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実は煮物が得意なイシイ。「農と食卓をつなぐ」に込めた2024年を一緒に迎えるおせちの話

「イシイのおべんとクン♪ミートボール」
このフレーズで石井食品を知っていただいた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな石井食品が「おせち」を作っていることに驚かれる方もいますが、実は1945年に佃煮製造会社として始まっているのです。
ミートボールやチキンハンバーグよりも、「佃煮」の歴史の方が長い会社なんですよ。

そんな我々の技術を全て詰め込んだおせちの年のテーマは「農と食卓をつなぐ」。ここに込めた思いを、代表の石井智康(以下、社内呼称でもある「智康さん」と呼びます)とともに紹介します。

「農と食卓をつなぐおせち」の特長

全ての素材を国産にこだわる石井食品のおせちについてご紹介します。

工夫と"ひと手間"

昔はおせちといえば、各ご家庭で作られてきたものです。しかし、それぞれの料理に手間ひまがかかり、かなりの重労働となります。石井食品では、ご家庭の手間を代行し、それ以上のひと手間をかけ、美味しい料理にしています。例えば煮物ですが、それぞれの食材の特性に合わせて、食材ごとに煮付け、盛り付けで合わせます。黒豆煮は希少な丹波黒種黒豆をじっくりと時間をかけることで、ふっくらと炊き上げています。手間はかかりますが、受け継がれてきた技術で素材をさらにおいしくする努力を惜しみません。

生産者とつながる

生産者は天候や土壌などの環境や農作物に日々向き合い続けているプロフェッショナルです。日本の各地域で手間ひまをかけて育てられた食材を、よりお客様に喜んでいただける製品にするためには生産者との対話が何よりも大切です。例えば、まだ栗が青い夏の時期から現地に赴き、生産者の方とベストな収穫時期について相談します。そうすることで旬の時期に収穫から製造を手早く行うことができ、最高の栗きんとんをお客様のもとへお届けすることができます。社内では「今日は〇〇の栗を見てきました!」といった報告が溢れているのが石井食品です。

農と食卓をつなぐ

原点の佃煮製造からはじまり、生産者との対話を積み重ねながら作り続けた石井食品のおせち料理。伝統的な味わいを残しながらも、日本各地の旬の味わいや生産者を初めとする多くのパートナーの方々、石井食品の社員の想いをお重箱のなかに詰め込みました。
ほんとうにおいしいものを作るために産地から食卓へ。今年も本物のおせち料理をお届けします。

智康さんのおせちに対する想い

この「農と食卓をつなぐおせち」への思いを代表の石井 智康(社内での呼称である「智康さん」と表現させていただきます)よりお話いたします。

— 今年のおせちのテーマは「農と食卓をつなぐおせち」です。この言葉に込めた思いを教えてください。

この「農と食卓をつなぐ」というテーマは、おせちだけでなく石井食品の全ての商品で目指しているテーマです。石井食品は佃煮ではじまった会社です。その佃煮で培った技術が受け継がれているからこそ実現できているおせちの提供を通して、「農と食卓をつなぐ」を実現することが重要だと考えています。
お正月の家族の食卓こそ、おいしさだけでなく、生産者の手間ひまや想いを伝えることでよりよい時間をご提供できると思っています。

例えば栗きんとんの栗であれば、まだ実が青い夏の時期から、社員が現地に赴き、生育状況やベストな収穫時期を相談し、製造時期などの計画策定に活かします。社内のチャットには「今日は〇〇の栗を見てきました!」といった報告が溢れているのが石井食品ならではです。

— これまでのおせちと「ここが違う」、また「絶対に変わらない」という点について、智康さんの視点で教えてください。

「おいしさ」と「安心安全」には、今までもこれからも絶対の自信を持ってお届けします。今年はそれに加え、お正月の特別な体験としての付属品の充実にこだわりました。お子さまと一緒におせちを学びながら遊べるキットや、食卓を彩る付録等を同封いたします。
またパートナー企業のご協力により、海鮮セットや豚角煮等、食品メーカー単体では実現不可能なご馳走も用意しましたぜひご覧ください。

また、石井食品は手間ひまを惜しみません。石井食品が目指したのは、みなさまが大切な家族のために作る家庭料理です。例えば、黒豆煮は豆を柔らかくするために重曹を入れて炊き上げる方法がありますが、家庭ではなかなか取り入れない方法だと思います。だからこそ石井も、希少な丹波黒種黒豆をじっくりと時間をかけることで、ふっくらと炊き上げています。手間はかかりますが、受け継がれてきた技術で素材をさらにおいしくする努力を惜しみません。

— 石井食品を応援してくださっているみなさまに届けたいメッセージはありますか?

みなさまは「おせち」にどんなイメージをお持ちでしょうか?中にはあまりおいしくないという印象がある方もいるかも知れません。そんな方には、ぜひ一度弊社のおせちをご賞味いただきたいです。ミートボールやハンバーグのおいしさの原点は弊社の祖業である「おせち」にあります。
石井食品の企業ビジョンは「真(ほんとう)においしいものをつくる〜身体にも心にも未来にも〜」です。これは石井食品の商品を購入してくださるみなさまへのアピールのために掲げている言葉ではなく、創業者である元会長の石井トヨ子の口癖から湧き上がってきた言葉です。無添加調理に方針を転換した当社だからこそ「素材がよくないとおいしくならない」ということを知っています。

このような思いを持った石井食品だからこその伝統と技術を活かし、日本のお正月を「おいしく」次の世代につなげていきたいと思います!

最後に、3工場長からのメッセージをお届けします

各おせちに携わった工場長からのメッセージです。お読みいただきよりおせちを食べる日が待ち遠しくなることを願っております。

八千代工場 工場長 久保啓介

おせちは、お客様の新年最初の食卓を飾る商品です。お品物一つひとつの原材料について、野菜であれば弊社社員が農家様を訪問し、栽培履歴を確認します。工場に納品された時には、残留農薬の有無を検査し、合格したものだけが加工工程に入ります。また、数の子やいくら、かまぼこなど弊社では作れないものについては、協力工場にお願いし、弊社指定の工程と材料で作っていただきました。すべてのお品物の確認を重ね合格したお品物だけを使います。盛り付けも、お重の蓋を開けた瞬間のお客様の笑顔を意識し、訓練を重ねた人だけで行いました。盛り付けが終わった時の従業員のほっとした顔がいつも印象的です。

唐津工場 工場長 志田紀子

だしの旨味を活かし、素材の味を活かしたやさしい味付けに仕上げています。一品ごとに袋やトレーに詰められているおせちもありますので、新年はじめにご家庭一緒に盛り付けから楽しんでいただけると嬉しいです。おいしく召し上がっていただけることをお祈りしています。

京丹波工場 工場長 溝上真悟

石井食品の京丹波工場には食物アレルギー配慮専用施設があります。厳選した素材をこだわりの調理方法で一つひとつ丁寧に調理し、メニューごとに食物アレルギー物質検査を実施した「食物アレルギー配慮おせち」もお届けできるのが我々の強みです。元旦からひとつのおせちを家族で安心して囲んでいただけることを祈っています。

イシイのおせち ご予約受付中


おせちだけでなく、栗きんとんや黒豆煮などの単品も取り揃えております。ぜひ一度ご覧ください。