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かしゅたんとパツキンスキー

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日本人少年かしゅたんとチェコ人少年パツキンスキーの漫画が出てくる記事を収めています。
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#伝統とは

笞打つて芽立ちを急かす習ひなり

春のこの時期は毎年何かと忙しく働いております浦島Ru太郎(またの名をオリエンタル工作員ルゥノスケ……あと二つ三つ名乗っている名があったかな)、案の定今年もイースターの伝統をきちんとご紹介する余裕もなく(その割に小説は書いとるやん、という突っ込みも昨年と同じく)、なんとイースター記事と俳句企画参加記事をドッキングさせるという恐ろしい必殺技を捻り出しましたよ! と言うことで、本記事はこちらの春の俳句王を選出するらべあろ企画への参戦記事で(も)あります。 お題は「芽立ち」とのこ

クリスマス鯉の今昔・その他クリスマスに関する私事

去年話していた「鯉料理の話」はこちら↓ この「伝統」のクリスマスの鯉のフライ、ちょろちょろ調べてみると、「こういうのをチェコでは昔から食べていて、今も食べられているんですよ」という単純な話ではないことに気が付きます。 ということで、しつこく今年もクリスマスの鯉について書いてみます。 中世の池から鯉のフライまで上記の一年前の記事のおさらいになりますが、クリスマスに鯉を食べる習慣は中世に修道院の傍に池を造りキリスト教の象徴である魚を飼い、断食の際の食事にしたことが始まりだそ