨の筋肉で微調整する
...とか書いているともうもう、えらいことですよね。で、さらに、歌手というのは、これを上手にできているかどうかのモニタリングをしなくてはなりません。(!!)
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