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ワタクシゴト漫画集

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筆者が主人公の四コマ漫画や、筆者の分身である浦島Ru太郎とカメさんの漫画が集めてあります。
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工作員、アジトにいながら紫乃さんに会う。

「来年の旅行にプラハにも寄ろうかと思って。せっかく大阪でお会いできたことだし」 と卯月紫乃さんにお声をかけていただいたのは昨年2023年9月、文フリ大阪が終わった数日後のことだったと思います。 紫乃さんと言えば俳句。特に最近は俳句に集中されるためnoteでもすまスパを卒業されたり(一時的なものなのでしょうか?)俳句以外のご活動を減らしてらっしゃいますが、実は私、紫乃さんのエッセイもとても好きです。 そしてご主人のゆうさんと共に気が付けば旅路におられる、という旅行家でもいら

浦島、カフカ没後100年に毒にあたる。

本記事はフランツ・カフカ没後百年とは何ら関係ない内容になりますが、昨年7月3日にカフカ生誕140年で記事を上げたので、没後百年の今日中(2024年6月3日……投稿している今、日本は既に4日ですが)に無理やりこの話題をねじ込んで記事を上げておきたいなと思いまして。 繰り返しになりますが、拙長編小説『その名はカフカ』は作家のフランツ・カフカとはほとんど関連性がないものでして。よって、冒頭の漫画及び以下に書くことはまったく没後記念とは関係ありません。こじつけてボソっと書き留めてお

浦島、地球の反対側にて母語に浸る。

noteをやってたおかげで出会って手に入れた書籍がモリモリ溜まってきたのにもかかわらず本腰入れてご紹介する時間と心の余裕がないため(はい、毎年春はアレです、無事終了したらまたちょろっとご紹介したいです)、心苦しいですが、こちらでまとめてお披露目ということにいたしました。 まずは先月の文学フリマ広島の余韻です。 表紙絵を描かせていただいたり古い作品を挿絵に使っていただいたこちらと 合わせて送っていただいたのが、文フリで購入しておいていただいたこちら と、こちら! ウミ

浦島、自らの怪しさを分析する。

浦島、何をそんなにプルプル震えているんだい……? 事の発端はこちら↓ 約一ヶ月間、夢中になって準備をして本に仕立て上げた長編小説『その名はカフカ』第一巻。 先週土曜日の夜、この「本にしました」というお知らせ記事を書き上げ、もしご希望される方が出てきても販路は作ってあるしこれで安心、と眠りについた浦島Ru太郎。 ところがどっこい日曜の朝起きてみたら、くだんの記事にリンクを載せてあったネットショップが運営側からアカウントをブロックされており大慌て。 もともと「売る」よりも

鬼を笑わせる年末2023

えっと、四コマ目はフィクションです。私が愛飲しているのは純ココアを豆乳に溶かした無糖ココアでして、最初から砂糖の入っている砂糖水同様のココアなんかはココアだと認めていないし、その上にマシュマロを浮かべるなどとは邪道もいいところです。 ……本題に戻ります。 鬼が笑おうと天狗が爆笑しようと、既に私の来年の目標、というか、為すべきことは決まっております。 何をおいても、強い体を手に入れる。これが一番の願いであり目標です。 noteでも今年は病気の報告を二回もしておりまして

乙姫つるる、布拉格にて某氏に遭遇する。

ここのところ何がオチだか分からないものを連発しておりますが、本記事にて、無事つる・るるるさん著『羽ばたく本棚』がチェコに住む浦島Ru太郎のもとに届いたことをご報告いたします。 ご本については、こちら↓ noteで読めるものもたくさん収録されていますが、書き下ろしがすごい!とき子さんゲストのエッセイがすごい!座談会は音声じゃなくて文字起こしをぜひお勧めしたい!鶫さんと私の扉絵も見てほしい! ということで、まだお手元にお持ちでない方、ご購入はこちらから↓ 実は私のところに

浦島、玉手箱を手に帰路に就く。

あんなにドキドキワクワクソワソワした日本滞在も終わりに近づき、ワタクシ浦島Ru太郎、明日14日の夜、再び翼付きカメさんに乗って、チェコに帰ります。 9月10日に行われた文学フリマ大阪に参加した人間としては、その報告を記憶も新鮮なうちに書くべきなのだと思いますが、どうも私という人間はそういう体験談を順序立てて綴るのが向いていない根性なしのようです。 しかし、文フリについては私がお手伝いしたブースの店主、つる・るるるさんととき子さんがみっちりアツーい記事を書いてくださっていま

