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墨で鳥-水墨画練習帳

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水墨画、特に鳥の絵の記事の収納マガジンです。
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#アオサギ

我、アオサギ○○なり / 敬称決定

先週の水墨アオサギ記事で募集いたしました うちのアオサギの(いや、飼っているわけじゃないんですよ、私のnote記事に頻繁に出没するアオサギのことです)敬称ですが、有り難いことに複数の方からアイデアをご提供いただきました。 いただいた案をザっとまとめてみますと、 集団の長系(村長、部長、CEO) 教育者系(教授、師匠) ミリタリー系(野武士、大佐) 王室系(殿下) 芸術系(詩人、名人) といった感じに分類できそうです。 新たに「敬称を考える」というのは「役職を決める」

墨でアオサギ / 敬称募集

ここのところカラスに沼りながらハイタカくんに翻弄されていたワタクシですが。 またしても「墨で鳥」に帰って来ました、アオサギが……! 水墨画の鳥をお披露目する「墨で鳥」コーナーも、アオサギがいなければ始まっていなかったのではないかというくらい重要な鳥。定期的に顔を出さないと本人(本鳥)も気が済まないのかもしれません。 では、まずは墨でアオサギ、新作をどうぞ。 (大きさはいずれも書道半紙24 x 33 cm) 何だか、私のアオサギ、安定してきてません?……って自分で言うのも何

アオサギ、墨で躍る。

本日、無性にアオサギの墨絵を描きたくなりまして。もしかすると、最近私がニシコクマルガラスに気を取られすぎていたので、拗ねていたのかもしれません、アオサギ先輩。で、私の脳内で騒ぎ出した。「描け」と。 ということで墨で躍っていただきました、アオサギ先輩に。 むむ、去年のリベンジよりもうまく行ったのではないか…? しっかり乾かした後、裏打ちしようかと思います。 以下、最近の水墨画です。 初級者の生徒さんに「金魚が描きたい」って言われて用意したんですけど、長らく本物の金魚を見

今年も続きます、墨で鳥 ー 君は誰だ

しばらくnoteには載せていなかった気がしますが、水墨画(墨絵)も墨絵教室の仕事も楽しく続けています。 去年の1月から、水墨画でも特に鳥をモチーフにしたものが多くなってきたのでマガジンにまとめてあります。 それまではほぼ鳥知識ゼロ。しかしモチーフとして鳥を探したり、鳥同盟の長から鳥のお話をたくさん聞いたりしていたらこの一年で私の中の鳥に関する知識はかなりの成長を遂げました(とは言えまだまだ知らないことはたくさんあります。) 最初に鳥の種類を意識して描いたのがアオサギだっ

アオサギ・リベンジ…なるか

忘れていたわけではありません。 一月に挑戦して、いろいろ納得いかなかったアオサギの水墨画。 シリーズ化しつつある「墨で鳥」も、このアオサギ先輩から始まりました。 それまでほぼゼロだった鳥に関する知識が少しずつ増え始めたのもこのころで、春には庭の鳥の巣を観察する機会にも恵まれました。 そうなってくると、アオサギのことばかり考えてはいられない。 いつかもっとかっこいいアオサギを描いてやるぜ、と思いつつ、なかなかアオサギに再挑戦できない日々が続きました。 アオサギ先輩が呼んで

墨で鳥 ― そして誰もが鳥になった。

以前、2021年の9月から墨絵教室の講師を務めているという記事を書きましたが、年明け最初に選んだ課題は「小鳥」、その次の週には小鳥と簡単に小枝などの背景を組み合わせる花鳥画の入門のようなものを試みました。 今回も初級者のためにお手本を用意すべく、小鳥と枝葉のコンビネーション、試みたのですが。 こちら一枚目。 え、なんか渋~い竹に、小鳥がファンシーすぎないか? スズメを描くつもりだったんですけど、くちばしの下の色に納得いかなくて次々筆を重ねたら立派な髭になってしまいまし