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コーヒー豆、桜詠む。



こちらのご企画に、またまたルール違反で参加します。

ええと、ですね、桜のおすすめ見どころ、ぜんっぜん思いつかなかったのですよ。チェコでも桜っぽい花は咲いているのですが、どうも植物学的に本当に桜なのかどうか、自信がない。その上、北海道よりも緯度の高いチェコ共和国、今週やっとチラホラ咲きはじめた感じ。ちなみにうちの庭にもサクラ科かと思われるのが三本植わっていますが、遅咲きなのか、まだ花はついておりません。

実はここ数日、サクラのおすすめスポットがないのだから企画参加はできない…と思っている私にお構いなしで私の周りをプラプラしはじめたコーヒー豆氏。らべあろ企画に首突っ込みたくて、やる気満々の様子。
いやでも、無理だから!って言い聞かせていたんですが。

今日ですね、「なんか、呼ばれてる気がする…豆氏を描かなきゃいけない気がする…」と思わせていただいたのがこちらの御記事。

では、今一度、コーヒー豆氏の一句を文字起こししておきます。

香ばしく我舞うところ桜あり
(こうばしくわれまうところさくらあり)

コーヒー豆氏について行きさえすれば桜に出会える、と言いたいらしいです。



【おまけ】

先週末プラハで行われた世界旅行見本市のような、大きなイベントの日本ブースにて来場者の名前を毛筆書きする、というお仕事をさせていただきました(どこまでSNSなどで情報を流してよいのか分からないので、当日の写真などの掲載は控えます。)

こういったイベントでの毛筆名前書きでは普段はカタカナで書いているのですが、ご依頼をいただいた際、ご依頼主からは「ぜひ漢字で」とのことでした。カタカナでもヨーロッパ言語の名前は100%正確に書き表せられるわけではないのに、漢字で、というのは個人的にはどうしても納得いかない(だって、「波辺流」を「Pavel(パヴェル)」って一発で読んでくれる日本人、います?後で日本語の分かる人に見せて「何これ?」って言われるのが嫌なんです)のですが「漢字のほうがカタカナより喜ばれるから」とのことでした。
事前にどんな名前にどの漢字を使うのか、リストを作っておいた方がいいですよ、と言われたので(もちろん本番でリストを見ながら書いたりしませんが、心の準備ができる)ネットで「人気のチェコ人の名前ランキング」を男女それぞれ105位までプリントアウトして、その横に手書きでリストを作ってから臨みました。

結局、本番では事前に考えておいたのとは別のことを書いたし、準備していた名前以外の人もいたし(フランス人や、ドイツ人、ロシア人も来た)、もちろん準備しておいたけど書かなかった名前もありました。

準備しておいた名前の中で、来場者の中にいなかったため書けなくてちょっと悔しい名前が一つ。

家でその名前を書いてみました。


24 x 33 cm(半紙)

この名前…元のチェコ名がどんな名前なのか当てられた方は…

もれなく「コーヒー豆氏とお花見ができる券」が贈られるそうです。

答えは区切れ線の下↓



【答え】

Svatopluk

巣(s)鳩(vato)符(p)流(lu)久(k)


豆氏のスイーツ探求の旅費に当てます。