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大粒でお口の中も幸せいっぱい!大きさが特徴の日高の栗、今年の出来は例年以上

栗プロジェクトのnoteをはじめて約3ヶ月。
中の人もだんだん栗に詳しくなってきましたよ。

栗の収穫の時期はすでに終了。
イシイの工場での今年の栗剥き作業も完了しました!

この栗は
・栗ご飯として加工したり
・低温熟成させたり
・お正月の栗きんとんにしたり
と、いろいろな形でみなさんの食卓へお届けしますので、是非ご賞味ください。

今回は、埼玉県日高市の栗についてお届けします。

栗ごはん 埼玉日高

今年の出来は例年以上?!大粒が特徴の埼玉日高の栗

熊本、京都、千葉…などたくさんの産地についてご紹介してきましたが
今年は収穫量が多くなかった地域も多く
中の人も農業の難しさを感じていました。

埼玉エリアは梅雨が長かった影響で生育が心配されていたそうですが
その後の気候は栗にとっても好条件!
最終的に良い栗に仕上がったようですよ。

日高の栗の特徴はなんといっても「大粒」
栗の規格は主にS〜4Lまでの6段階で表現されます。
粒の大きさによってサイズが決められているようなのですが
このエリアで収穫され、商標もしっかりとってブランド化されている「高麗川マロン」は2Lサイズが主流

2Lサイズは、35mmより大きく39mm以下を指します。
手のひらに乗っけてみた感じをイメージしてみてください。
めちゃくちゃ大きいですよね!

図1

高麗川マロンの品種は4つ。品種によって何が変わる?

日高市のエリアで採れた栗のブランドである「高麗川マロン」は
この埼玉エリアで採れた「国見」「大峰」「利平」「筑波」という4品種の栗で成り立っているのだそうです。
(中の人は「高麗川マロン」という品種があるのかと思っていました…!)

なぜ時期のちがう4つの栗が必要になるのでしょうか?
それは、それぞれの品種の収穫時期が異なることが大きく影響します。

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栗の収穫は、品種によって微妙に時期がずれています。
早い順に、
・早生(わせ)
・中生(なかて)
・晩生(おくて)
と呼ばれています。以前のnoteでもご紹介しましたが、いまだにパッと読み仮名をふれない中の人です…。

高麗川マロンの中でも
「国見」「大峰」は早生にあたり
「利平」「筑波」は中生にあたります。
そうすることで早いと8月中旬〜10月中旬くらいまで収穫ができることになります。

栗の収穫時期はとっても限定的。
少しでも長く、新鮮な栗を全国のみなさんに楽しんでいただくための工夫ですね。

美味しい栗を少しでも長く味わっていただくために
イシイでは、収穫した栗をできるだけ早く
早いものはその日のうちに自社工場に持っていき栗剥き作業に入ります。
栗も植物ですから、新鮮さが命なんです。

でも、剥いてしまったらすぐ食べないと…
でも、でも、できるだけ長い間美味しい栗が食べたい…
ということで今年から熟成栗にも挑戦しています!

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イシイは栗を氷温冷蔵で保管。
栗を0℃以下、食品が凍らないギリギリの温度を調整し、保ちます。
そうすることで栗は「凍りたくない!」と防御反応を起こします。
この防御反応が、旨味成分のアミノ酸や糖類を含んだ「凍らない栄養分」を作り出し、栗が蓄えるのです。

この冷蔵期間はおよそ2週間程度。
熟成されて美味しくなった栗を個包装でみなさんのお手元に届けますよ。

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※熟成栗には日高の栗は使用しておりません。

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最後に、どこで買えるのか

イシイのオンラインストアで販売・予約受付中です

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