浦島、お江戸にて乙姫に導かれる。

ご報告遅れましたが私浦島Ru太郎、乙姫から授かった鶴の翼を駆使したカメさんに乗って先週末、無事日本上陸いたしました。 四年ぶりの空の旅ということで、道中いろいろ面白いことはあったわけですが、皆様にとっては本当にどうでもいいことばかりだと思われるので……端折ります。 実家は愛知県東部ではありますが、羽田空港に降り立ったので、一晩ホテルをとって、東京に留まることにしました。 というのも浦島、日本の地に足を踏み入れた翌日、乙姫つるることつる・るるる嬢とおデエトのお約束をしてい

浦島、出航前に蒸される。

こちらの記事↓の続き(?)です。 日本にいる皆様が酷暑で大変なことになっている最中に、七月末から変に涼しくなってしまっていたチェコ(と、たぶん周辺諸国。) 先々週は、最高気温18℃もないくらいで大雨の中、野外テント下で震えながら書道ワークショップを開くという、酷暑とはまた違った酷な状況に置かれたりしていたのですが(しかも参加者もまばらだった…あの状況で仕事が少ないというのも、時間が遅く過ぎるので辛いものがありますな。) 夏はもう終わったのか?!と思いきや、ここ数日また暑

浦島、帰郷する(予定)。

ということでワタクシ浦島Ru太郎、今月末に一時帰国いたします。 八月末から九月中旬までの滞在予定。 そんな、noteでいちいち告知せんでも、コッソリ来て、コッソリ消えればいいじゃん、と思われるかもしれませんが、実はnote上では既に七月の時点で二回もお知らせいただいています。 へ、KaoRuが文学フリマ大阪で、売り子するって、書いてあるで?! 「オイオイ、文フリ大阪で売り子するために帰ってくるのかよ」と思われたかもしれませんが、さすがにそのためだけと言うわけではなく、老

究極の基準はいつでもア・ナ・タ

週末、久しぶりに体調を崩しておりました。 去年のcovidを除けば、こんな典型的な風邪、何年ぶりだろう?っていうくらい久しぶり。 29日土曜日の午後、鼻水が止まらん、夜中に右半顔が痛くてたまらん、そんな感じで30日朝起きたら頭痛がすごい。 で、熱を測りたかったんですが、これまた我が家には壊れた体温計しかない。 どんな風に壊れているのかと言うと、実際の熱よりも1℃前後低く表示する、という何ともいい加減なヤツ。 そこでパートナーが「自分の平熱は36,5℃くらいだから、まず私が計

小部屋の居心地は最高だったという報告書

なんとなんと、この私が音声配信のゲストにお呼ばれするという信じられないことが起こりました。 しかもピリカさん率いるすまいるスパイスのとき子の小部屋へ招待されてしまいました! 「とき子の小部屋」というからには小部屋の主はもちろんとき子さん。 音声配信のリンクや内容の詳細はぜひとき子さんの御記事からどうぞ。 そして収録にご一緒してくれたのはMarmaladeさん。 「音声配信のリンクはとき子さんの御記事からどうぞ」なんて書いてしまいましたが、私という人間に興味のない方にはつい

カプチーノシャワーを浴びた日

嘘みたいな本当の話。 初めて見ました。薄茶色の白い泡、もしくは白い泡を伴った薄茶色のしぶきが自分に向かって飛んで来るのを。 マンガでは誇張してありますが。 実際は頭にはかかりませんでしたが、私のパーカーと隣の椅子に掛けてあったコートはボツボツにやられました。 コートは完全防水なので、すべて水玉となって表面に残っており、すぐにティッシュで取り除くことができましたが、パステルカラーのピンクとグリーンのパーカー(注:おニュー)は帰ってからシミ取り設定で二度洗い。 ご婦人も 「こ

年末だから年末らしく2022年の振り返りnoteを投稿してみる

noteを始めた当初から去年のクリスマスに「かしゅたん&パツキンスキー」を考案するまで、私がnoteで発表するマンガは自分が主人公で見えない存在と対話している形式を取っている四コマのみでした。 かしゅたん&パツキンスキーもその後そんなに活躍する機会もなく、やはり私が何か言いたいことが出てくると四コマにして訴えるマンガが続いていたのですが。 その四コマも、最後に描いたのは10月初旬。 では私はnoteで何を描いていたのかというと、8月にキャラとして考案して以来だんだんと登